【行きたいお店がそこにある】106.新宿駅最後の小さなお店ベルク 井野朋也(著):あなたの人生が勇気に満ち溢れる555冊の多読成功術
あなたの人生が勇気に満ち溢れる555冊の多読成功術 ⇒ 読書【行きたいお店がそこにある】106.新宿駅最後の小さなお店ベルク 井野朋也(著)

2008年08月19日



日は
いい意味で期待を裏切りましょう!

下巻と期待していた方、明日までお待ちください。

今日はサラリーマン勉強島の藤井さん主催の
ビジネス選書読書会に行って参りました!

でそこで読んだ本がこちら
新宿駅最後の小さなお店ベルク」です!!

本書はもともと小飼弾氏のこの記事が元で
読んでみたくなったのですが

行く前に読むか、行ってから読むか
どっちにしようかなと思ったけど
もう読んでしまったので
今日はベルクについて書こうと思う

【FROM Amazon】
amazonにはこうあります。
ミシュランには載らない究極の大衆飲食店は、こうしてできた!! 新宿駅徒歩15秒!! 日本一の立地にあるインディーズ・カフェ「ベルク」。「新宿」らしさを残しつつ、時代とともに変化し、サバイブしてきた店の歴史とチェーン店にはない創意工夫、ユニークな経営術が、この一冊で全てわかる。個人店がどのように生き残るかのヒントも満載。

とあります。


【本書にぶつける悩MENU】
・個人店ならではの経営ノウハウとは
とこんな視点で読み進めたいとおもいます。

【目次】
新宿駅最後の小さなお店ベルク
まえがき 日本一の立地にあるインディペンデントな飲食店
  
1章 どこにもないファーストフードのお店はこうしてできた
お店の魅力をどのように出していくのか?
自分たちが毎日食べられるもの〜ベルクの商品開発
優秀な職人たちはお金では動かない
お店の雰囲気を作るのはインテリアではなく接客

2章 大手チェーンにできないことに価値がある  
非効率な食材と真剣に向き合う
ドイツ+フランス+イギリスのカフェ文化=新宿ベルク
壁を使って写真展をやろう!
店作りの楽しさを味わないのはもったいない

3章 本当は飲食店なんてやりたくなかった〜ベルク誕生ストーリー
店長の新宿放浪時代〜自分探しよりも場だ!
家族でお店を経営するということ
新宿をさまよい、新宿にたどり着く

4章 なぜベルクをはじめたのか?  
この壁を自由に使いたい!
純喫茶からの大改造
ビジネス=ライフワークと考えてみよう
女性が昼間からひとりでビールを飲んでいても違和感のない店にしたい
「大衆娯楽接客業」とは何ぞや?

5章 個人店が生き残るには?  
息の長い商売をしたい
薄利のインパクトで多売を可能にする経営
不器用なスタッフほど熟成していく
立ち退き問題と定期契約
個人店の時代がやってくる

解説 個人店に必要なフィロソフィ――押野見喜八郎(外食業コンサルタント)  
あとがき 本当の意味での隠れ家



さてさて私はベルクに行きたくなるのでしょうか
新宿駅最後の小さなお店ベルク」について
紐解きましょう!

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【紐解き】

■どこにもない
◇コーヒー・ビールがメイン
-早く・安く・うまく
 自分達が食べたいを基準に考える
 
-ヲタク
 専門家に舐められないくらいの知識が必要
 ヲタクになることが大切
 
-自分達が納得
 食べたいときに食べたいものを!

◇商品力
-インパクトが大切

◇個人店
-魅力
 過剰なこと
 ビールを1円でも安くすることが自慢の世界
 
-定番があってこそ
 たくさんのメニューを用意できる
 
-売りは自分の個性

◇優秀な人
-職人さんにしても従業員にしても
 お金で動かない、お嫁をもらいにいくかのごとくこまめに説得する
 
-パン
 売り切る
  だから保存料はいらない
  保存料を使うとどうしても品質が落ちる
  
-どこにもあるビール
 どうやって差をつけるか
  鮮度・注ぎ方、グラスの洗浄などの管理方法の徹底
 
-ギネス公認の方に指導いただく
 
◇雰囲気
-インテリアがすべてではない
 接客が大切
  その人にある不安を取り除く

◇経営者
-現場に立つべき
 そして経営は現場ではしない
 
■大手との差異
◇化学薬品
-味を硬くしてしまう
-料理は手で作る
 当たり前を当たり前にやる

◇店員
-仕事後、ビールを振舞う

◇ベルク
-ドイツ+フランス+イギリスのカフェ文化
 ただどれにもとらわれないコスモポリタン
 ベルクはドイツ語

◇色眼鏡
-色眼鏡は外す
 時には迷うこと、悩むこともあるが自分を確かめるいい機会だと
  
◇店づくり
-神経を張り巡らせて楽しむ

■なぜ始めたか
◇ビジネス
-一生モノ
 低価格、高回転という学び
 大衆に背を向けマニアックに
 ビートルズというバンド表現
 
 女性が昼から一人でビールを違和感なく飲める店
 
-クイックにこだわる
  だからセルフになる

◇大衆
-多種多様な人が集まりお客となることが大衆

 接客はお客が入って出て行くまでお客にお客様モードになってもらわないと意味が無い
 
■個人店が生き残るには
◇短期思考
-捨てる
 現場感覚を研ぎ澄まし
 常にありがとうを
  現場感覚は長期熟成

-コンサルタントのデータ
 データが絶対ということはないが
 目安にはなる
 
◇目立つ 
-目立とうとすると質は落ちるが積極的になる 
 ピンチに陥ったら個性にする

◇商売
-大胆でケチ
 このバランスが大切
 
◇すんだことは水に流す
-遅れてきた店員をしかったままムカムカするのではなく
 水に流すことが大切
 
◇原価率で目安
-気持ちよく買ってもらうことが大切

◇早期リタイア
-消費者に落ち着いておもしろいか?

