カリスマのつくり方 戸矢 学(著) - 多読成功術163 カリスマってそもそもなんだ?:あなたの人生が勇気に満ち溢れる555冊の多読成功術
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2008年11月08日

リスマ

何かに対して異彩を放つもの

決して
自称してはいけない

自称カリスマ(笑)

ほど悲しいものはいないから。

最近だとオバマ大統領
彼はカリスマ的ですね。

希望の光があります。

さて今日の本は
カリスマのつくり方

カリスマってそもそも作るものなのかなって思いますが…



【本書にぶつける悩MENU】
カリスマの条件とは?
という視点で読んでいきたいと思います。

【目次】
カリスマのつくり方
プロローグ あなた次第で神にも悪魔にも
第1章 カリスマ戦略──カリスマのつくり方、おしえます!
第2章 ブランド戦略──カリスマ性が、ブランド化の秘密!
第3章 メディア戦略──メディアがカリスマ性を伝道する!
第4章 戦略の果てに──カリスマ・メソッドに品格を!
エピローグ きみはカリスマになれるか?


さてさて、僕もカリスマ(笑)には
成りたくないので
しっかりとカリスマのあり方を学びたいと思います。

カリスマのつくり方」について
紐解こうとしましょう!



Let's enjoy Reading today!!
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【紐解き】

■カリスマ戦略
◇本来のカリスマ
-宗教の教祖
 ビジネスに移すと社長
 
◇顔
-明確さが第一条件
 残念ながら判断される事実
 
-メイクで化けることができる

-目指すべきは
 良い経験をしてきた顔

◇口ひげ
-地味さを引き立てる
 伊藤博文やヒトラーなどがまさに
  
◇姿勢
-ぺこぺこしない
 侍スタイル
  後ろに反れるくらい伸ばす

◇内幕
-クリントン
 参謀心理不安定
 普通すぎる部分をみせつけない

◇オバマ
-スピーチは鍛錬の賜物
 発生と滑舌
 
◇肉声
-非カリスマ的なぼそぼそでも
 松下幸之助などはそう。

■ブランド
◇法則
-カリスマ → 神話 → ブランドのサイクル

◇企業理念
-松下などは神話
 
◇屋号
-コカコーラやマクドナルドの世界進出をみると
 ヒトラー以上なのでは
 
◇ディズニー
-株券までキャラクター
 信者にとっては最高のごほうび

◇日本
-信長

-東京
 天皇+徳川のブランド力

◇パーべニュー
-成り上がり型カリスマに必要な素養
 親愛感、連帯感、教養、支援
 ただし、叩かれやすいので
 両刃の剣を理解する。

◇ノーブル
-貴人、貴種

■メディア
◇経営理念
-カリスマコミュニケーションドメイン
 株主、従業員、市場、社会
  
◇マスコミ
-宣伝・広告、広報につかう

◇カリスマの鉄則
-顔・歩き方・ファッション・スピーチ・神話・ブランド・言語体系
神殿・参謀・メディアミックス・ターゲットは全方位

◇カリスマ失墜
-経歴詐称・責任回避・傲慢・虚偽・尊厳を損なう告白
 ネガティブキャンペーン・デマゴギー
 
■戦略の果て 
◇ノブレスオブリュージュ
-高貴なる義務
 白洲次郎

◇プリミティブな正義感
-素朴な正義感
 日本が敗戦したときに
 常識をマッカーサーに解いた
 「我々は戦争に負けたのであって、奴隷になったわけではない」
 
◇プリンシブル
-「原理・原則」
 日本には武士の原理・原則があった。
 主張すべきことは主張すべきである。

◇カリスマの品格
-善悪を決めるのは法律ではない
 白洲次郎というカリスマが参謀をしたおかげで
 吉田茂というカリスマが生まれた
 
 カリスマは「神の救済」にもなれば「悪魔の誘惑」にもなる


【感想】

リスマの存在
歴史の中には必ずこういう人たちの活躍がある。

宗教においては必ずカリスマという神が存在する。

歴史の流れどおりいくと
今後もカリスマ、救世主というのは必要不可欠のように見えるが
本当にそうだろうか?

