相反するもののパレード -278 クリエイティブチョイス:あなたの人生が勇気に満ち溢れる555冊の多読成功術
あなたの人生が勇気に満ち溢れる555冊の多読成功術 ⇒ 読書相反するもののパレード -278 クリエイティブチョイス

2009年05月26日

久々に濃い本がきた

正直、最近のビジネス書は
小手先のだったり、古典的なものの焼きまわし
言葉の表現を変えただけ、言葉遊びだな〜
と思えるものが多かったのだが




本書、ただの
人生論・成功法則ではない。


出会うべくして出会ってしまった
1冊かもしれない。

【本への挑戦】
新しいものを、自分を変えていくチョイスとは
という視点で進んで行きたいと思います。

それでは 278冊目「クリエイティブチョイス」について

Let's go!!



【目次】

序章 答えはイエスとノーだけではない
第1章 第一の原則・目的―「おもいきって」かつ「個人的な」目的を立てる
第2章 第二の原則・手段―「論理的に」かつ「直感で」選択肢を広げる
第3章 第三の原則・試行―「偶然を求めて」かつ「勇気を出して」踏み出す
第4章 第四の原則・自得―「楽しみながら」かつ「終わらない」物語を創る
第5章 答えは「目的」が教えてくれる



【書感】

目次の並び方
まず、ここだけ読んでも
この相反するものの羅列だけで
何かうっとりくるものがある。

「おもいきって」「個人的な」
「論理的で」「直感で」
「偶然を求めて」「勇気を出して」
「楽しみながら」「終わらない」

なんていう
お前どっちだよ!と思わずつっ込んでみたくなってしまう。


本格的にいく前に、ちょっと考えて欲しい。

暴風雨が吹き荒れる中
あなたは2人乗りの車を運転しています。
バスの停留所に通りかかりました。
次の3人のうち1人を乗せるなら誰にしますか。


1.危篤のような老人
2.かつて命を救ってくれた恩人
3.パーフェクトな出会うべくして、この瞬間出会った素敵なパートナー


さて、あなたはどうしますか?
答えは最後にしましょう。


まず、「おもいきって個人的」
ここでは

情熱・価値・能力という3つのフレームワークを
バランスよくすること
そして、自分の北極星を見つけ
そこに進みなさいと書いてある。


我がことを突きつめて、皆のことになる。


こういう答えをなかなか導き出せないのが
今の日本人。

自己犠牲でしか救えない
とか自分が全てだ
とか本当に極端な人が多い。


情熱・価値・能力をつきつめて
我がことをやっていき、皆のことになれば
それはwin-winを築けるので素晴しいことだろう。
このあたりの構築については「論理的で直感で」の章に詳しく書いてあるから
読んで欲しい。


次に気になったのが
「偶然と勇気」の章

選択を試さないと目的が明確にできない ということや
失敗が許されないというのが創造的でない
など目からウロコの内容ばかりである。


しかも『勇気』というものは
どうやら意識しないと磨けないもので
いっぺんにやろうとすると反動が大きいから
小出しに小さなチャレンジを
というのがどうやら大切だそうだ。


Amazonのジェフ・ベゾス氏の
言葉の引用が書いてあったのだが


「老い」とは考えたことを実行しないこと


とあった。
そうか、考えて、考えても
実行しなければ、それは「老い」なんだ。

う〜ん、素晴しい。


最後に
新しいものを、自分を変えていくチョイスとは


これは意外と簡単なことなのかもしれないが
自分という物語を完全に演じきるということだ。

この人生は誰のものでもない。
あなた自身の物語

辞めるも続けるも全て自分の手中の中にある。
しかも、この物語は絶対にハッピーエンドなのだ。


だからこそ
「人に語る ⇒ 成長する ⇒ 変化する ⇒ 終わってほしくなくなる ⇒ ハッピーエンド」
となるわけ。


人は残念ながら
はじまりもあれば終わりもある。


どうせ終わるのなら
「じたばた」すればいい。

自分の運命とやらを呪う暇があったら
ちょっとでももがけばいい


自分が切り拓いていくしか
この物語はハッピーエンドに向かわないのだから。


ただ、注意して欲しいのは
仕事=好きなこと
にすること。

こうしてしまうと
仕事を否定された時に
好きなことまで否定されたことになる。


ともはや、ダメだったら
また別な角度で挑戦すればいいだけ
だとも考えられるけれどね。


この人生は意外と短いもの。
実は誰も気づいていない
第三の答えがすぐそこに眠っているのかもしれない。


本書は読むことによって
完璧な答えなどない ビジネスの世界での生き方が
変化していくかもしれない素晴しい本だ。




【経験知】
選択肢で視野を狭めない
白と黒だけが答えじゃない。
たまにはグレーだっていいじゃないか
そんな発想が自分を変化させて救ってくれる時もあるのだから。
 
 
【後記】
ビジネス選書読書会で読んで
改めて自分で購入して読み直した本

性格的な部分もあると思うが
本書は僕と非常にマッチした。

相反するものを使いこなして
かつ、新たな、誰もが選ぼうとしない世界


そんな不思議感覚を味わえるのも素晴しいことだ。


そして、こうやってブログで表現していくのが
どうやら僕は好きらしいので
自分のペースで続けていきます。


そうだ、クイズの答えですが
恩人に車を預けて、危篤の老人を病院に連れて行ってもらう。
そして自分は停留所で理想のパートナーと会話しながらバスを待つ
という答えが例として書いてありました。


そのほかにも色々答えはあります。
ただし、単純に1、2,3のどれか一つを答えたようでしたら
本書、是非読んだほうがいいでしょうね。


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今日もありがとうございました。へたれhiroに愛の手を↑

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Posted by hiro at 01:14│Comments(2)  
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コメント一覧

1. Posted by TAKU   2009年05月26日 22:49
思わず読みたくなってしまいました。
早速注文します、ありがとうございます!
2. Posted by hiro   2009年05月28日 00:03
>TAKUさん
本書、凝り固まったり
新しい発想を持ちたいときに、大活躍してくれること
間違いないです。イチオシです!

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