コーヒーとサンドイッチの法則 竹内正浩(著) - 多読成功術192 本質はおまけです。:あなたの人生が勇気に満ち溢れる555冊の多読成功術
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2008年12月25日

以前、

栢野さんの講演を聴いた後の飲み会の際に
ご一緒させていただいた、竹内正浩さんという方の本です。
(本を書かれているとは思いもしませんでした…)

ビジネス書を2000冊以上読まれている方で
実績もすごいなぁ〜と素直に思ってしまいます。

そして若いからといって
決して引けをとらない、
この着目点は竹内さんのホームページを読んだだけで

ほ〜っ

と感心してしまいます。

と、うなずいてばかりいても
しょうがないので

今日の本は

コーヒーとサンドイッチの法則

コーヒーとサンドイッチの法則
東洋経済新報社
発売日:2008-12-05
おすすめ度:4.5


です。


【本書にぶつける悩MENU】
コーヒーとサンドイッチに着目した理由は?
という視点で読んでいきたいと思います。

気になりますよね…

【目次】
コーヒーとサンドイッチの法則
第1章 忙しいのに、儲からないのはなぜか? 顧客収益性戦略
第2章 仕事をしなくても、儲ける人がいるのはなぜか? 顧客維持戦略
第3章 同じ車なのに、グレードが複数あるのはなぜか? 製品ライン戦略
第4章 喫茶店でサンドイッチを売っているのはなぜか? 範囲の経済戦略
第5章 保険引受で赤字の保険会社が利益を出すのはなぜか? キャッシュフロー戦略
第6章 なぜ、多くの会社が、よく提携をするのか? 戦略的提携


それでは
コーヒーとサンドイッチの法則」について
紐解きましょう。




Let's enjoy Reading today
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【紐解き】

