タイムイズマネーとはまさに… -264 TIME×YEN 時間術:あなたの人生が勇気に満ち溢れる555冊の多読成功術
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2009年04月16日

間術の本となると
どうすれば仕事がはかどるか、といった仕事の効率化の本に
目がいってしまいがちですが
ちょっと視点を変えたのが今日の本

今日の本は


時間術でも仕事ではなく
人生の時間術!


これはいろいろな意味で必読ですぞ!!


【紐解くテーマ】
充実した時間をおくるには
という視点で進んで行きたいと思います。

それでは 264冊目「タイムエン×時間術」について、
一緒にお付き合い頂ければと思います。



【目次】

はじめに
生きるとは、死に向かって時間の貯蓄を取り崩していくこと
それを言わない時間術の本はすべて欠陥品である

【PART1】
あなたは消費している時間が「見える」か?

●金銭感覚をあてはめて、時間の消費感覚をつかめ!
●「ちゃっちゃとやればいい」という発想は金輪際捨てろ!
●時間の記録魔になれ!
記録を取れば、段取りが自然に生まれる
●時間の見積もりを得た瞬間、仕事の質が激変する
◎ケーススタディ
「報・連・相」はなぜ駄目なのですか?
それに代わるものを教えてください


【PART2】
効率はこれ以上あがらない。その3秒を縮めよ!

●「効率化」を唱えるだけの弱虫上司がまわりにいないか?
●自分の時給より安い仕事は引き受けるな!
●略語を徹底して、「速く」書くことを意識しろ!
●名刺はさっと出せ!
あなたは第一印象でつまずいていないか
◎ケーススタディ
部下への指示の出し方について、
スピーディで効果的な方法はありませんか?
●あなたは自分の「本当の時給」を知っているか?
●成功する人とそうでない人の差は、
「色」を使えるかどうかにある
●さあ、ストップウォッチを5つ買いにいこう
●株が上がっても、あなたは損をしつづけている
●利殖はすべて「時給」と比較して考えろ!
●「何のためにもなっていない時間」の
存在に気づいているか?
◎ケーススタディ
感覚のかみ合わない相手に、
適切に仕事を指示する方法はありませんか?


【PART3】
がんばってもどうにもならない。
「時間配分」を変えろ!

●魔法は存在しない。あるのは時間配分のバランスだけ
●最大のリターンを生むスピード読書術
◎ケーススタディ
会議やメールなど、社内コミュニケーションが
うまく機能していないのですが、
効果的な方法はありませんか?
●「手ざわり感指示術」で社内の人間を味方につけろ!
●プロジェクトの全体像を5行で書き出してみろ!
●ツールを入手するだけで、
消えてなくなるルーティンがある
◎ケーススタディ
管理職に担当顧客を持たせることは
なぜ駄目なのでしょう?


【PART4】
あなたは何を削って時間を手に入れるか?

●私は酒を削った。あなたは何を削る?
●「集中している時間」を増やせ!
まずはヨガマットを用意せよ
●誰でも続けられる勉強法
──自分が「怠けられない仕組み」をつくれ!
●何のために生きてるのだろうと思うことはないか?
デスティニィ・プランを書き出せ!
◎ケーススタディ
面倒な稟議書のやりとりが時間を奪っています。
何か会社に提案できることはありませんか?
●出張は金曜に終わらせろ!
●どんな企画書も1枚の紙にまとめてみろ!
●なぜ私は昼間、クルマを運転しないのか?
●「あとで書こうメール」が
あなたの信用と時間をズタズタにする
◎ケーススタディ


