2009年05月08日
ウェブ上で行われている
コミュニケーションというものは果たしてどこまでいくのか?
そんな希望を馳せる中
今日の本はウェブの敗北を宣言してしまっている本
本書は、smoothさんのこの記事が僕の心をくすぐり
駆り立ててくれたためアマゾンアタックしました!
smoothさんありがとうございます!
【本への挑戦】
・ウェブがもたらしたことは本当に敗北?
という視点で進んで行きたいと思います。
それでは 273冊目「ウェブはバカと暇人のもの」について、
一緒にいきましょう。
コミュニケーションというものは果たしてどこまでいくのか?
そんな希望を馳せる中
今日の本はウェブの敗北を宣言してしまっている本
本書は、smoothさんのこの記事が僕の心をくすぐり
駆り立ててくれたためアマゾンアタックしました!
smoothさんありがとうございます!
【本への挑戦】
・ウェブがもたらしたことは本当に敗北?
という視点で進んで行きたいと思います。
それでは 273冊目「ウェブはバカと暇人のもの」について、
一緒にいきましょう。
【目次】
【書感】
これは!
久々に考えさせられる良書ではないか
と僕は思った。
著者の意見については反論したいものばかりなのだけれども。
こうやって考えさせられる本は僕はすばらしいと思ってしまうからである。
特に読んで欲しいのはsmoothさんも仰っているが、
ブログ、ネットという媒介を使って何かを発信している方なのかと思う。
更に、更に言ってしまうと企業と協力的にブログをつくっていきたい!
なんていう発想でブログを書いている方は
本書内の「ブロガーイベント」についての話は必読だろう。
ブロガーイベントでの企業側との目的の不一致なんてことが書いてあるが
企業の「何のために」とブロガーの「何のために」が不一致してしまっているのだ。
これではブロガーを使ってのPRとしては大失敗なわけである。
ただ、ブロガー視点というのが庶民視点で爆発してしまうこともあるのだろうけれどもね・・・。
これは書評を書いている方にも言えるかもしれないが
ばっさり斬っても認めてくれる方もいれば
斬ったら離れていってしまうなんてこともしょっちゅうあるわけです。
本1冊が何百冊と売れる起爆剤になる可能性もあるので費用対効果はむしろいいのか・・・?
著者が明確に「アホ」だったり「暇人」としている人たちは
相手が見えないからというだけで論点がずれているようなクレームをする人たち
批判の上に批判をしてそこにつけこんで気分をよくする人たち
クレームについては根拠のあるクレームには誠実に対応しなくてはならない
でも、本当にどうでもいいようなクレームは無視すればいいだけ。
というかお互い時間の無駄だと思う。
批判の上に批判をかぶせる人たちもリアルの世界ではきっと
そういうことをなかなかできなく、匿名だからという根拠で
強気になってと、ある種リアルのストレスのはけ口になっているのかもしれないけれど
それは度を越えてしまっているわけで・・・。
質問に対しても「ググれカス」
(「質問する前にグーグルで調べろよ」ということ)
弱みへのフルボッコ・・・
(皆でいじめる)
リアルの世界とバーチャルの世界として捉えて読み進んで欲しいのだが
昔まではバーチャルの世界には一方的なコミュニケーションしか存在しなかった。
ファミコンなどで育ってきた僕らの世代はバーチャルコミュニケーション上では
一方向なのだなと納得して半分現実逃避に近い形の場があった。
しかし、今の世代
このインターネット社会においては、そのバーチャル世界がスタート
という世代が確かにいる。
痛さを知らない世代が増えてきてしまってるのかもしれない。
酷いことを言われた人は傷つく。
誰だって恐怖を憶えることはよくないことだ。
しかし、悪いことをしたら怒られるって概念がネット上に
なると薄くなってしまうような気もしなくもない。
怒鳴られる、殴られるということはまずない。
炎上する、干されるなんてことも写真など上がっていない限りは
いくらでも現実世界に戻ってこれる。
怒ってくれる大人というのがいなくなってしまった結果が
こういった現象を招いているのかもしれないと捉えられなくもない。
ただ、「バカじゃないの〜」と何も考えないほうがおかしく
現代社会の弊害がネット上に顕著にあらわれてしまっているのかもしれない。
それでも、「モノは使い方」なのだと思う。
本書末尾で
という言葉があった。
う〜ん
比較するものが違うような気がするのだけれども…。
確かに電話が起こした革命というのは
今後起きないでしょう。
でも起源的なものに「すごい」なんて比較してしまうと
ソフトウェア屋よりもハードウェア屋のほうがすごい
なんて意見にもなりかねないと思うのだが。
(この二つの場合はソフトありきのハード、ハードありきのソフトかな?)
