2008年08月12日
三笠書房
発売日:2008-01-21
本は10冊同時に読め!
本を読まない人はサルである!
とストレートパンチでタイトルが投げかけてくる。
10冊同時にですか…
とプレッシャーを感じつつ
まぁ著者の成毛氏の主張を聞こうではないかと
当初拒絶していたが読む気になった本。
その名は
「本は10冊同時に読め!」です!!
【FROM 紀伊国屋】
amazonには
ないので紀伊国屋にはこうあります。
本は最後まで読む必要はない、仕事とは直接関係のない本を読め、読書メモはとるな―これまでの読書術の常識を覆す、画期的読書術!あらゆるジャンルの本からの情報を組み合わせることで、新しいアイデアが生まれる。
「すき間時間」で本を読むことで、集中力が増す。
どこを読み飛ばすのかを判断していくことで、決断力と情報収集力が身につく。
本を10冊同時に読めば、10倍人生が面白くなる。
とあります。
↓
【本書にぶつける悩MENU】
帯に書いてあった
・一石三鳥の読書術とはどう役立つか
とこんな視点で読み進めたいとおもいます。
【目次】
本は10冊同時に読め!
第1章 仕事も生活も劇的に変わる!―「速読」かつ「多読」の読書術(「超並列」読書術とは何か?;なぜ1日に何冊もの本に目を通すのか? ほか)
第2章 一生を楽しみつくす読書術―人生は、読書でもっともっと面白くなる!(「生きた証」を残せなければアリと変わらない;人生は遊ぶためにあり、仕事も道楽のひとつである ほか)
第3章 「人生を楽しむ力」と「読書量」―忙しい人ほど本を読んでいる!(「自分の価値」は読書量で決まる;真っ先に切り捨てるべき時間 ほか)
第4章 まずは「同時に3冊」から!―実践!「超並列」読書術(自分にとってのいい本を選ぶための眼;1を読んで10を知る本の選び方 ほか)
第5章 「理屈抜きで楽しめる」読書案内―私はこんな本を読んできた!(私の生き方・考え方を変えた本(少年〜青年時代編)
私がもっとも感化された本(社会人編) ほか)
旅の果てに何をみるのか…
「本は10冊同時に読め!」について
紐解きましょう!
今日も応援ありがとうございます。


【紐解き】
■速読かつ多読
◇超並列読書
-1日何冊もに目を通す、あちこちにおいておく
◇クリエイティブ・クラス
-自分の頭で考え行動する
・アイデア
・実行力
・問題解決能力
・コミュニケーション
◇情報
-3冊同じ情報の本があればまぁ正しいとは思う。
鵜呑みにしないこと。
◇地頭がいい人、悪い人
-地頭は鍛えられない
3つ子の魂100まで、ただどこまで使いこなすかで変わってくる
◇人間すべてわかりあえる
-とは思わないほうがいい
国、環境で成り立ちがまったく違うから。
■読書でもっと面白くなる
◇生きた証
-残せないのなら、存在しなかったことと同じ
◇人生
-遊ぶため、みすみす働きアリになる必要があるのか?
