形に残すものだからこそ -313 佐藤可士和の超整理術:あなたの人生が勇気に満ち溢れる555冊の多読成功術
あなたの人生が勇気に満ち溢れる555冊の多読成功術 ⇒ 読書形に残すものだからこそ -313 佐藤可士和の超整理術

2009年08月31日

ザイン
というものを自分好みで決めてしまうな〜ということが
ちらほらあります。


デザインって独創的にやるものじゃないの?


と思い勝ちですが
今回の本

佐藤可士和の超整理術
佐藤 可士和

[Amazonで詳しく見る]

そんなデザインに対する思い込みを
ぶち壊してくれるような本です。


【本への挑戦】
空間物事を魅せる極意とは
という視点で読み進んでいこうとおもいます。



【目次】

1章 問題解決のための“超”整理術
2章 全ては整理から始まる
3章 レベル1「空間」の整理術――プライオリティをつける
4章 レベル2「情報」の整理術――独自の視点を導入する
5章 レベル3「思考」の整理術――思考を情報化する
6章 整理術は、新しいアイデアの扉を開く



【書感】

い込み

出すまでにこれをこうしたら伝わるとか
ここをあぁしたら伝わるとか思い込んで結局なんもできてないじゃん
ということが反省しなければいけないのですが結構あります。


でも、デザインをする。


という佐藤可士和氏のデザインはそんな考えはまずゴミ箱にポイなのです。


デザインというのは感情に訴えかけるほうが強いのかなと思いきや
佐藤氏のデザインへの考え方は極めて論理的。

目次にもあるが

・空間
・情報
・思考

を“整理”することによって
相手の思いの本質を伝えるデザインが生まれると仰っています。

佐藤氏の有名なデザインだと
国立新美術館のロゴなどがあります。
“新”という文字を独自フォントにしているやつですね。


なぜ、“新”を選んだかという秘話は本書を是非読んで欲しいところですが


デザインと“整理”というのが本書の肝で
状況を把握する、視点を導入する、課題を設定する
と常に“整理”という思考が大切で
いらないものは捨てるという勇気が必要だな
と本書を読んでいてつくづく感じた。
(佐藤氏のオフィスの綺麗なこと、綺麗なこと)


やはりクリアにしておくと
まとめるのも楽だし、“整理”するのもとても簡単になるのですね。


デザインの練り方の本質は
次の3点が挙げられていて

・迷ったら具体的に常にビジョンで出す
・考えを言語化する
・他人事を自分事に考えリアリティを出す

いわばこれらも思考の整理なわけで
迷ったら、何に迷っているのかを整理してビジョン化してみたり
思考をぐるぐるさせて考えついたものは言語化してみる。


このあたりは整理術の本とかにも結構掲載されているので
イメージしやすいのですが


「他人事を自分事に考えリアリティを出す」というのは
まだまだ自分にできていなく。
まだ自分事を出すのが手一杯だなという状態になっている。

デザインというのは限られた資源を
その限られた資源上でいかにクライアントの想いを込めて
伝えるかであって、「他人事を自分事に考えリアリティを出す」
ということが本当に重要だなと考え改めるいいきっかけになった。

なにか思考がまとまらないときは
本書を読んで自分の思考を整理し、頭をクリアにして
新たな発想の為に客観的に考えてみるとおもしろいですね。


佐藤可士和の超整理術
佐藤 可士和

[Amazonで詳しく見る]


【後記】
8月も終わりを告げ
いよいよ夏が終わってしまったかの如く
涼しい時間になりました。

夏には夏の
秋には秋のいいところがある。

秋は涼しいしので物事が
はかどりますね。

読書の秋は当然なのですが
いろいろな秋を今年は経験したいものです。


人気blogランキングrainbow


今日もお付き合いいただきありがとうございました。

Presented by hiro
ブログトップへ戻る

Posted by hiro at 23:47│Comments(0)  
読書 | このエントリーを含むはてなブックマーク | |

スポンサーリンク



トラックバックURL

コメントする

名前:
URL:
  情報を記憶:
 
 
 
自己紹介(hiroとは?)

管理人の紹介はこちら



本ブログへのお問い合わせがございましたら⇒コチラへどうぞ
web&ブログ内検索
Google
カテゴリ