私は若者が嫌いだ! 香山リカ(著) - 多読成功術197 擁護しなくていい、弱いなら弱いなりで考えるから:あなたの人生が勇気に満ち溢れる555冊の多読成功術
あなたの人生が勇気に満ち溢れる555冊の多読成功術 ⇒ 読書私は若者が嫌いだ! 香山リカ(著) - 多読成功術197 擁護しなくていい、弱いなら弱いなりで考えるから

2008年12月30日

最近の若い人は…

なんてセリフこれって繰り返されるように言われていますよね。

今日の本は

「私は若者が嫌いだ!」
私は若者が嫌いだ! (ベスト新書)
ベストセラーズ
発売日:2008-12-09
おすすめ度:3.0

です。

香山リカさんという精神科医の方の著書
まぁすでに「心の病」ついて数多くの著書を書かれている方である。

本ブログでは初登場。
なぜ取り上げようと思ったかは

【本書にぶつける悩MENU】
じゃあ、若者。どうすればいい
という悩MENUがタイトル

【目次】
私は若者が嫌いだ!
第1章 経済格差が生んだ若者の弱さ
第2章 教育格差が生んだ若者の弱さ
第3章 弱い若者を襲う新型うつ病
第4章 「誰でもよかった」殺人と気遣い型の親殺し
第5章 ネット社会で増幅される若者の弱さと甘さ
第6章 若者はなぜ想像力を失ったのか


それでは
私は若者が嫌いだ!」について
紐解きましょう。




Let's enjoy Reading today
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【紐解き】


■若者嫌い
◇10か条
1.すぐ音をあげて逃げる
2.居場所がないとさまよいすぎる
3.「キレた」「オチた」「真っ白になった」と言えば許されると思う
4.大人を信頼しすぎる
5.大人に甘えすぎる
6.学力が無い、知識が無いのに開き直る
7.自信がありすぎたり、なさすぎたり
8.自分のことしか考えられない
9.他人に厳しすぎる
10.簡単に傷つきやすい

