メガヒットの「からくり」 安部徹也(著) - 多読成功術169 どうすればメガヒット??:あなたの人生が勇気に満ち溢れる555冊の多読成功術
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2008年11月18日

ーケティング

モノ、ヒト、カネがある以上

どうしても必要になってくる力です。

今日の本はそんなマーケティングについて書かれた本

メガヒットの「からくり」



という本です。

【本書にぶつける悩MENU】
何をどう考えればメガヒットがうまれるのか
という視点で読んでいきたいと思います。

【目次】
メガヒットの「からくり」
第1章 マーケティングと恋愛の共通点とは?―マーケティングって一体何?
第2章 なぜ、表紙を変えただけでヒットしたのか?―「誰に売るのか?」を決定する
第3章 なぜ、『Wii』は世界を席巻したのか?―「何を売るのか?」を決定する
第4章 なぜ、『PS3』は赤字でも販売したのか?―「いくらで売るのか?」を決定する
第5章 なぜ、『雪国もやし』が売れたのか?―「どのようにして売るのか?」を決定する
第6章 なぜ、『男前豆腐店』はブランドになり得たのか?―顧客との長い良好な関係を築く仕組み


WiiとPS3の比較から
はたまた「雪国もやし」や「男前豆腐店」まで
どんだけ幅広いマーケティングを教えてくれるのでしょうか?

それでは
メガヒットの「からくり」」について
紐解きましょう!



Let's enjoy Reading today
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【紐解き】

■マーケティングと恋愛
◇相手
-マーケティングと恋愛は似ている
 恋愛はもっと相手を知りたいと思うし
 もっと趣味とか、付き合っている人はいるのか
 等と考える。
 
 マーケティングも一緒で
 どのような商品をお客様が望んでいるか
 
 そして両方ともWIN-WINの関係でなければいけない
 
◇戦略と戦術の違い
-戦略は目標を達成するための方法を考えること

-戦術は目標を達成するための具体的な方法

◇勝つためのポジション
-リーダー
-チャレンジャー
-フォロワー
-ニッチャー

■誰に売るのか?
◇敵を知る
-敵を知り己を知る

-独自の切り口を絞る

-自分の強みを
 ターゲッティング
 
 人間失格とデスノートのコラボ
 
◇PEST
-P(政治)

-E(経営)

-S(社会)

-T(技術)

■wiiのヒット
◇顧客
-顧客は商品のサービスを求めていない
 機能の良し悪しで選ばない
 
-製品は生き物

■PS3は赤字でなんで発売したか
◇発売方式
-コストプラス式
 そのもの自体で粗利を稼ぐもの
 
-価格マイナス式
 ハードウェアでなく
 ソフトウェアで元をとろうという方式
 
-PS3はまさに価格マイナス式で
 本体は10万円相当なので
  ソフトを売らないと回収できない
  
◇高価なものをコストプラス式
-鼻セレブというティッシュ
 限定○○個などをつけたり
  ティッシュで限定などと取り組んだ成功例もある
  
◇価格イノベーション
-他業界から得ることも大切

■雪国もやしが売れた
◇もやし業界
-誰に、何を、いくらで、知ってもらうというのが大切
 雪国もやしはプロモーションが上手かった
 
-AIDMA戦略
 A(Attention)
 I(Interest)
 D(Desire)
 M(Memory)
 A(Action)
 というフレームワークに
 
◇TSUBAKI
-資生堂の一点集中
 SMAPの曲
 黒髪の豪華女優人
 
 プラス一般の女性で共感
 江戸時代に培われた土俵が礎となっている

■男前豆腐はなぜ売れたか 
◇豆腐業界
-ブランドとして
 トンガッた
 
-ブランドばかりに頼りすぎると
 プロセスが崩壊してしまう場合もある

◇過度の期待をしない
-5分かかるものに対して
 2〜3分お待ちくださいといわれて2〜3分過ぎて待たされるのと
 10分お待ちくださいといわれて5分まつのではどちらがいいだろうか
 
◇自ら利益を得る
-他との差別化

-信頼を得ること

◇自分の目標
-確実に達成していく上でも
 自分の人生をマーケティングしていくことは重要である。


【感想】

白い
この本を読んでの率直な感想だ。

何がすごいかというと
実例の量が凄く豊富だということ

wiiとPS3が特に目立つ事例としてあげられているが
Wii(「Wiiリモコンジャケット」同梱)
PLAYSTATION 3(80GB) サテンシルバー(グランツーリスモ5プロローグSpecIII同梱)

性能的にはwiiとPS3の差は圧倒的にもかかわらず
顧客のシェアとしてはwiiが圧倒的

この現象は要は
今までゲームなんかやらなかった人たちにも受け入れられて
ゲームに対する顧客の幅を変えられたというのが
上手く行った成功事例としてあげれれる。

逆にPS3はCellというすばらしいプロセッサ、ブルーレイディスクなど
最新の機器を搭載して機械としては素晴しいのだが

コアユーザ以外は59800とかいう値段についていけないという部分もあり
結果的にソニーは任天堂に勝てなくなったという現象が発生したわけだ。

ただ、この戦いは
DVDという媒体を爆発的に広めたPS2の成功に縛られた結果
とプレイステーションに苦汁を飲まされた
ニンテンドウ64などの結果なのかもしれないなんて思えもする
これを考えると任天堂が堕落し、ソニーが再び頑張る時代もくるのか
なんて思えてしまう。

とゲームについて語ってしまったが
このほかにも

・1缶10円のコーヒー
・書店に買ったAmazon
・宣伝などなかったところに意表をついた「雪国もやし」
・広告という一点突破で成功した資生堂のTSUBAKI
ツバキ シャンプー550ml
・「男前豆腐」がトンガッたおかげで売れた
・デスノートの小畑健氏が書いた表紙の
 太宰治の「人間失格」
 人間失格 (集英社文庫)


などと本当に多岐にわたって
色々な分野のことが事例として書かれていたため
読みものとしても非常に面白いと思えた。

さて、最初に疑問に思った
何をどう考えればメガヒットがうまれるのか

という答えが
自分のポジションを見て(会社を判別し)特化させる
ということなのではないかなと思います。

マーケティング戦略で
マトリクス上に
置いて

自分の立ち位置をみるのは
手段としてはオーソドックスですが

そのオーソドックスの中から
いかに自分が

リーダーで攻めるのか
チャレンジャーとして戦うのか
フォロワーとして生きるのか
ニッチャーで隙間をねらうのか

とまず自分をみることが凄く大事なのかなと。

これは本書にも書いてありましたが
マーケティングに限らず

自分の人生においても

目標を達成するうえでは
自分を知らないと
何も見えないので

まず、マーケティングといわずとも
自分のポジション

自分がどういう人間で
何ができるのかな
と分析始めるところからで
いいのかな

なんて思いました。

マーケティング深いですね。





メガヒットの「からくり」
【修寛化】
・自分を読む
 自分は何ができる人間で、どういった強みを
 持っているのかを明確に理解する。

・ブログで考えてみる
 いま、このブログはどういうニーズがあるのか
 他に重点的に伸ばせるところは無いかなどを
 考えてみる。
 
【後記】
久々の朝更新。

さすがに昨日は(今日)3:00くらいになってしまったので
ぎりぎりの起床時間になってしまいました…

きちんとバランスをとらねばいけませんな。


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最後まで、お付き合い頂きありがとうございました。



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Posted by hiro at 07:37│Comments(0)  
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