今の時代は残念ながら
頑張れば成果もでるし
サボればそれだけ廃れる

学べる環境にいる人たちは
自力で学んでいかなくてはならないのも
事実だと感じる。

しかし、学べない人たち
途上国の人たちはどうだろうか?

本やネットというものが自由自在に出回っているわけではないので
勉強する手段がない。

これはあまりにもフェアではない

その上彼らに奴隷のような仕事をさせて…

そうしてしまうと彼らは神にでもすがるしかなく
自分で何かしたくてもできない
まさにカリスマに頼らざる負えない状況になる。

こういった国に関しては外部の力
つまりカリスマの力が必要になってくる可能性はある。

日本だったらどうだろうか。

例えば凄く家が貧しくても
人と比べさえしなくては
水道の水だって飲めるし、
図書館に行けば本だってある。

公共機関に行けばネットもつなげる
確かに時間的制約があるので
厳しい部分もあるかもしれないが

なんと環境に恵まれているのか
と思えばなんとかなるのではないか?

後は己の欲望に克つか負けるかで
人が裕福なのはその人が綺麗にしろ
汚いにしろ。生きるためのツールを学んだということだ。

正直、カリスマの出現なんて待っているよりも
己を磨いて、明日楽しく生きるために切磋琢磨
したほうがよっぽど楽しい人生だと思うのだが…

それでも、私は悲劇の王子様、お姫様と思う人は
1ヶ月テレビをつけない、新聞をよまない
という生活をしてみて欲しい。

情報は本とラジオのみ。
世界がちょっと変わるよ。
周囲の目を気にしなくなるし。

こうなればカリスマってあんまり関係ないんじゃないかって思う。
少なくとも自分の分野に関しては。
(歴史的偉人とかはもう亡くなっているのでカリスマと呼ばざる負えないが)

さて、最初の質問の
カリスマの条件とは?
という疑問に対してだが

今後出てくるカリスマは
間違いなく特異な人だと思う

アメリカ大統領のオバマ氏は
人種差別の中、初の黒人大統領という
偉業を成しえた。

それはきっと彼のハングリー精神であり。
本当に信念からアメリカ国民を立て直そうとしている。

だからこそ
『Yes,We can』なのかなって。

でもやっぱりカリスマは今後、僕は不要だと思う。

一人、一人が違う、それぞれがカリスマ」と意識するべきだと思う。

一人一人がカリスマなら

その人たちが力を合わせれば

皆が皆、何かに対してカリスマなものを持っていれば
それぞれが協力しあい、

weになり

人間が今まで無し得なかったことができるようになるのではないかな。

だから、カリスマというのが正義にも、悪にもなるということを
しっかり理解して己を磨いていこう。


一人のカリスマに頼っているだけでは
歴史がただ繰り返されるだけ…

そろそろ新たな局面を迎えることが必要なのではないか?


カリスマのつくり方 (PHP新書 541)

「カリスマのつくり方」から得た
【修寛化】
・一番になろうが、参謀になろうが関係なく
 自分のプリンシブルな主張は主張する
 
・生きる本質を常に考えて行動する。
 経歴詐称・責任回避・傲慢・虚偽・尊厳を損なう告白
 ネガティブキャンペーン・デマゴギーなどはご法度
 
・取り入れるものは取り入れる
 姿勢・歩き方を意識
 発生と滑舌練習をする。
 
 
【関連書籍】
・本書の参考資料で気になったもの
続・わが闘争―生存圏と領土問題 (角川文庫)神道と日本人現代広告論 (有斐閣アルマ)
新しい広告風の男 白洲次郎 (新潮文庫)プリンシプルのない日本 (新潮文庫)
Amazy


【後記】
読書会で読んだ後
補足のために再読

白洲次郎という人に非常に興味が沸く本。

ただ、カリスマって善・悪どちらにでもなりうるし
存在するものだね。

そしてカリスマ、出てきてほしいが
いつでてくるのかわからないし
それまではひたすら自分で生きる手段を学んだほうがいいと思う。
切実に。

神頼みとかしたくなるけどね。
人間よりどころが必要だから…

※ちなみにカリスマ(笑)というのはゲームの登場人物です…
 本当にどうでもいい…


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最後まで、お付き合い頂きありがとうございました。



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Posted by hiro at 23:20│Comments(0)  
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