ネットという媒体も電話がありきで進歩したものだから
電話なしで語るのはおかしな話である。
でも、でもだ百歩譲っても、この発言は極論すぎやしないか?
パソコンというものだって携帯電話というものだって
全部このインフラありきで動いているし
インフラがなかったら、ユーザなんていやしないのだ。
それが電話という媒介だけだったら
進化がどれほど遅かったのだろう?
人はなんだかんだいって視覚的なものも好きなのだ。
だからメールだって多くの人に使われているし、愛されている。
革命的な進化なんてものは存在しないかもしれない
それを新幹線と比べるのはお話にならないのだと思うのだが…
そして、ネットだけではもちろんダメだということ
ネット上もズバ抜けた天才も存在しているが
本書で言う「アホ」だとか野次馬だとか
根拠のない中傷をする人が多いのも事実なのである。
これってどの世界でも一緒のような気がする
リアルにも充分オカシイ空間は存在するし
認めてはいけない空間だって存在する。
オカシイものへはスルー力を磨いてスルーしておけばいい
自分とマッチする世界がそこにあるのならそこで
羽ばたけばいいのではないかな?
僕は「オンリーワン」派だし
別にナンバーワンだけが全てじゃないと思っている
何をもってしてナンバーワンなのかオンリーワンなのかをジャッジすればいいし
自分の貴重な人生という時間を批判やクレームばかりの対応で終わるなんていうことは
僕はイヤだ。
それに仕事をサボってパチンコする人
酒を飲みに行っている人は攻めもしない、だけれども残念ながら擁護もできない
これは言い切ろう。
僕は20年、30年、40年後
あぁいう生活をしないために、今を生きる。
「そんな綺麗事」
「バカじゃないの?」
という言葉は言いたい人に言わせておけばいい。
僕はネットがリアルに調和すれば「すごい力」をもっているのも
この1年間ネットとリアルを色々駆使して行動してきたからなんとなく
わかってきている。
本書に書いてある
こういう生き方、
もちろん人間らしいといえば
人間らしい。
ただ、幸か不幸か僕らの時代には
ネットという文明がある。
ネットがなければ出会わなかった人たちだって
たくさんいるし
こうした発言(ブログ)だってできなかっただろう。
ネット万歳なんて言い方はできないかもしれないけれど
ネットとリアルをうまく調和させれば間違いなく
人生は変わるし、自分の世界は変わる。
モノがせっかくあるのだから
上手に付き合ってつかっていけばいい
限りある24時間という時間を使って。
できることをすればいいのだから。
【経験知】
・ウェブとリアル
結局は視点次第で陰陽が見えてしまうのがこの世界
ただ、全てがいいなんてものは存在しない。
陰陽があって必ず何かが生まれ、こうして気づきを与えてくれるのかなと思った。
【後記】
ゴールデンウィークの期間すっかりサボってしまいました。
ちょっと形式を更改してお届けしました。
今回の本は約800円でこれだけ考えさせられるものなので
僕の中では良著になりますね。
本を読んで自分を読む、これがしやすい本は自分に響くモノです。
で、話変わって昨日は
日本実業出版の滝さんにお招きいただき飲み会に参加してきました。
(なんとなくはコチラ)
結構、技術的なお話や
皆さん読書家なのでとても興味深いお話が
聞けました♪
実に楽しかったです〜。
MINERVAの佐藤さんや技術評論社の傳さん、日本実業出版の石黒さんとお話させていただいたところ
この2冊は要チェックかなと。
はてしない物語 ミヒャエル・エンデ
峠 司馬遼太郎
滝さん
ありがとうございました!

