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2008年12月31日

2008年
ラストを飾る本は

「青年の大成」
青年の大成―青年は是の如く
致知出版社
発売日:2002-05
おすすめ度:5.0

です。

安岡さんの本は難しく
なかなかしっくり来ない部分も多々ありますが
本書は青年向けに書かれていて分かりやすいかも?

【本書にぶつける悩MENU】
僕の大成は
という観点で読んでいこうと思います。

【目次】
青年の大成
青年の大成
現代の人間と自己疎外
学問・教育の反省
我は何か
幼稚ということの誤解
天才は凡才 ほか
心明く、望清く


それでは
青年の大成」について
紐解きましょう。




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【紐解き】


■現代
◇現代の人間と自己疎外
-alienate(疎外)

-estrange(疎遠にする)

-shelve(棚上げする)

 外に心を馳せ内を忘れる

◇朝
-情報に埋もれ
 自己疎外、一億総白痴化

◇橋本左内の残した言葉
-「稚心を去れ」子供っぽい、甘ったれた気持ちを去れ

-「気を振え」元気を出せ

-「志を立てよ」立志

-「学を勉めよ」勉学

-「交友を択ぶ」択交友
 
◇knowlegdeとwisdom
-knowlegde(知識)ではなくwisdom(智慧)を
 智慧は情緒と結びつき情緒が
 発達しなければ智慧や偉大な行動力は生じない。

◇子供時代
-如何に時代を空費したか、あるいは誤ったかということが
 わかり。これから先できるだけ努力しようということも、はっきりする。
 
-子供は無限的可能性があるが
 成長とともに徐々に限定されていく
 そういう限定は受けない、無限的なものになる必要がある
 
-成長
 植物でも、動物でも、人間でも、同じことだが
 鍛錬・陶冶しないで立派に成長することは絶対にない

◇Boys, be ambitious!
-とてつもない計画を立てろということではなく
 もっと立派な人間になるんだという憤発心を起こす。
 理想精神を持ち心の情熱を燃やす

◇巨厳の顔
-The Great Stone Face

◇夫と婦
-夫=扶
 助ける、支える、物を助け起こす
 しゃんとした、頼りになる、物事を助け起こすことができるのが男
 
-婦
 箒=清潔のシンボル
 物事を、その場を、その存在する所を、
 すべて清潔にする、浄化するというのがその意義
 婦の在るところ、すべて浄化され、清められる。
 
■廃人の奇蹟
◇病弱
-あきらめない
 病弱のことは勉強の障害にはならない

◇貧乏だから
-というのは許されない甘え
 貧乏ほど人を創る

◇頭が悪い
-鈍才、凡庸は結構
 できの良くなかったものが大成する例は多々ある
 ペスタロッチ、ニュートン、ダーウィンなどは
 もともと頭良くなかった

◇忙しい
-忙しいとは言わない
 志を大事に
 
◇人間
-真剣になると、くだらないもの
 浅はかなものなど嫌になる

◇危険な錯覚
-知的精神的能力は甘やかしてはならぬもの
 代用の効かぬもの
 参考書や教授法の発達が、青年子弟の天分能力をふやけさせる。

◇人間
-人間陶冶
 焼きを入れて鍛えることをやらなければものにならない。

◇つまらない人間
-「世界のため、人類のため」は寝言と変わらない

◇苦労の足りない幸運
-苦労の足りない幸運などあてにならない

◇寸陰を惜しむ
-閑を得たらやろうでは何にもならない
 「三上」での学問
 「枕上」「馬上」「厠上」
 どんな境地でも勉強できる
 
■本
◇畑違いの本は読まない
-浅はか
 人世の出来事
 何が幸いで、何が禍か、容易にわからない

◇愛読書・座右書
-私淑する自分物を持つ
 生きた哲学を持つ
 
◇そして
-青年よ、大志を持て!そして老年になっても、壮心を持て!
 烈士暮年、、壮心やまず。
 
■心明く、望清く
◇いざ尋常に
-勝負できるように
 いかなる時でも平常心

◇心美しく
-心美しく、望大きく
 
 如何なる心がけで、どのような望みを達成していくか



【感想】

だからこそ
読んでおかなければいけない本

そういう本とは本を読んでいれば
自ずと出会えるものなのではないかと思う。

この本
きっと僕が40歳とかで出会っていたら

意味は無くないが
限りに無く効果が薄かったであろう

25歳…

後厄…

他の25歳とくらべれば
まだまだ頑張って生きていないなぁ〜

そんな、枕を濡らすではないが
悔しさを味わうようになってしまったのは
自分のこれまでの行いの結果だろう。

現在を創るのは過去の自分なのだから。

ただ、気づけたことはある種
ラッキーだったのかもしれない

巨厳の岩というエピソードが書いてあったのだが
岩の人物を目標にして
何年も何年も励んでいたら
実は自分がその人物だったという

人は目標があれば
その目標に限りなく近づけるということだ

幸いなことに時代がちょうど
大きな移り変わりを迎えようとしている。

僕はこんな今だからこそ
「学び」というのは大切だと考える。

それに忙しいというのは
“ただ”の言い訳。

世の中には忙しい人間なんて
山ほどいるし

まだまだ、僕なんかは時間を有意義に
使っていないだろう。

ただし、馬鹿みたいに勉強だけするというのも
違う、大いに遊ぶべきだし

まだまだいろいろな世界を
物を見る、先見を深めるというのも大切だ。

遊ぶときは遊ぶ
学ぶときは学ぶ

んや

区別しないで「楽習」できれば
まさに本書で言っていた

寸陰を惜しむ → 隙間時間の有効活用

なのかなと思う。

僕の大成は
なんて言ったが正直まだ分からなくていいのかなと。

強いて言えば
目標を持つのは大切

志はしっかり立てて
まっすぐ自分の信じる道を生きていきたいものである


青年の大成―青年は是の如く
致知出版社
発売日:2002-05
おすすめ度:5.0


青年の大成
【修寛化】
・大志を抱き続ける
 本気になろう。
 本気で生きよう。  
  
・心美しく望み大きく
 如何なる心がけで、どのような望みを達成していくか
 ということを良く考えよう。
 
【後記】
紅白を久々に見ながら
本ブログを書いていたりしますが

懐かしい歌やら
心に響く歌

視聴率うんぬんで
やる必要はあるのだろうか…

テレビの陳腐さは今に始まったことではないが

たまにはテレビというものは
いいものだね

世界に
歌は響くのだな

歌はいいよね。


それでは
2009年は皆様に良い年になりますように★

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2008年も、お付き合い頂きありがとうございました。



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Posted by hiro at 22:40│Comments(3)  
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1. 青年の大成―青年は是の如く  [ 書評リンク ]   2009年01月02日 12:00
書評リンク - 青年の大成―青年は是の如く

コメント一覧

1. Posted by sugiyuzu   2008年12月31日 23:12
今年最後に安岡先生を持ってきましたか!
25歳、我々にとって志学のときです。
周りを気にせず、真っ直ぐ進みましょう。
来年もよろしくお願いします。
2. Posted by hidemaru   2009年01月02日 07:01
この本は私もまさに読もうとしているものです。hiroさんの書評を参考にしながら読んでいきたいと思います。
3. Posted by hiro   2009年01月02日 23:21
>sugiyuzuさん
志学の時ですね。間違いなく。
実直に進むことが大切ですね。
今年もよろしくお願いいたします。

>hidemaruさん
書評参考になれば幸いです。
是非、年の初めに読んでいただければと思います。

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