◇女王アリ・働きアリ
-どちらになるか
◇成功本
-捨てよ
傘下に入って何になる
-イノベーション・革新的なことをすべし
-成功者の話に感動してあこがれているうちは庶民
◇本を読まない人間
-サル
品格がなく、想像力が無い
だから相手を配慮することが出来ない
-本嫌いとは付き合わなくていいんじゃない
◇目の前の些細なこと
-些細なことばかり見ていると些細な人間になる
-庶民から抜けるには生活感のない情報で頭でっかちになる
◇使える金
-全て本に
◇本
-読書に目的を持たない
■忙しい人ほど読む
◇忙しい
-誰も同じ、でも読め
◇テレビは捨てろ
-コントロールが難しい
◇二大ムダ
-行列・混雑
行列は2時間並んで価値があるか?見極めろ
◇自分の時間
-人に使わせるな
◇常にON
-寝るとき以外は常にONで
何か面白いことを考えろ
◇時間
-増やすのではなく、活かせ
1日40時間だと思え
-3年はがむしゃらに何かしろ
そして読書をやめるな
■超並列読書
◇1を
-読んで10知る
1冊5分でジャッジする
◇書評家
-参考になる書評家
松岡正剛
森山和道
福田和也←※適切なものが2ちゃんのリンクしかなかった…
◇本
-読む幅を広げる
どんと10冊大人買い
◇読者の質
-落ちる、良書が作られない、売れないから、そして良書がなくなる
◇メモをとらない
-記憶に残らないものはたいした情報ではない
そして本を傷つける行為をしたくない
◇読み始めは
-真っ白でいいのではないか
■こんな本を読んできた
◇読んできた本
◇感化された本
◇仮説力を鍛える本
◇人生の糧になる本
◇本
-捨てない・借りない・貸さない
★本は自分の歩んだ人生そのものだ
【感想】
感心することも
あれば、「おやっ」と思うことも多々ある本。
だがその疑問がなぜか、怒りに結びつくものではなく
そういう疑念を抱いて欲しいと著者が言っているのかな
本読み達へ
と伝えるメッセージかもしれない。
一番ずっしりきたのは今日のタイトルにもある
成功本を読むなということ。
これは一言に
『成功』という
言葉の定義が人それぞれ皆違うからだと思う。
金持ちになってでかい家住んでというのが成功だろうか
いい車にのって、いい女つくってというのが成功だろうか
何か革命を起して処刑されるが歴史に残るのが成功だろうか
そう、成功なんて決まっていない。
だから成功本というのは読まなくていいという比喩が
入っているのだと私は思う。
(だってそもそも本書、部類的には成功本のような…)
少なくとも無い知識よりは読んだほうが知恵が広がるのは間違いないから
かといって一冊読んで鵜呑みにするというスタイルは危険
鵜呑みにしてウハウハしている人はやっぱりそこまでだとは思う。
やっぱり自分の人生を生きているのであれば
何をやるにしたって
働きアリになるよりはクリエイティブクラスになることが
とても生きている価値観が上がり面白いのかなと思う。
あと読まない人間はサルであるといっているが。
私はこれはサル以下だと思う。
相手の立場を自分に置き換えてしまうと
電車の中で携帯電話とか、歩きタバコとか、
喫茶店で大声とかモラルに欠ける行動できないよ。
サルの社会にだってモラルはあるだろう…
読書をすればそういった教養を活かせることって多々
あると思うんだけどな…
ただ、頭でっかちにネガティブ想像を働かせすぎると
全然面白みも欠けてしまうのだが…
(私はこの部分がたまにあるので困る…)
けど、本質的に本を嫌いな人って日本人にはいないんじゃないかな
文化的にみても
だってマンガという老若男女に伝わる文化があるし
マンガを読まない子なんてなかなかいないじゃないか。
手塚治虫の火の鳥やブラックジャックが
学校の図書館においてあるのは凄く納得がいく
活字にしたって
読み方をしらないだけ。
国語の授業がそういったところを殺しているように思える。
読み方を知れば皆、本に興味を持つし、
希望も広がってくると思う。
「一石三鳥の読書術とはどう役立つか」
という私の質問だが
本という世界に没入すれば自分に必要なものは勝手に記憶に残り
血となり、肉となるということ
そして毎日少しでも本に触れて入れば自ずと読む速さも量も増えていくと
いうことではないか?
多読はまさに継続が力なりだ。
「本を傷つける行為はしたくない」
「本は歩んだ人生」
成毛氏が本当に読書を愛しているんだなと伝わったり
★一度しかない人生を楽しみつくすための手助けとなれば
と読書をする全ての人への配慮のツンデレぷりがたまらなかったりします。
メモしてもいいじゃん、読むのに目的を置いてもいいじゃん。
とにかく狭めず、広く本と触れ合うことが重要だ。
さて今日で私のブログも100冊目を突破!
