がつん力 鈴木 貴博(著) - 多読成功術223 大ブレークスルーを見つけるために!:あなたの人生が勇気に満ち溢れる555冊の多読成功術
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2009年02月04日

ブレークスルー

ある一定のところから
抜け出すには
何かしら特色を出さなくてはいけません。

今日の本は

がつん!力」です。

大ブレークスルーへの最終兵器だ
という帯に加えて
タイトルが「がつん!力」

鈴木先生のお話は面白かったのだが
果たして本書は…



【本書にぶつける悩MENU】
大ブレークスルーを発見するには
という視点で読んでいきたいと思います。

【目次】
がつん力
序章 大埋没時代がやってきた
第1章 沢尻エリカと亀田大毅と朝青龍、一番強いのは誰?
 テレビとネットで火をつける「話題の原則」
第2章 一尾200円の魚が二尾150円になる理由
 ロングテールで埋没を防ぐ「居場所の原則」
第3章 トヨタとグーグルを倒す者の条件
 トップに勝つ「規模(スケール)の効果の原則」
第4章 マイレージとポイント制度はなぜ儲かるのか
   顧客をがっちり囲い込む「還元率の原則」
第5章 リクルートがビル・ゲイツ級のビジネスを生んだ秘密
   会社と商品をクリエイティブにする「組織の原則」
おわりに ~出すぎた杭でなければ生き残れない


それでは
がつん力」について
紐解きましょう。




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【紐解き】

■大埋没時代
◇1:3:7の法則
-7:マジックナンバー
 選択の限界値
 
-3:普通の人がパッと思いつくのはこの当たり

-1:最後の選択肢として残る

◇差別化
-差別化だけでは効果が薄くなってきている

◇ポジティブな話題を生み出す五つの条件
-素材自体に「がつん!力」
-共感が若者や子供の間で口コミで広がりやすい
-映像としての「絵」がたくさん取れる
-話題に希少性があり話題占有率が高くなる
-突っ込みどころがたくさんある

◇AISAS
-テレビの役目
 Attention(関心)
 Interest(興味)
 
-ネットの役目
 Search(検索)
 Action(購買)
 Share(共有)

■1尾200円の魚が2尾150円になる
◇ロングテール
-日の当たらないロングテールに着目する

-ポジティブスケール領域に残る可能性がある

■トヨタとグーグルを倒す者の条件
◇差がつく土俵
-規模の効果のスケールカーブを描き
 業界2位と大きく差をつける、とことん差がつく土俵で戦う

■マイレージとポイント制度
◇潜在顧客
-繰り返して利用する潜在顧客を大切にする制度
  
◇多用になっているが集中している
-ディスティネーション(目的地)はマイレージに向かっている

◇企業
-上層客を囲い込もうとしている
 だったら囲い込まれてしまったほうがトク
 
■発想の方法
◇スペシャリストとにわかスペシャリスト
-にわかスペシャリストがいるから
 本物が負のスパイラルに陥る
 
◇ものづくり
-こういうものの作り方でいいのか
 抜本的に検討するという人が日本人には少ない
 
◇成功の復讐
-一度成功した方法は
 これをすれば成功するという方法として
 逃れられない呪縛になる
 これをいかに捨てるかが鍵
 
 考えることを楽しむ
 普段からまわりを良くみて常識を豊かにする
 
◇3つのT
-Technology(技術)

-Talent(人材)

-そして
 Tolerance(寛容性)が
 
 仕事には厳しくかつ、寛容性が経営者には求められる
 私は許すよ経営者だものくらいの寛容性が必要
 
◇出る杭
-出る杭は打たれる時代は終わった
 出すぎた杭でなければこの先生き残れない


【感想】

まず

沢尻エリカ・亀田兄弟・朝青龍

…正直、「別に」です。

1リットルの涙」での感動を返せとか
エリカ様には求めていません。

こんなどうでもいいことを
真剣に伝えて
真剣に見ているうちは
人生平和ボケしている証拠です。

日本オワタ\(^o^)/

ロードまっしぐら。

まぢでどうでもいい。

しかし、本書の凄みは
そのどうでもいいことを徹底的に調査している。

結構どうでも良さそうなことを
グラフにまとめていたりするから

ほぉ〜と感心すらしてしまった。

それに、こういうことを馬鹿にしていては
決してブレークスルーは
引き起こせない。

要はアンテナの受信をいかに良くするかに
鍵があるのかな、
がつん力の大切さはそこかな、
と凄く伝わってきました。

1:3:7の法則や
ロングテールの法則にも興味を持てるし

マジックナンバー7については
この本が良く説明してくれていた気がする。

スケール(規模)の発想は本書に
良く分析されているので是非読んでみて欲しい。

違う土俵で戦うというのは
ブルーオーシャン戦略であったり
2位と差をつけるというのは
ランチェスター戦略であったり

このあたりは丁度戦略の復習になった。

如何せん
発想の気づき方、
着眼点が面白い。

だって一尾200円の魚が二尾だと150円で売られている理由を
見つけたのがリアル市場でも
リアル魚屋でもない。

のだめカンタービレ」のドラマ内とか(笑)

着眼点の鋭さは素直に学ばないといけないなと
つい、感心してしまいました。

大ブレークスルーを発見するには
がつんを意識して行動する
色眼鏡に捉われず

柔軟な発想、着眼点を磨くことなのかもしれないですね。

しっくりこなかったこと
一つだけ言わせてください。
本書のタイトル
がつん!力にしたのは
正直どうかなっと…

とても大ブレークスルーへの最終兵器にしては
ネーミングが…と思えるのは僕だけでしょうか…

会社を救う5つの超原則
〜がつん!力〜
のほうがまだしっくりきたような気も…

まぁ戯言です。

話題・居場所・スケール・還元率・組織の原則を理解して
がつんと響くポイントを見つけたいものです。




【修寛化】
・先鋭力を磨く
色眼鏡で物事を考えず
起きている現象に
がつんとなるポイントを見出し
ブレークスルーを発見する先鋭力を磨く

 
【後記】
本日5エントり目

そろそろ限界?

体力的にも
時間的にも

う〜ん
もうちょっと頑張・・・れるのか?

その1超!部下マネジメント術
その2名もなき人の生きるかたち
その3ブレインハックス
その4名作コピーに学ぶ読ませる文章の書き方



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最後まで、お付き合い頂きありがとうございました。



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Posted by hiro at 20:45│Comments(0)  
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1. がつん!力 会社を救う5つの超原則 (講談社BIZ)  [ 書評リンク ]   2009年02月07日 19:46
書評リンク - がつん!力 会社を救う5つの超原則 (講談社BIZ)

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