■経済貧困
◇貧困ビジネス
-若者がターゲットにされている
 大人の鬱憤やルサンチマンが若者に

◇テロ
-貧困と不十分な教育から起きる

◇IT系社長
-教養のある社長が何人いるだろうか?
 だからF社長は元妻のOさんに
 「全て買い与えたのに何が不満なんだ」なんていってしまう

■教育貧困
◇シュガー医師
-親がしゃしゃり出る

◇恋愛格差
-格差ある恋は実らないから起きないに変わっている

◇教養不足
-大学生
 教養が無い
 課題に応用が利かない
 与えられたものしか発想できない
 
-ヤンキー
 もともと教養が無いのに
 崩壊している
 
-ゆとり教育
 ・・・

◇できない人
-ますますできなくなってきている

◇会社
-入社してもサービスを受ける側の視点から変わりが無い

◇経沢さん
-自ら育つ、言われる前にデキる
 厳しい環境において身についたこと
 
◇AO入試
-できない、育たない人をつくる

◇弱者は醜い
-見る目だけ肥えた評論家があまりにも多すぎる

■新型うつ病
従来型うつ病と新型うつ病
■新型うつ病
従来型うつ病と新型うつ病

従来型 新型
いらだちの矛先
自分を責める 他人のせいにする

気分の浮き沈み
継続して沈む 浮き沈みが激しい

辛い時間帯
午前中 夕方

悪化する場所
関係ない 会社に行くと

休日の気分
関係ない 元気になる

食事や睡眠
食欲不振・不眠 過食・過睡気味

◇最高と最悪
-ジェットコースターのような感情起伏

◇原因
-生き方に問題があるのに
 なにかとうつ病のせいにする

◇自分
-自分と社会のミスマッチ

◇挫折
-挫折をしらないのに挫折を経験したかのように

◇好き嫌い二分法
-好き、嫌いでしか判断されない
 健全な自己愛が身につけられなかった証拠

◇自分らしく
-生きなければ意味がない

◇リストカット
-ファッション?
 判断の弱さ

■親気遣い殺人
◇殺す
-お母さん、僕は本当はまじめないい子じゃないんだ
 だから気づく前に殺すね

■ネット社会で増幅
◇目立ちたい
-何かしたい!
 人に迷惑かけない、リスクを考えていないことがあまりにも多すぎる

■若者はなぜ想像力を失ったか
◇疾患概念
-統合失調症
 未来思考
 
-うつ病
 過去思考
 
-性精神病
 現在思考

◇女性の恋愛
-若者に女性の恋愛は何歳までと聞くと
 35歳まで?と答える

◇実家
-実家暮らしは日々困る事が無い

◇時間的
-想像力の欠如
 
◇他者の立場
-自分をおいて考える
 
◇KY(空気読めない)
-KYが最悪だと考える

◇著者の若いころ
-自分より頑張っている人を拒絶したり、否定したりしていた



【感想】

※あらかじめ今日のスタンスは
じゃあ、若者。どうすればいいへの質問の答えに
なっていないかもしれません。

ずるいなぁ
いうのが僕のこの本への正直な感想だ。

しかし、同時に安易に、参考書どおりに答えを出したがる
今の“若者”への著者なりの挑戦なのかもしれない

新型の鬱について書かれていたのだが
感情がジェットコースター型というのは、非常に納得してしまった。
僕も普段、それも1日になんども
所謂、感情が落ちるという症状だったり気持ちが高揚するといった症状がある。

自分は高学歴でも、裕福な家庭に育ったわけではない。
世間からいうと『負け組み』に限りに無く近いだろう

そもそも、何をもってして
勝ち負け決めているのか
僕には興味はないし

死ぬときにしか
この人生、良かった、悪かったって
ジャッジができないと思うので…

ただし、親には恵まれたのは事実かな?
甘やかしすぎず、厳しすぎず…

でも、言い方は悪いかもしれないが
親は別な人間なのだよね。

自然の摂理でいけば
自分の生きている過程で親が先に逝くのが普通だ

20歳になるまでは『未成年』なのだから
親に力を借りたりするのはいいと思う。

しかし、それより先は『成人』
自分の足で立たなければいけない
経済面にしても、教養の部分にしても、仕事にしても

親だってそうだ
子供が離れていくのは悲しい
それは、そうだろう
あなたが苦労して20年育てた息子、娘だ

でも、もう『成人』した子供は
親の所有物ではないのだ

本書内にもあった「シュガー医師」

医者というのは
人を助ける
人命を救う

というのが基本的

そこには患者(お客)の死も待っているし
時間だってお客のニーズに合わせて
急患だったりあるわけで

だからその分、医者になる為の敷居も高いし
貰える報酬も高い。

だけれども、そんな本質からそれた
レールに乗って
いい大学に入り、医者になった

ただの職業ブランドとしての医者

こんな医者に誰が
診察されたいだろうか

もう25歳で仮にも医師として
働いている娘のことで、いちいち親が
勤務先や受診先に電話してくる、ということじたいが、
問題なのではないだろうか。


と著者は仰っていたが
ビジネス上だと理不尽なクレーマーとして
存在するのではないだろうか。

多分、この理不尽なクレームを言ってきた
親に自分が忙しかったにしても
アフタフォローをしたのか?
などビジネス観点で気になった。

僕の場合、仕事がネットワークの運用という
生きているのが当たり前で
死ねばクレームという耐え難い仕事をしている

褒められることがほとんど無い
トラブってダウンしてクレームになって
というのがほとんど

この仕事だって
お客さんにほめられるようにする為には。
どうすれば?
という観点になって考えてはいるのだが
今のところ、新規にネットワークを作る
という部分でしか感謝を見出せていない気がする。
運用という部分で感謝は今のところ
現場単位で見出せていない

見出せるように頑張れというが
正直日々のクレーム対応や
上からの圧力
下からの不満

というIT業界の人材不足が体現する
25歳で肩書きなしの実質中間管理職状態
サービス、サービスなミサトさん顔負けなサービス残業
自己責任と会社責任と非常にゾーンがグレーである。

この仕事は将来的にフルオート化とかできる可能性もあるので
人生俯瞰したらそろそろ辞め時なのかなとも
思えるわけで…

社会に出たら本当に年齢は関係ない
自ら育つ者は、言われる前にできる

自分のキャパで
おさまっているうちはいいのだけれど…
(このあたりはまだ自分が未熟だということだ
 トレンダーズの社長である経沢さんの本やGTDの本で勉強しよう…)

やや話が脱線してしまったが
非常に難しい問題で
広い世界、こんな人間もいるんだ
くらいでいいのではないだろうか?

すべての人間に手を差し伸べる事ができる人なんていうのは
今のところいない。

怠惰であれば怠惰なものになるし
学び続けなければいけない
(こんな親は勝ち組、負け組などの概念で社会が動いている限り
 いつの時代にでもいるだろうし…)

他には
勝ち・負けという二極化でしか物事を
ジャッジできなくなってきているという下りがあった。


これはギクって思った。
僕も親父によくお前の意見は極端すぎるって注意されていた記憶がある

何なのかね?

