ロングテールの法則 菅谷 義博(著) - 多読成功術172 80対20の先の話:あなたの人生が勇気に満ち溢れる555冊の多読成功術
あなたの人生が勇気に満ち溢れる555冊の多読成功術 ⇒ 読書ロングテールの法則 菅谷 義博(著) - 多読成功術172 80対20の先の話

2008年11月20日

80対20の法則

はあまりにも有名です。

以前紹介した本を詳しくは読んで頂きたいのですが

20の努力が80の成果を生んでいるという
法則ですね。簡単に言うと。

ただ、これはあくまでも
個体数がとれている場合に限ります。

今日の本は
ちょっと焦点を変えた先にある層を見る

ロングテールの法則」です。

80対20の法則を覆す ロングテールの法則
東洋経済新報社
発売日:2006-02-24
おすすめ度:4.0




【本書にぶつける悩MENU】
ロングテールという層は何を表してるのか?
という視点で読んでいきたいと思います。

【目次】
ロングテールの法則
第1章 ロングテールの法則
第2章 ロングテール戦略
第3章 戦術レベルでのロングテール
第4章 ロングテールを体現する企業たち


数値化されていない現実を見るために
80:20はもちろん大切ですが

それに付随して大切な法則

ロングテールの法則」について
紐解きましょう!



Let's enjoy Reading today
人気blogランキングrainbowにほんブログ村 サラリーマン日記ブログ 平凡サラリーマンへ



【紐解き】

■ロングテールの法則
◇80:20
-確かに自然界に当てはまる

-ただし、その他については『切捨て』をしている

◇コミュニケーション
-コストがかかる
 ネットやwebによりコストゼロにコミュニケーションも限りなくなってきている
 
◇一度も売れないもの
-先にあるものが実は90%
 まさにロングテール
  
■ロングテール戦略
◇絞り込まない
-マーケットを絞り込まない
 自動化したもの
 
◇マクドナルド
-「ポテトはいかがですか」と聞くこと
 聞くことによって売り上げは確実にアップしてる
 
◇行動
-売り上げ向上に「役立つ」ものと「役立たない」ものがある

◇売れる「仕組み」
-誰もが「営業」できる
 上手くいったものを残し
 失敗したらやめればいい

◇キャンペーン
-効果を測定するためのもの
 費用対効果
 リアル+ネットの融合をしてみる
 
◇マーケティングフロー
-顧客創造コンバージョンを判断すべき

-ネット化→自動化が必要

■戦術レベル
◇仕組み
-自動化
 SEO(Search Engine Optimization)
 サーチエンジンのロジックが変わったとき注意が必要
 SEM(Search Engine Marketing)
 興味がある人が手をあげる仕組み
 
◇One to One
-わたしからあなたの手紙
 という形にするのがポイント
 
 その人だけにという信頼性が生まれる
 
◇営業マン
-フローで動く
 忙殺というものがなくなる
 
◇ダイレクトレスポンスマーケティング
-より素早く
 時間場所を選ばない



【感想】

値化されていない世界

そういう世界もあるということ。

ランキングなどでも
売れているものはNo.1とか
凄く目立つ。

ただ、反対に売れていない
1にもならない商品があるという事実にも
顔を向ける。

本書の中に説明としてあったものは
市場規模の90%は日の光も当たらないものばかりで

日の光に当たる市場にあるものが
更に80:20の法則に当てはまるというニュアンスで
書かれていた。

つまりは
日の光の当たっていない部分を取り込めれば

市場として開拓できてしまう

ということだ。

これは言うのは簡単だ。

例えば本

本といっても
マンガ
ビジネス書
一般雑誌
料理本
旅行本

と様々なジャンルがあって
読者も層が全く異なる。

読者の層を
わけているのはひょっとすると
大人の事情」があるのかもしれませんが

マーケティングの手法としては
ビジネス書を買う人にひたすらビジネス書を買わせるか
ビジネス書を買わない人にもとっつきやすいビジネス書を出すか

など極端に分かれると思う。

前者は売るのは比較的簡単だろう。
好きな人に好きなものを売るのだから。

これは本に限らず
音楽好きに音楽を売るようなもの

比較的easyであるし
ある程度の数値を見込めるので
売り手側にも良い戦略だと思う。

しかし、大ヒットを作るには
新しい市場を開拓するしか道は無い。

これは「メガヒットの「からくり」」にも
書いてあった

ゲーム市場でwiiがps3に圧勝した
背景と同じである。

ロングテールという層は何を表してるのか?

限られた市場というのは
全体の10%で日の光が当たっていないところが90%なのだから
ヒットすればでかいのは明らかである。

売り手側としては挑戦する勇気が必要だし
リスクも相当高い。

ただし、ここを踏み込まない限り
その市場は終焉を迎えるのも間違いなさそうだ。

ロングテールというのは危険な宝の山
ということだ。

ただし、やっぱり他の書にも書いてあるとおり
一点集中して顧客を獲得するというのが
大切であり

そこからの発展をねらうためには
このロングテールの法則を用いるのが
僕は効果的だと思うのだが
どうなのだろうか?

まず、このブログの読者層を
一点集中で獲得して

ロングテールでカバーするという戦略をしてみようか
なんて、色々考えさせられる。

法則だと思った。

面白さで言えば
80:20の法則を凌駕しているんじゃないかな??



80対20の法則を覆す ロングテールの法則
東洋経済新報社
発売日:2006-02-24
おすすめ度:4.0



ロングテールの法則
【修寛化】
・80:20が全てなんて思い込まない。
 ベストヒット商品はたかが100万にすぎない
 と考える思考を持つことが大切
 その裏には日本だけでも相当な人がいる。
 
・ちょっとしたところからヒントを掴むクセを
 マクドナルドにだって
 「ポテトはいかがですか」という
 本当に些細なことかもしれないが
 戦略がある。
 こういったことは生活上学べるのではないか?
 
【後記】
マクドナルドで思い出したが
QUARTER POUNDERって
まさにマクドナルドのロングテール戦略なのかななんて思ったわけで

須藤元気さんの講演聞きに青学行った帰りに
ノリで買い物に行ってしまいましたよ。

「ハンバーガーをナメているすべての人たちへ」って。

チクショー

マックだと知っていたら行っていなかったかもしれないな。

やられた(笑)


人気blogランキングrainbowにほんブログ村 本ブログ ビジネス書へ

最後まで、お付き合い頂きありがとうございました。



Presented by hiro
平凡会社員の「多読」成功術ブログトップへ戻る

Posted by hiro at 23:46│Comments(0)  
読書 | このエントリーを含むはてなブックマーク | |

スポンサーリンク



トラックバックURL

コメントする

名前:
URL:
  情報を記憶:
 
 
 
自己紹介(hiroとは?)

管理人の紹介はこちら



本ブログへのお問い合わせがございましたら⇒コチラへどうぞ
web&ブログ内検索
Google
カテゴリ