雑が悪い?雑にこそ美学があるんだぜ。 - 多読成功術246 仕事は早くて雑でいい 神谷健司(著):あなたの人生が勇気に満ち溢れる555冊の多読成功術
あなたの人生が勇気に満ち溢れる555冊の多読成功術 ⇒ 読書雑が悪い?雑にこそ美学があるんだぜ。 - 多読成功術246 仕事は早くて雑でいい 神谷健司(著)

2009年03月10日

雑な仕事
まぁ業種にもよると思いますが
なかなか完璧な仕事なんていうものはできるものではありません。
だったら雑でもスピードを。

というのが今日の本。
smoothさんのこの記事がきっかけで購入しますた。


【本書にぶつける悩MENU】
早くて雑な仕事術の真骨頂は?
という視点で読んでいきたいと思います。

【目次】
仕事は早くて雑でいい
第1部 会社があなたを手放さなくなる方法(すべての上司はせっかちである
第2部 あなたの市場価値を上げる方法(リストラの現状を知る
第3部 企業の本音を読み解く方法
それでは「仕事は早くて雑でいい」について
紐解きましょう。

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【紐解き】
■会社があなたを手放さなくなる
◇仕事は早くて雑でいい
-コミュニケーションの機会を生むことになる

-人材価値/価格が経験。経済が成長し続ける大前提、経験価値でいいのか?

-仕事改善ポイント ⇒ 早く・安く・正しく・楽しく ⇒ この観点で自分の仕事を見直す

-仕事は楽しくやらなければ成果が出ない
 ラクな仕事なんてない、とにかくやってみよう
 
-まずは会社を辞めてみる
 仕事は見本よりも手本から学ぶ
 実感ができるものから、相手があってはじめて成り立つのが仕事
 自分がリストラされたつもりで一度じっくり考えてみる
 
-プロフェッショナル ⇒ 「勝つことに対する執念」

-自分を知らないから不安になる
 漠然とした不安は蔓延しているのが今の日本企業
 客観的視野のない人から自信が生まれない
 不安が不満に変わった瞬間、最悪の人材になる
 
-イエスマンではなくオフコースマンになる
 
■あなたの市場価値をあげる方法
◇日本企業×リストラ×外資系
-部署が5年以上変わらない人はリストラサイン
 リストラはダメ人間の烙印ではない
 
-日本企業の元気のなさ
 営業力・交渉力・連携してビジネスを行う姿勢と意識が外国より弱い
 一人一人が弱い
 
-転職
 大企業から大企業への転職は最悪
 採用には最低3ヶ月かかる
 スーツを買い替えなくなったら要注意
 辞めたとき、ハローワークでなく再就職支援サービスを使わないと損
 
-外資系
 語学力が大きな差になる。
 ここを勉強しないのはもったいない ⇒ 磨け!
 社員でもフリーの指向を持つ。
 
■企業の本音を読み解く方法
◇過去×修行中?
-過去の成功体験はもう必要とされていない。
 管理職になれない人は必要とされていない。
 
-修行中の身という甘えは許されない。

-市場が求めているのは起業家タイプかプロフェッショナルタイプ
 裸一貫ゼロから仕事を立ち上げる生き方もいいではないか


【感想】

非常に耳の痛い話。
僕もちょっと前まではついついまだ全然出せる状態じゃないなぁ
っと資料を出すのが遅くなってしまったりする時が最近は減ったが
あった。

本書で言っているのはいい加減な資料を出せ。
ということではない。
やはりそれなりのものを、『早く』出すというのが肝なのだと思う。

そうすることによって、例えば資料のレビューなどになり。
そこにはコミュニケーションが生まれる。
これでいいのだ。

会社をつくるのも結局人であって。
チームの意思疎通なんて軽くみているかもしれないけれど
とても大切なことなのだと改めて感じた。

第一章では仕事スタイル的な発想で書かれているので
全てを鵜呑みにする必要も無いと思うが
楽しく・安く・正しく・楽しくっていうのは
仕事に限らず、何事にもいえることで
仕分けするという価値観をまずなんとかしないといけないのかもしれません。