一つの通過点だが本当に様々な本との出会いに感謝したい。
そしてまだまだ拙い文章だけど
毎回読んでくださる方々には本当に感謝。
今後も走り続けますので応援よろしくお願いいたします。



本日もお付き合いありがとうございました。
Presented by hiro
平凡会社員の「多読」成功術ブログトップへ戻る
■速読かつ多読
◇超並列読書
-1日何冊もに目を通す、あちこちにおいておく
◇クリエイティブ・クラス
-自分の頭で考え行動する
・アイデア
・実行力
・問題解決能力
・コミュニケーション
◇情報
-3冊同じ情報の本があればまぁ正しいとは思う。
鵜呑みにしないこと。
◇地頭がいい人、悪い人
-地頭は鍛えられない
3つ子の魂100まで、ただどこまで使いこなすかで変わってくる
◇人間すべてわかりあえる
-とは思わないほうがいい
国、環境で成り立ちがまったく違うから。
■読書でもっと面白くなる
◇生きた証
-残せないのなら、存在しなかったことと同じ
◇人生
-遊ぶため、みすみす働きアリになる必要があるのか?
◇女王アリ・働きアリ
-どちらになるか
◇成功本
-捨てよ
傘下に入って何になる
-イノベーション・革新的なことをすべし
-成功者の話に感動してあこがれているうちは庶民
◇本を読まない人間
-サル
品格がなく、想像力が無い
だから相手を配慮することが出来ない
-本嫌いとは付き合わなくていいんじゃない
◇目の前の些細なこと
-些細なことばかり見ていると些細な人間になる
-庶民から抜けるには生活感のない情報で頭でっかちになる
◇使える金
-全て本に
◇本
-読書に目的を持たない
■忙しい人ほど読む
◇忙しい
-誰も同じ、でも読め
◇テレビは捨てろ
-コントロールが難しい
◇二大ムダ
-行列・混雑
行列は2時間並んで価値があるか?見極めろ
◇自分の時間
-人に使わせるな
◇常にON
-寝るとき以外は常にONで
何か面白いことを考えろ
◇時間
-増やすのではなく、活かせ
1日40時間だと思え
-3年はがむしゃらに何かしろ
そして読書をやめるな
■超並列読書
◇1を
-読んで10知る
1冊5分でジャッジする
◇書評家
-参考になる書評家
松岡正剛
森山和道
福田和也←※適切なものが2ちゃんのリンクしかなかった…
◇本
-読む幅を広げる
どんと10冊大人買い
◇読者の質
-落ちる、良書が作られない、売れないから、そして良書がなくなる
◇メモをとらない
-記憶に残らないものはたいした情報ではない
そして本を傷つける行為をしたくない
◇読み始めは
-真っ白でいいのではないか
■こんな本を読んできた
◇読んできた本
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Amazy |
◇感化された本
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Amazy |
◇仮説力を鍛える本
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◇人生の糧になる本
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Amazy |
◇本
-捨てない・借りない・貸さない
★本は自分の歩んだ人生そのものだ
【感想】
感心することも
あれば、「おやっ」と思うことも多々ある本。
だがその疑問がなぜか、怒りに結びつくものではなく
そういう疑念を抱いて欲しいと著者が言っているのかな
本読み達へ
と伝えるメッセージかもしれない。
一番ずっしりきたのは今日のタイトルにもある
成功本を読むなということ。
これは一言に
『成功』という
言葉の定義が人それぞれ皆違うからだと思う。
金持ちになってでかい家住んでというのが成功だろうか
いい車にのって、いい女つくってというのが成功だろうか
何か革命を起して処刑されるが歴史に残るのが成功だろうか
そう、成功なんて決まっていない。
だから成功本というのは読まなくていいという比喩が