今日もありがとうございました!
Presented by hiro
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第1章 ネットのヘビーユーザーは、やっぱり「暇人」
第2章 現場で学んだ「ネットユーザーとのつきあい方」
第3章 ネットで流行るのは結局「テレビネタ」
第4章 企業はネットに期待しすぎるな
第5章 ネットはあなたの人生をなにも変えない
【書感】
これは!
久々に考えさせられる良書ではないか
と僕は思った。
著者の意見については反論したいものばかりなのだけれども。
こうやって考えさせられる本は僕はすばらしいと思ってしまうからである。
特に読んで欲しいのはsmoothさんも仰っているが、
ブログ、ネットという媒介を使って何かを発信している方なのかと思う。
更に、更に言ってしまうと企業と協力的にブログをつくっていきたい!
なんていう発想でブログを書いている方は
本書内の「ブロガーイベント」についての話は必読だろう。
ブロガーイベントでの企業側との目的の不一致なんてことが書いてあるが
企業の「何のために」とブロガーの「何のために」が不一致してしまっているのだ。
これではブロガーを使ってのPRとしては大失敗なわけである。
ただ、ブロガー視点というのが庶民視点で爆発してしまうこともあるのだろうけれどもね・・・。
これは書評を書いている方にも言えるかもしれないが
ばっさり斬っても認めてくれる方もいれば
斬ったら離れていってしまうなんてこともしょっちゅうあるわけです。
本1冊が何百冊と売れる起爆剤になる可能性もあるので費用対効果はむしろいいのか・・・?
著者が明確に「アホ」だったり「暇人」としている人たちは
相手が見えないからというだけで論点がずれているようなクレームをする人たち
批判の上に批判をしてそこにつけこんで気分をよくする人たち
クレームについては根拠のあるクレームには誠実に対応しなくてはならない
でも、本当にどうでもいいようなクレームは無視すればいいだけ。
というかお互い時間の無駄だと思う。
批判の上に批判をかぶせる人たちもリアルの世界ではきっと
そういうことをなかなかできなく、匿名だからという根拠で
強気になってと、ある種リアルのストレスのはけ口になっているのかもしれないけれど
それは度を越えてしまっているわけで・・・。
質問に対しても「ググれカス」
(「質問する前にグーグルで調べろよ」ということ)
弱みへのフルボッコ・・・
(皆でいじめる)
リアルの世界とバーチャルの世界として捉えて読み進んで欲しいのだが
昔まではバーチャルの世界には一方的なコミュニケーションしか存在しなかった。
ファミコンなどで育ってきた僕らの世代はバーチャルコミュニケーション上では
一方向なのだなと納得して半分現実逃避に近い形の場があった。
しかし、今の世代
このインターネット社会においては、そのバーチャル世界がスタート
という世代が確かにいる。
痛さを知らない世代が増えてきてしまってるのかもしれない。
酷いことを言われた人は傷つく。
誰だって恐怖を憶えることはよくないことだ。
しかし、悪いことをしたら怒られるって概念がネット上に
なると薄くなってしまうような気もしなくもない。
怒鳴られる、殴られるということはまずない。
炎上する、干されるなんてことも写真など上がっていない限りは
いくらでも現実世界に戻ってこれる。
怒ってくれる大人というのがいなくなってしまった結果が
こういった現象を招いているのかもしれないと捉えられなくもない。
ただ、「バカじゃないの〜」と何も考えないほうがおかしく
現代社会の弊害がネット上に顕著にあらわれてしまっているのかもしれない。
それでも、「モノは使い方」なのだと思う。
本書末尾で
ネットよりも電話のほうがすごい
ネットよりも新幹線のほうがすごい
という言葉があった。
う〜ん
比較するものが違うような気がするのだけれども…。
確かに電話が起こした革命というのは
今後起きないでしょう。
でも起源的なものに「すごい」なんて比較してしまうと
ソフトウェア屋よりもハードウェア屋のほうがすごい
なんて意見にもなりかねないと思うのだが。
(この二つの場合はソフトありきのハード、ハードありきのソフトかな?)