自分がリストラされて考えるという考えは
この本で書かれていたが、やろうとはしているのだけれども
すっかり忘却曲線をたどってしまっていたので
思い出しのいいきっかけになった。

リストラされたら負けみたいな価値観が
日本だけであって。海外のクビきりは
もっとパッと行われてしまうか

日本にもたくさん失業のセーフティネットが
あったりするのに調べようともしないというのは
なんなのだろう。。。

さて、最初に思った早くて雑な仕事術の真骨頂は?ということだが
大事なことだから二度言うけれど、要はコミュニケーションの場をつくる。
そういうことなのだ、そこに美が生まれる。
これは別に話上手になれとか、伝え上手になれとか、そういうことではなく
いい稽古の場になるということ。そのウェイトが大きいと思う。

最近の若い者はコミュニケーションが下手だ。
とおもっている人たちもいるかもしれないが
それは、核家族、コンピュータ社会と進んでしまった現代には
幼い頃から量稽古をつめずに必然的に起きてしまった弊害的な部分もあるので

そこは単純に下手だよね。ではなく発見の場にしてやればいい。
それで部下が育てば会社にだってメリットになるし。
そういうきちんとした俯瞰を取れない上司になってしまってはいけないとも思う。

フリーの感覚を持て。
というのも僕の好きなこの本に書いてあったことだが
そう、年功序列。終身雇用の経験重視なんて世は
終わりを告げているのだと思う。

これからの時代は
新たな仕事を立ち上げるという方法か
これなら誰にも負けないというプロフェッショナルなマインドを持つこと

せっかくチャンスなんてあちこちに埋もれているのだから、
そういう希望にあふれたマインドに浸ってもいいのではないかな?
自分を見出せない。現状の仕事に満足のいっていない人に
すごくヒントのある一冊なのではないかな。
(と自分に言い聞かせるのであった。)




【関連】
伝説の社員になるには自分をクビに
【伝説を創る】053.「伝説の社員」になれ! 土井英司(著)
フリーエージェントとしての生き方。
【近未来の形?】125.フリーエージェント社会の到来 ダニエル・ピンク(著) 玄田有史(解説) 池村千秋(訳)

【修寛化】
・起業家マインド!
とにかくやってみる。ダメなら別に引き返せばいい
そして、早く、雑にどんどんアイデアをぶつけていこう。
 
【後記】
最近、不安が不満になって仕事をしてしまっている部分が
あったので今日の本は見事、灸を据えられると同時に

自分のヒントに若干なったかもしれない。

しかし、「ビジネス書が迷いをつくる原因」みたいな
下りはついニヤっとしてしまった。 自分ジャンって。

だって不安材料に間違いなくなりやすいですからね。
なかなか実践できない自分が現れてしまうので・・・

まぁ、そういうことも、今をどうやって有効活用させていくか
で見えてくるものなのだろうね。

しかし、2002年の頃書かれた本の割には
しっかりと今に通ずる部分があるなと感心してしまった。

smoothさんのところで紹介されていなかったら
間違いなく読まなかった一冊だったりするというオチは無しですが。(苦笑)


人気blogランキングrainbow最後まで、ありがとうございました。
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Posted by hiro at 02:34│Comments(2)  
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コメント一覧

1. Posted by smooth@マインドマップ的読書感想文   2009年03月10日 02:56
hiroさん、こんばんは。

ご紹介ありがとうございます。
私の場合、すでに「仕事は雑」でここまで来ちゃいましたので、
いかに「早く」やるかかな、と(違うww)。
個人的には、ダニエル・ピンクの方が気になったり。
実は買ったまま積んどく状態でございます。
そのくせ、パラパラっと読んどいて、他の人に
「これ、読むといいよ」と薦めたのは内緒(笑)。
3. Posted by hiro   2009年03月12日 00:15
>smoothさん
いかに「早く」は実は大切なことですよね。
「雑」の見極めも量稽古でなんとかなってしまうのかもしれませんね。

僕も「雑×早」魂で頑張ろうと思います!

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