入っているのだと私は思う。
(だってそもそも本書、部類的には成功本のような…)
少なくとも無い知識よりは読んだほうが知恵が広がるのは間違いないから
かといって一冊読んで鵜呑みにするというスタイルは危険
鵜呑みにしてウハウハしている人はやっぱりそこまでだとは思う。
やっぱり自分の人生を生きているのであれば
何をやるにしたって
働きアリになるよりはクリエイティブクラスになることが
とても生きている価値観が上がり面白いのかなと思う。
あと読まない人間はサルであるといっているが。
私はこれはサル以下だと思う。
相手の立場を自分に置き換えてしまうと
電車の中で携帯電話とか、歩きタバコとか、
喫茶店で大声とかモラルに欠ける行動できないよ。
サルの社会にだってモラルはあるだろう…
読書をすればそういった教養を活かせることって多々
あると思うんだけどな…
ただ、頭でっかちにネガティブ想像を働かせすぎると
全然面白みも欠けてしまうのだが…
(私はこの部分がたまにあるので困る…)
けど、本質的に本を嫌いな人って日本人にはいないんじゃないかな
文化的にみても
だってマンガという老若男女に伝わる文化があるし
マンガを読まない子なんてなかなかいないじゃないか。
手塚治虫の火の鳥やブラックジャックが
学校の図書館においてあるのは凄く納得がいく
活字にしたって
読み方をしらないだけ。
国語の授業がそういったところを殺しているように思える。
読み方を知れば皆、本に興味を持つし、
希望も広がってくると思う。
「一石三鳥の読書術とはどう役立つか」
という私の質問だが
本という世界に没入すれば自分に必要なものは勝手に記憶に残り
血となり、肉となるということ
そして毎日少しでも本に触れて入れば自ずと読む速さも量も増えていくと
いうことではないか?
多読はまさに継続が力なりだ。
「本を傷つける行為はしたくない」
「本は歩んだ人生」
成毛氏が本当に読書を愛しているんだなと伝わったり
★一度しかない人生を楽しみつくすための手助けとなれば
と読書をする全ての人への配慮のツンデレぷりがたまらなかったりします。
メモしてもいいじゃん、読むのに目的を置いてもいいじゃん。
とにかく狭めず、広く本と触れ合うことが重要だ。
さて今日で私のブログも100冊目を突破!
一つの通過点だが本当に様々な本との出会いに感謝したい。
そしてまだまだ拙い文章だけど
毎回読んでくださる方々には本当に感謝。
今後も走り続けますので応援よろしくお願いいたします。



本日もお付き合いありがとうございました。
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1. 本は10冊同時に読め!―生き方に差がつく「超並列」読書術 本を読まない人はサルである! (知的生きかた文庫 な 36-1) [ 書評リンク ] 2008年08月13日 08:41
書評リンク - 本は10冊同時に読め!―生き方に差がつく「超並列」読書術 本を読まない人はサルである! (知的生きかた文庫 な 36-1)
コメント一覧
1. Posted by シノ 2008年08月14日 00:23
多読によって知識が増え、増えた知識が既存の知識がつながることで、さらにアイデアが、思考が加速する。。。
こういう多読・速読の考え方を持っているので、この本はとても興味深いです♪
こういう多読・速読の考え方を持っているので、この本はとても興味深いです♪
2. Posted by hiro 2008年08月16日 01:09
>シノさん
コメントありがとうございます!
多読・速読の本はいっぱいあると思いますが。成毛氏の本は著者の経験の重みを表しているのかなと思います。
シノさんのような考えをお持ちなら
きっとマッチするはずです!
是非、読んでみてください!
コメントありがとうございます!
多読・速読の本はいっぱいあると思いますが。成毛氏の本は著者の経験の重みを表しているのかなと思います。
シノさんのような考えをお持ちなら
きっとマッチするはずです!
是非、読んでみてください!