★人間は誰しも不器用、お互い助け合う

★時間への反逆を
 一流のアスリートでも本当に恵まれているのは
  人生のある時期だけ
 
 物事を維持するというエネルギーをもつことが
 真の活力
 
★企業は短期的戦略に走るが
 個人点はまさに生き方だ



【感想】

かみのある本

だなというのが率直な感想。

本から井野さんがベルクというお店をとても大事にしていらっしゃること
そしてお客さんと接する

『現場』

の大切さが伝わってくる。

現場で経営するな。

という言葉からも分かるように
井野さんは現場に立つと経営者である前に

一ベルクのスタッフであり

『活気』

のために

こういう伝統あるお店
大衆から好まれるお店が

立退きなどの危機にさらされるのは悲しいことだが

私達が行ってみるというアクションを
起すことでお店が長く続くのであれば
行くべきだろう

壮大な宣伝のような気もするが

消費者としての我々が
『気持ちよく買える』

のであれば積極的に行くだろうし
そういうお店を個人店は目指すべきなのだろうと思う。

様々な職業にいえることはそのことに対して
マニアックになること


これって凄く重要で
マニアックでないと価値が無いのだなと思う。

ただ、入り口は多種多様な大衆を受け入れるために工夫する
必要があるのだが…


さて
個人店ならではの経営ノウハウとは
という私の質問だが

お客を楽しませる

という顧客満足度をねらうのは十分素晴らしい

それでリピータが増えてくれればお店としては成り立つ

しかしベルクが重要視しているのは

自分達が食べたいを基準に

ということ根本的に自分が楽しめなければ
物を売るという商売はできないのだな

という当たり前かもしれないけど
大事なことだと考えさせられた。

目先のお金だけを追うものが多い中

どんと腰を据えて長期的に戦う覚悟があるお店なので
是非、足を運んでみたいものである
(コーヒーは好きだしね。)



新宿駅最後の小さなお店ベルク 個人店が生き残るには? (P-Vine BOOks)

【読書会】

読書会で紹介されていた本を紹介しようと思います。

※早速独立自尊なビジネスリーダーへの道でnickさんが言及されておりました。
 仕事が早い!

エコノミック恋愛術
※恋愛と経済というコラボレーション本
 社内恋愛の経済効果や結婚には資産・リスクを考える必要があるとエコノミックな観点で主張
 ただ、これはあくまでも私の主観だけれども
 こんな打算的な恋愛はしたくないかも…と彼女もいない人間が言うことではないが。

エコノミック恋愛術 (ちくま新書 737)

マンション管理費はここまで節約できる―実例・年間1000万円の削減他
※自分の幸せに対してめんどくさがるのは日本人くらい
 あなたが払っているお金は本当にその通りに利用されているのか
 どうしてもっと考えない、動かないのだという内容が書かれています。
 住まいという問題を考えないのは確かにおかしいですよね。
 言われたとおりにしかお金を払えない人間にはなりたくないものです。
 
マンション管理費はここまで節約できる―実例・年間1000万円の削減他 (文春文庫PLUS)

The Angel Inside
※悩める青年が旅に出て
 謎の老人と出会い
 青年の世界が変わっていくというフィクションストーリーだが
 深層心理は現実世界でも応用可能なメンターリング手法がある
 というTTP(徹底的にパクる)がすぐに応用可能な一冊。
 最近、洋書が密かなマイブームなので是非読もう♪

The Angel Inside: Michelangelo's Secrets for Following Your Passion and Finding the Work You Love

3人の愛妻と大資産を手に入れた私の成功法則―精神力、経済力、性力を鍛えよ!
※もうタイトルがすごい
 3人の愛妻って…気になってしょうがないじゃないか。
 何をどうすれば成功できるということを経済的・社会的・精神的な自由の側面から描いている
 愛妻は3人いるかは別として自分の本気を奮い立たせるにはいいのではないかと思わせる一冊
 
3人の愛妻と大資産を手に入れた私の成功法則―精神力、経済力、性力を鍛えよ!

成功本はムチャを言う!?
※今回の大賞本
 最近の成功本は著者ができることに言及しているが
 あなたは続かないでしょうといった本
 成功本云々よりも自分を見極めて
 凡に徹することが運を引き寄せるみたいです。
 さようなら成功本になれるかも!?

成功本はムチャを言う!? (青春新書INTELLIGENCE (PI-209))

ニュー・リッチの王国
※お金もちの目線で世の中を見れる
 お金持ち系の本
 たまにはこういった世界に触れるのも感化するためには重要かと

ニュー・リッチの王国

あと気になった本





そしてまだ未読な方は是非
【学び稼げ】085.お金を稼ぐ!勉強法 藤井孝一(著)  

いや未来予想の話など非常に充実していた
いかに仮説を立てて行動するかが面白く生きるこつだなと思った。

今回もいっぱいいい気づきが得られました。

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本日もお付き合いありがとうございました。



Presented by hiro
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Posted by hiro at 07:51│Comments(2)  
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書評リンク - 新宿駅最後の小さなお店ベルク 個人店が生き残るには? (P-Vine BOOks)

コメント一覧

1. Posted by Nick   2008年08月19日 23:23
hiroさま

TBありがとうございます。
私は行ったことないので、今度ベルク潜入しましょう!
2. Posted by hiro   2008年08月21日 00:49
>Nickさん

コメントありがとうございます!
そうですね!ベルクに行って本書を読もうでも、本書を読んでベルクに行ってみようでもどちらでもいいと思いますのでまずは行動してみることが大切ですよね。

潜入してみます!

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