ゾウの時間 ネズミの時間 本川達雄(著) - 多読成功術154 様々な視点:あなたの人生が勇気に満ち溢れる555冊の多読成功術
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2008年10月27日



球には
人間以外にも無数に生物がいます。

この生物のバランスを考えると
奇跡だとしか思えなかったりするわけですが

今回ご紹介する本

ゾウの時間 ネズミの時間

という本です。

ゾウやネズミといった
サイズの異なるものに着目し
食事量・密度・器官のサイズ
などが生物学者の本川氏によって
まとめられ、
動物ごとの「時間」という概念について書かれています。

【本書にぶつける悩MENU】
大きさによった時間の流れとは?
という視点で読んでいきたいと思います。

【目次】
ゾウの時間 ネズミの時間
第1章 動物のサイズと時間
第2章 サイズと進化
第3章 サイズとエネルギー消費量
第4章 食事量・生息密度・行動圏
第5章 走る・飛ぶ・泳ぐ
第6章 なぜ車輪動物がいないのか
第7章 小さな泳ぎ手
第8章 呼吸系や循環系はなぜ必要か
第9章 器官のサイズ
第10章 時間と空間
第11章 細胞のサイズと生物の建築法
第12章 昆虫―小サイズの達人
第13章 動かない動物たち
第14章 棘皮動物―ちょっとだけ動く動物



それでは
ゾウの時間 ネズミの時間」について
紐解きましょう!



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【紐解き】

■サイズ
◇時間
-サイズによって時間は違う
 体重の1/4乗
 
-人
 成人男性88.8W
 標準的、

■進化
◇大陸
-「島」思想が大切

■比率
◇食事量
-大きいほど減る
 廃棄される
 
◇人口密度
-計算上
 ネズミくらいの規模しかない

◇行動圏
-一回で歩いて帰ってくると
 おなかがすくくらいが行動圏
 
■代謝率
◇飛ぶ
-滑空中はエネルギーは節約している

◇走る
-走行中は2〜3倍エネルギーを消費する

◇泳ぐ
-2倍くらいの消費

■車輪動物
◇回転
-エネルギー伝達を生物てきに軸に与える動きをするものが無いため
 車輪動物はいない

■器官のサイズ 
◇比例
-脳
 動物の脳のサイズはほぼ体に比例
 
-大きい
 大きいほどリスクに繋がる
 
■時間・空間 
◇時間
-人間が設定した誤り
 他の見方・様々な発見があった
 
■相手 
◇相手の論理
理解し、尊重する使命

-頭だけが大きくなりすぎるのは不幸の最大の原因

-時間は不変ではない
 世界観が違う
 


【感想】



タイトルのゾウの時間、ネズミの時間というタイトルで

てっきり、あぁ大きさが違うし、寿命も違うから
そういった時間間隔について書かれているのかなと思った。

予想は当たっていたけれどちょっと違っていたところが
逆に良かったのだけれど

僕の場合、実家にすんでいたとき、
もう亡くなってしまったのですが犬を飼っていました。

彼は13歳で亡くなってしまいました。

ただ、犬の1年は急速で1年で人間でいう20歳まで成長するそうです。

ここでおやっ!?と気づきました。

そう、そもそも人間以外の動物にとっては

24時間というものが生涯のペースに関係あるか
ということ。

最初に疑問に思った、
大きさによった時間の流れとは?という
ことにつながるのですが

動物によっても異なるし、人間によっても異なる
ということは
人間が彼らの時間を24時間という時間単位に変換して
物事を見ているということにすぎないこと。

誰しも思っているのかもしれないけれど
犬にしても、ネコにしても、鳥にしても
彼らには彼らの1生があるわけです。

時の流れは一緒かもしれないけれど

彼らの1日24時間と私達の1日24時間は
あきらかに異なるということ

生き物によって

いいえ

人間同士でさえ
異なる言語、異なる通貨などをつかっているのに

動物にだって彼らの時間があるわけです。

時間を変換して
という考えがこの本を読むまでなかったなぁ

時間については
人間様な考え方をしてしまったな…
と反省。

他にも食事量、人口密度などの考えが
生物学的に理に叶った説明をされているので
読み物としても面白いかもしれません。


ただ、僕に響いた本質は


相手を理解し、尊重し生きていくことが大切


ということですね。
人間だけでなく
生きとし生けるものすべてに。


ゾウの時間 ネズミの時間―サイズの生物学 (中公新書)

「ゾウの時間 ネズミの時間」から得た
【修寛化】
・時間を大切にする。
自分の時間はもちろんのこと 
相手の時間も更に大切に。

・広い視野を持つ。
生き物は人間だけではないということ
そのほかの動物を理解してあげることが
人間の努めなのではないかな。


【後記】
ブログをサボり気味です。

決して辞めるとかそういうのではないです。

仕事が繁忙期になってしまったのと
体調が思わしくないのと
と言い訳してみます。本当に申し訳ないですが
引き続き、楽しみに読んでいただけると
光栄です。


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最後まで、お付き合い頂きありがとうございました。



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Posted by hiro at 01:17│Comments(2)  
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1. ゾウの時間 ネズミの時間―サイズの生物学 (中公新書)  [ 書評リンク ]   2008年10月27日 09:37
書評リンク - ゾウの時間 ネズミの時間―サイズの生物学 (中公新書)

コメント一覧

1. Posted by Master   2008年10月27日 06:33
先日は83年会、お疲れ様でした!!
とても有意義な時間を過ごせたと思います。

また、『ゾウの時間 ネズミの時間』はいろいろなところで話題になりますねぇ。未読なので、読んでみようと思います。

あと、体調には気をつけてください!!ブログ更新よりも、体調を戻すことに専念されたほうが良いかと思います☆
2. Posted by hiro   2008年10月28日 00:19
>Masterさん
この間はありがとうございました!
こちらこそとても有意義でした!

本書は生物学と思いきや
深い本でした。
とてもおススメです。

体調は・・・気をつけます!

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