2008年11月14日
最近(といっても1900年代に入ってから)
盛んに研究された
と思われがちです。
ただ、江戸時代にも似たような
というかM&Aなどを実施していた!
というのを伝えてくれるのが今日の本
「江戸商人の経営」
【本書にぶつける悩MENU】
・江戸時代に行われていた経営方針とは?
という視点で読んでいきたいと思います。
【目次】
江戸商人の経営
プロローグ 市場経済システムと競争が経済発展をもたらした
第1章 江戸時代の経済ダイナミズム―市場経済システムの高度な発達
第2章 競争の実際―ビジネスチャンスの飽くなき追求
第3章 競争を勝ち抜くために―競争を通じた企業の発展と継続
第4章 官と民の付き合い方
エピローグ 競争と公のバランス
ん〜江戸時代の経営
明治維新の頃の亀山社中とかはわかりますが…
いったいどんなものがあるのでしょうか。
それでは
「江戸商人の経営」について
紐解きましょう!
Let's enjoy Reading today
■江戸経済
◇天下譜請・参勤交代
-天下譜請
資金、資材、人員、大名、石高、供出、工事、薬務
というローテーションの基行われていた。
-参勤交代
地方が集まるので江戸の街は潤った。
◇三都
-京都
工業都市
西陣織
-大阪
天下の台所
為替取引が行われてた。
-江戸
全国から集まる場所
+長崎の貿易
◇通貨統合
-金・銀・銭
変動相場制
-職人
賃金は銀建て
-遊郭
金建て
と差異があった
■競争の実際
◇商人の移り変わり
-家康時代
御用達の特権商人
遷移して老舗へ
◇問屋株仲間
-ルール
承認の元加入できる
◇競争の姿
-現代と変わらない
スピード・コスト
◇農業
-移り、確立に躍起に
■勝ち抜く
◇CSR(社会的責任)
-江戸市場
市民権の承認が絶対
◇M&A
-問屋株仲間
譲渡の元、承認
-既存と新興業者の争い
-新規参入業者が多かった
◇提携
-盛んだった
アセンブラーやサプライヤーによるもの
木綿問屋と呉服問屋が協力するようなこと
■官と民
◇幕臣
-お受験制度があって必死
◇金利
-民間企業から生まれた
◇抜荷
-盛んに行われてしまった。
禁止事項となった
◇水道事業
-都営水道は家康の入府の時代に確立
江戸前半には確立していた。
◇明治維新
-断絶システムなかった
江戸時代に培われた土俵が礎となっている
◇戦後日本
-経営原則
別の原則によって支配
【感想】
江戸時代の
経済の流れや
商売の成立の方法が書かれていて
なかなか興味深く読むことができた。
戦いが少なくなり
そのエネルギーを勉学という方向に
向けられたから技術発展したのかな
なんて思ってしまうが、
変動為替市場って原理だって
実は江戸時代は日本国内で
江戸と大阪で賃金が異なったり
職によっても払われる対価が
決まっていたみたいなので
金・銀・銭と通貨が統合されたのはいいけれど
国内で為替変動が発生してしまうという
これを今の国内に置き換えたら
不便だわね…
ややこしくなるし、
円に統一されたことには感謝しないと
なんて思ってしまう。
それにしてもM&Aという行為時代が
江戸時代から行われていた
というのは言葉にすると難しいだけであって
実を考えると、あぁなるほど
なんて思えてしまう。
今でこそ
談合とかで行われていて
(メディアの伝え方が悪いのかもしれないけれど)
昔は信用を重んじて
仲間で承認して
企業売却、買収という形がとられていたのだな
今と仕組み的には変わらない
動きをしていたのだなと感心した。
そう、最初に疑問に思った
江戸時代に行われていた経営方針とは?
という答えが
今から400年前に形は違えど、原型があった
ということ。
企業の提携だってそう。
本文中にも書いてあったけれど
木綿業者が呉服業者と提携するということは
製造の過程にいちいち商売が発生しないので
すごく利に叶っているし
現在でもこういうことは行われている。
(あえてアウトソーシングにする場合もあるけれど)
と感心させられる一方
んっ!?
と思ってしまう。
ネガティブになるかもしれないけど
400年前と変わっていないの?
ということ。
もちろん技術面や物質的には大幅な
というよりもものすごい進歩を遂げているのは
誰の目にも写る。
こうして本来紙に書くという行為も
ペーパーレスでビットとして表示されているわけで
危惧するのは
信用という部分
昔は武士道ではないが
筋を通すというものを重んじていたと思う。
(中にはずるがしこい越後屋とかもいたのだろうけれど)
そういう心
失われていないにしても
減っているのも間違いない
その上に成り立つ信用ってなんなのだろう?
世の中善悪
でなりたっているのでしょうがない
といってしまえばそこまでなのだが
やっぱり人間として生きる以上
大切にしないといけない誠実さとか素直さ
必要なのかなって思う。
温故知新ではないが
伝統を大切にしつつ
新しいものへ果敢へ挑む
心構えを持ち続けよう。

江戸商人の経営
【修寛化】
・M&Aなどの経営に関わる本を読む
・明治維新時のビジネスもあるのでは
とその関係の本を調べる
【後記】
水道局のことが
頻繁に書かれているとおもったら
著者の鈴木浩三さんは
東京都水道局職員部労務課長という肩書き
なるほどと納得してしまいました。
過去と現在を比較する本
って革新的アイデアはなかなか生まれないかもしれないけれど
過去をひねって使うには面白い題材ですね。
最後まで、お付き合い頂きありがとうございました。
Presented by hiro
平凡会社員の「多読」成功術ブログトップへ戻る