ネットという媒体も電話がありきで進歩したものだから
電話なしで語るのはおかしな話である。
でも、でもだ百歩譲っても、この発言は極論すぎやしないか?
パソコンというものだって携帯電話というものだって
全部このインフラありきで動いているし
インフラがなかったら、ユーザなんていやしないのだ。
それが電話という媒介だけだったら
進化がどれほど遅かったのだろう?
人はなんだかんだいって視覚的なものも好きなのだ。
だからメールだって多くの人に使われているし、愛されている。
革命的な進化なんてものは存在しないかもしれない
それを新幹線と比べるのはお話にならないのだと思うのだが…
そして、ネットだけではもちろんダメだということ
ネット上もズバ抜けた天才も存在しているが
本書で言う「アホ」だとか野次馬だとか
根拠のない中傷をする人が多いのも事実なのである。
これってどの世界でも一緒のような気がする
リアルにも充分オカシイ空間は存在するし
認めてはいけない空間だって存在する。
オカシイものへはスルー力を磨いてスルーしておけばいい
自分とマッチする世界がそこにあるのならそこで
羽ばたけばいいのではないかな?
僕は「オンリーワン」派だし
別にナンバーワンだけが全てじゃないと思っている
何をもってしてナンバーワンなのかオンリーワンなのかをジャッジすればいいし
自分の貴重な人生という時間を批判やクレームばかりの対応で終わるなんていうことは
僕はイヤだ。
それに仕事をサボってパチンコする人
酒を飲みに行っている人は攻めもしない、だけれども残念ながら擁護もできない
これは言い切ろう。
僕は20年、30年、40年後
あぁいう生活をしないために、今を生きる。
「そんな綺麗事」
「バカじゃないの?」
という言葉は言いたい人に言わせておけばいい。
僕はネットがリアルに調和すれば「すごい力」をもっているのも
この1年間ネットとリアルを色々駆使して行動してきたからなんとなく
わかってきている。
本書に書いてある
人はご飯を食べて身体を育て、人と会って友情を培い、勉強をすることによって学校へ入り、
そこでさまざまなことを学び、学校を卒業することによって社会進出の礎・資格を獲得し、
恋愛をすることによって人生にスパイスが与えられ、性行をすることによって快感を得て子供を作り、仕事をすることによって社会とのつながりを感じ、
愛する人に死なれることによって悲しみを覚える。
こういう生き方、
もちろん人間らしいといえば
人間らしい。
ただ、幸か不幸か僕らの時代には
ネットという文明がある。
ネットがなければ出会わなかった人たちだって
たくさんいるし
こうした発言(ブログ)だってできなかっただろう。
ネット万歳なんて言い方はできないかもしれないけれど
ネットとリアルをうまく調和させれば間違いなく
人生は変わるし、自分の世界は変わる。
モノがせっかくあるのだから
上手に付き合ってつかっていけばいい
限りある24時間という時間を使って。
できることをすればいいのだから。
【経験知】
・ウェブとリアル
結局は視点次第で陰陽が見えてしまうのがこの世界
ただ、全てがいいなんてものは存在しない。
陰陽があって必ず何かが生まれ、こうして気づきを与えてくれるのかなと思った。
【後記】
ゴールデンウィークの期間すっかりサボってしまいました。
ちょっと形式を更改してお届けしました。
今回の本は約800円でこれだけ考えさせられるものなので
僕の中では良著になりますね。
本を読んで自分を読む、これがしやすい本は自分に響くモノです。
で、話変わって昨日は
日本実業出版の滝さんにお招きいただき飲み会に参加してきました。
(なんとなくはコチラ)
結構、技術的なお話や
皆さん読書家なのでとても興味深いお話が
聞けました♪
実に楽しかったです〜。
MINERVAの佐藤さんや技術評論社の傳さん、日本実業出版の石黒さんとお話させていただいたところ
この2冊は要チェックかなと。
はてしない物語 ミヒャエル・エンデ
峠 司馬遼太郎
滝さん
ありがとうございました!

今日もありがとうございました!
Presented by hiro
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