コンピュータと触れ合った時間が多かったから?
二進数的発想になっちゃっているのかな?
(二進数は0と1で表現する手法:十進数で3だったら二進数では10みたいな感じで)

妥協が許されない時代になっているのは間違いなさそうだけれど
80点とれればいいか、くらいで100点を目指すのは少なくとも最近はやめている。

最後になるが、親を殺そうなんて考える人は

とりあえず家から出てしまえ
てめぇは親に住まわされているだけ
てめぇとしての価値なんてわからないということ

最初はいいかもしれないけれど
住み込みで働ける仕事
家賃だって寝るだけなら3万くらいのところが
たくさんある

そこでお金を貯めながら常に
本を読んだり、勉強会に参加してみたり自己投資していけば
必ず道は開けてくるものだと思う。
(↑これは今年一年の僕の所感)

鬱だぁ〜
といいながら、ジェットコースターの感情でもいいではないか。
悩んでいい
悩みなんて、どうせ消えない(笑)

とりあえず第3者から言われた事ではなく
「自分の目」で動く事が大切なのかなと思う

鬱でもいいじゃん
世間から見て負け組みでもいいじゃん
KYでもいいじゃん
今は貧乏でもいいじゃん

少なくとも僕は
あと何年あるか知らないが

今後、貧乏でも「心の貧乏」にはなる気はないし

陳腐している常識の上での
空気なんて読む必要がないと思うし

人生だって死ぬ前に
「楽しい人生だったな」って言って
愛する人に看取られて死にたいかなと思う

そうなれるように
今、楽しんだり、苦しんだり
もがいたりするのはいいことなのかな

嫌われても別に世界は広いさ。

「金魚ばち」にそのままいるか
「大海を泳ぐ」かも選択できる
素敵な時代になっていると思うのだけれども

と、本書の狙いは
まさに自分の知的探究心を駆り立てること
弾言小飼弾さんが仰っていた
自分を読むための一冊なのではないかな?

そしたらまさに著者の思うツボにはまってしまったのだけれども…


私は若者が嫌いだ! (ベスト新書)
ベストセラーズ
発売日:2008-12-09
おすすめ度:3.0


私は若者が嫌いだ!
【修寛化】
・飛び込む・飛び込む・飛び込む
 淀んだ常識の中の空気なんてよまない
  
・弱者でもいい
 経済的弱者だろうが
 人生の弱者ではない。
 だから進む
 
【後記】
今日は大掃除と言いつつ

本の整理になってしまっています。

読んだもの、積読中のもの

去年の部屋と比べると大きく変わっていますね。

こうして考えると
たったの数ヶ月でも人って変われるんだ

進む道はいろいろあるんだって
考えさせられます。

とりあえず牛歩でもかまわないので
進んでいくことが大事か

ということが分かることを
部屋掃除から学んだり…

なんか複雑ですね。

【関連記事】
※テスト運用中



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最後まで、お付き合い頂きありがとうございました。



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1. 私は若者が嫌いだ! (ベスト新書)  [ 書評リンク ]   2009年01月04日 22:30
書評リンク - 私は若者が嫌いだ! (ベスト新書)

コメント一覧

1. Posted by TAKU   2008年12月31日 00:55
hiroさんこんばんは、
名前を改めました、lemonedです。

>ずるいなぁ
これに非常に共感しました。

ゆとり教育がどうだこうだ
政治家がどうだこうだ
企業がどうだこうだ
いろいろと批判する人はいますが、
そういう人たちは自分たちもそういう世の中を作り出している
一員であることを思い出す必要があると思います。


>お客さんにほめられるようにする為には。
>どうすれば?
>という観点になって考えてはいるのだが

批判ではなく、問題を解決する視点で行動されている
hiroさんを見習わねばと思いました。
私も来年からはシステム運用に関する企業で働くことになるので、
今から楽しみです。
2. Posted by hiro   2008年12月31日 07:42
>TAKUさん
改めまして。よろしくお願いします。

地位に踊らされたりしてはならない。
「あなたとは違うんです」って考えではダメなんですよね。
何事も。

システム運用は普通にやっていれば完全に「受け」ですが受けの現場だからこそ
攻めの思考が大切ですね。
(半分自分にいいきかせています(笑))

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