■忙しいのに儲からない
◇お客
-神様と考えている考えは間違い

◇個別
-収益性を把握
 手間が過剰で価格が低い

◇損→儲
-プロセスを改善する

-利益、関係性を交える

-価格、変更する

◇顧客
-顧客をクビにしてしまう

■仕事しなくても儲かる
◇顧客満足
-何度も購入してくれる
 購入額が高くなる
 ほかの顧客へ時間経過とともに広がる

◇既存顧客
-維持コスト
 一人当たりの利益継続が伸びる
 
◇維持率
-顧客満足
 ロイヤリティ
 スイッチングコスト
 離反した顧客を明確にし取り戻す
  
■車のグレード
◇松竹梅
-製品ライン
 適切な構築かどうか
 
-3つあると
 真ん中が安く見える
 
-価格
 松が一番原価がかかっていない
 
◇製品ライン
-ニーズを分析する

-経営戦略にフィットさせる
 収益をシュミレーションする
 
■喫茶店のサンドイッチ
◇範囲の経済で
-範囲の経済を考える
 売り上げ増加
 コスト低減
 収益増加、期間の短縮

◇モノ
-ひとつと見せて
 複数の価値がある

◇マクドナルドの遊休時間
-店舗が開くのを活かして
 少しでも利益を

◇ハンバーガーだけ
-ハンバーガーだけでは儲けない

◇コーヒーとミルクの法則
-自分と顧客の考え
 必ずしも一致しない

-自分のその製品だけを
 欲しいとは限らない

■保険引受で赤字の保険会社が利益を出すのはなぜ?
◇ビジネス
-現金がすぐ受け取れるとは限らない

◇現金
-大切にすること
 
◇キャッシュフロー
-3悪
 資金調達コストの減少
 利益を生まない仕事の増加
 倒産リスク
 
-よくする
 フロート
  意図的に商品が生み出す
   全体を見て転換をする
  
  影響
   より積極的に増加する
   無コスト調達
  
  滞留資金
  
 バーター
  現金を使わず欲しいものを
 
 在庫
  最小限にし支払いをのばす
  売り上げ債権は早く回収する

■よく提携する  
◇シンプロットの第一法則
-誰かが成功する利益、それにともなって利益を得る人がいる。

◇シンプロットの第二法則
-自分の成功にともなって利益を得る人を見つけると、自分ももっと成功できる。

◇戦略的提携
-競争優位性

-コスト削減

-売上増加

-信頼性の獲得


【感想】

いい意味で実践的な本

この本にはおそらく著者のリアルがとても
まごころをこめて
書かれている

それは著者のハングリーさから
にじみ出ていることかもしれないし

ご家族をどうにかしたいという
優しさの現われなのかもしれない。

そう、皆、誰しも不平な思い
不満な思いはしているのかもしれない

そこをどうすれば改善されるか
よしっこうしてみようとする勇気が
大事なのかなと感じる。

しかし、こうも年の近い方が、
実績を書かれている。
ビジネスを起こして
一度売却してなんてことをしている。

その末に経営コンサルタント
となると、いかに自分が陳腐にいままで
時間を使ってきたか
情けなくなる…

といっても嫉妬していてもどうしようもないので
僕も進む元気をわけてもらったと解釈しよう。

本当に日本という世界にしても広いし
本人次第なのだなと光明をさしてくれる。

その道程はきっと困難ばかりだったことは
間違いないだろうし
遊んでいる人たちがうらやましい
と人一倍、十倍思ったのではないかなと思う。

コーヒーとサンドイッチに着目した理由は?
と僕なりに考えてみると
ひとつの視点で物事を捉えてしまうと陳腐だということ
なのかなぁと思う。

商品をいくら自分で最高のものだ
と仕上げたところで
結局利用してくれるのはお客さん

自分の考えはお客さんの考えとは必ずしも
一致しないとふまえれば
自分の方も考えすぎずにすむし
お客の方にも選ぶ権利が増えて

いろいろな入り口が広がるのかななんて
感じる。

それに、本書を読んでいると
すごく会計学的な知識を吸収することができる
キャッシュフローの回り方とか

このあたりはさすが株を研究されている著者なので
例えも非常に分かりやすかったかなと思う。

ちょっといけ好かなかったのは
表紙のカラーぐらいかな〜
っと。

赤があまり
目に優しくない…

どうでもいいことかもしれないけれど…

ふと思ってしまった。

けれど
ちょうどクリスマスだし
サンタカラーということで
起きていることはすべて正しいってか??

本書は経営に困っている経営者にもお勧めできるし
これからビジネスを!っという方にも十分有効な本ではないかなと思う。



コーヒーとサンドイッチの法則
東洋経済新報社
発売日:2008-12-05
おすすめ度:4.5


コーヒーとサンドイッチの法則
【修寛化】
・松竹梅視点を持つ
 「松」が店の利益に大きく貢献している
  という視点を持つ
  
・コーヒーとミルクの法則
 自分と顧客の考えは必ずしも一致しないこと
 自分のその製品だけ欲しいとは限らないこと
 を踏まえてビジネスプランニングする
 
【後記】
今宵は皆様

楽しいクリスマスでしたか?

僕は今日は遅くまで残業して(意図的にスケジュール組んで…)

そのあとは喫茶店でトークしたり
と帰ってきたら日が回って…

という感じでした。

今日のこの
虚しいパワーを
明日へ、未来へつなげてやるぞ!

絶対にぃ

…って
嫉妬はしません。

皆様にメリークリスマス!

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最後まで、お付き合い頂きありがとうございました。



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Posted by hiro at 02:08│Comments(5)  
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1. コーヒーとサンドイッチの法則 書評・感想リンク#2  [ 1,000冊読書感想文を書くとどうなるか? ]   2008年12月25日 13:04
竹内の著書『コーヒーとサンドイッチの法則 - 「利益を獲得する」ための6つの戦略』について、書評・感想を投稿いただいたブログのリンク集です。わざわざ書評や感想をお書きいただ...
2. コーヒーとサンドイッチの法則  [ 書評リンク ]   2008年12月26日 00:17
書評リンク - コーヒーとサンドイッチの法則

コメント一覧

1. Posted by 穴掘り男   2008年12月25日 10:11
クリスマス本番は、本当は今日です。
イブは単なる前日なんだけどね。^^;

この本、私も読みました。
本のタイトルと中身が微妙に一致していないかなと思いました。

本自体はとても良いんですけどね。
コーヒーとミルクの法則 最高の製品が、最高の売上を上げないの法則とかの方が、刺さりますよね。
2. Posted by トモ(10mo)   2008年12月25日 11:19
メリークリスマス!

装丁も大事ですよね…って
インディ本の新旧を見るたびに
思います。
わたくしなんて、ついつい
ステキな表紙だとジャケ買い
しちゃいますもの。
3. Posted by 竹内正浩   2008年12月25日 12:56
とても丁寧にご感想をお書きいただき、ありがとうございます!
著者の竹内正浩です。
しっかり読んでいただき、うれしいです!
「多読」がんばってください!
ありがとうございました!
4. Posted by 風竜胆@文理両道   2008年12月25日 22:15
2000冊のビジネス書ですか。すごいですね。
私もブログを書き始めて、3年弱でジャンルを問わずに500冊くらい読んでいますが、ビジネス書ももっと読みたいと思っています。
5. Posted by hiro   2008年12月26日 23:50
>穴掘り男さん
タイトルと中身の一致
確かに難しかったりしますし、
本の内容を左右してしまいますね。コーヒーとミルクの法則は僕も響くものがありました。

>トモ(10mo)さん
装丁は大切ですね。
装丁で売れてしまう本もあれば
装丁で損をしている本もある。
本の顔、大切にしたいものです。

>竹内正浩さん
著者自らコメントありがとうございます。「多読」は自分のためであると同時に
いろいろな人に本のよさが伝えられるようにがんばっていこうと思います。
素敵な本でした。次作も期待しております。

>風竜胆さん
3年弱で500冊も十分すごいと思いますが…
やっぱり2000冊というのは圧巻ですよね。

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