【紐解き】
■「見える」
◇時間を見る
-1日14時間 ⇒ 14円と換算すると
 26万円くらいしかない
 
 
-ちゃっちゃっとやればいいという感覚
 捨てる、節約する
 

-納期に遅れない仕組みをつくる


-ホウレンソウは上司の時間をふくれあげてしまう

■効率はこれ以上あがらない
◇観点時間術
-対時間効果 ROT
 自分の時給を意識する
 メモの際は略語を徹底する
 名刺の向きなどに気をつける
 
 
-ストップウォッチ
 5個くらい持つ、カチッと言う感覚をつける
 
 
-株
 買ったら振り向くな、毎日チェックしていたら時間の無駄
 
 
■配分
◇26万時間を意識する
-目標をT¥1で管理
 部下には手触り感で共有させる

 
■何を削るか
◇何かを捨てる
-捨てないと忙しさは変わらない


-私の人生の時間は私がすべて責任をもたなければならない


-集中時間
 増やす・怠けられない仕組みを
 時間赤字を管理する
 
 
-“あとで”は辞める
 3分でダメなら予定にする
 
 
■落とし穴
◇合理化?
-無駄な時間を合理化してもモチベーションはあがるか?


-捨ててはならないものを見極める


-優先順位というのは詭弁、本当に大事なのは
 幸福でROTではない。
 常に『死』を意識する
 
 
-時間術は生き方を意識しなおす方法である


【感想】

間術の本は色々でているが
本書の他の書にない切り口が異常におもしろい。


まず、徹底ぶりが「うわ〜」と思ってしまうくらいなのである。


名刺の出しやすさの為に名刺入れのなかに名刺を
逆に入れるなど細部にわたっている。


正直、まぁ確かにそうなんだけれどもね〜
と思ってしまうのだが
こういう小さな積み重ねは大事だよな。
という気づきにはなる
(実行するかは別だが)


時間を時給換算しましょうというのは
アルバイトなどの仕事をしている人は常に時給という換算の元
働くのでこの感覚がさえていると思うが


会社にまかせてしまう給料体系だと
意外となぁなぁになってしまう部分がある。
僕もこの視点での考え方はしてるのだが
やっぱりまだまだ管理が甘いななんていうことは思ってしまう。


時間というものは無くなっていく
とても価値のあるものという意識はとても大切だなと改めて思う。


ただ、本書で響くところはそこではない。
最後の章の時間術の落とし穴の部分だ。


時間を効率化することが人生において
果たして正しいのか?なんて問いがでてくる。


著者の長野さんは食器を洗うのも時間の無駄ということで
使いきりのプラスティックスプーンを利用したというエピソードがあった
このとき、すごく空しさを憶えてたというエピソードがあった。


人間は完璧ではないのだから
ちょっと遠回りするのはまったくもっていい経験になる
ということもある。


食器を使い切ってポイするということは時間的には短縮されるが
食器洗いだってやり方次第では面倒でなく
精神統一する時間に転換できたりする。


比重を置くべきはROT(時間対効果)でなくて幸福
ということが重みある言葉で書いてあった。


そう、幸せを感じながら生きないと人間ダメなんだなぁって。
幸福を感じないとモチベーションもあがらないし


時間術で優先順位なんていうものは本質的にはいらなく
時間は唯一自分に与えられた自分で管理できる責任ということ。


これが全てなのかなと思った。
では時間術って何に使うのというと


時間術は生き方を意識しなおす方法である
ということなのだ。

そういったことを踏まえて
充実した時間をおくるには

ということを考えると
時間は限りある有限な資源であるということを踏まえると同時に
自分の幸せの為に使う

ということになるのではないかな。


なので、自分の幸せ座標を調整するために
時間術というツールを使う。


これが正しい時間術なのかもしれません。
本質的に人間は幸せになりたいですからね。


時間術というジャンルの中では本書は
さしずめ幸せ時間術といった感じで自分の人生を充実させたい人にはおススメできる本だと思う。




【修寛化】
・幸せをつくる
この時間、この時は全て自分の責任のもとに訪れていると判断し
自分の時間だからこそ大切に、幸せの為に使うべきということを
認識する。
 
【後記】
なかなか書評がかけませんでしたが
時間術の本を読んでちょっと気分も一新されました。

気分を一新といえば
実はもうひとつブログで大暴れしております。


こちらのブログ


勇気シリーズとでもいうのかしら??



人気blogランキングrainbow最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
Presented by hiro
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Posted by hiro at 01:12│Comments(0)  
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