2009年09月02日
未来は暗いと考えている人たちが
多いご時勢だとよく言われます。
こんな質問があります。
「これから世の中は、良くなると思いますか？それとも、ダメになると思います？」
今回の本
脱「ひとり勝ち」文明論
清水 浩
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]
本書の中には上の質問の“答え”があるのでしょうか？
多いご時勢だとよく言われます。
こんな質問があります。
「これから世の中は、良くなると思いますか？それとも、ダメになると思います？」
今回の本
脱「ひとり勝ち」文明論清水 浩
[Amazonで詳しく見る
]本書の中には上の質問の“答え”があるのでしょうか？
【目次】
【書感】
ダメになる
さきほどの質問は著者である清水さんが50人の高校生にした質問です。
「ダメになる」そう答えた高校生が何人いたでしょうか？
2人？、5人？、10人？
正解は･･･
なんと48人、ダメになる。
未来に対して抱いているイメージがこうなのです。
それが戦争もない、生活に不自由しない国。
日本の実態なのです。
若者が夢も希望も持てない
弱者は死に、強者は死にとやってきた結果生まれてしまったのが
このザマです。
でも、清水さんは決してダメになるなんてことは考えていません。
清水さんが研究している電気自動車「Eliica」の希望のある話を聴いたところ
この50人の回答は9割が「未来はよくなる」と考えるようになりました。
情報がたくさん流れる中、入手している情報の質が。
これからのことを予測するための「知識」「情報」が足りていないと清水さんは
記載しています。
本書のタイトルである
脱「ひとり勝ち」とは「ひとり勝ち」というのはいわば箇所に
集中してしまうことと書いてあります。
貧富の差とか格差とかが生まれるのもまぁこの仕組みです。
では、貧困をなくすには何がいいかという理想論でない解を
著者は太陽電池という形で回答しています。
太陽電池なんてはやってないじゃん？高いじゃん？
と思われてしまうかもしれないですが
この発想をそもそも変える。
例えば自動車、自動車に関しては
「環境とエネルギーに負担をかけている」と現状があるのだが
その発想を「ぶち壊す」
そして「環境とエネルギーに負担をかけるものでない車」の発想で
生み出されたのが「Eliica(エリーカ)」。
現状のエリーカは正直あんまりカッコよくない。
なんかタイヤがいっぱいある。
値段がそもそも3000万円とかあんまり明るいことは書いていないのですが
4輪が自動車という
前の時代の発想なんてものはぶち壊さないと
いけない。8輪あるのはエネルギーを生み出すため。
しかも370km/hとかいう恐ろしい速度をたたき出してくれるそうです。
最初は高くても大量生産されれば価格なんてものは落ちる。
DVDとかBlue-rayだってプレステのような量産機が現れ格安になったし
携帯電話だって大量生産されやすくなった。
HDDなんて1GBがやっとだったのに気づいたら1TBとか
そうやってものの需要なんていうものは時間とともに変わって行く
それも波にのってしまえば、わずか7年という期間で。
製造側には残念だけれども価格が変動していくのは我々使い手にかかっている
というのも事実。
しかし、使い手を考えると･･･
エリーカのアイデアは素晴しいが、
車好きを射止めるには
もうちょっと努力が必要なのではないかな･･･？
とも思えてしまうのですが･･･
何はともあれ
本書を読んでいると著者の「超楽観的」な思考に
思わずこちらも楽しくなってしまいます。
という言葉も非常に力強さを持っています。
電気自動車が自分で走ったエネルギーをもとに新たにエネルギーをつくるように
新しい技術を使えば使うほどエネルギーに満ち溢れ、行き渡り、人類は裕福になる。
そんな未来になったら楽しくてしょうがないじゃないですか！
根本的にはこれは何事にも通用することで
残念ながら暗い未来を想像していたら、それは暗い未来を創ることになる。
そんな暗い未来を考える思考を「ぶち壊し」てとにかく未来は一人ひとりが創ると考え
前向きに生きたほうが、きっと未来は明るくなる。
ある意味、電気自動車のモーターと人生は似ているのかもしれないです。
スピードと知恵で「ひとり勝ち」旧来の概念をぶち壊していこうではありませんか。
脱「ひとり勝ち」文明論
清水 浩
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【後記】
すっかり外は涼しくなり
いつもの如く窓を開けっぱなしにしていたら
寝冷えしてしまいました。
季節の変わり目ですね〜。
なんていいながらも
すごく希望に満ちた本を読めたおかげで
若干、楽しくなってきた。
でも決断するスピードと情報を見極める力は
やっぱり必要なわけで。
もっともっと自分を磨かないといけないな〜
と感じてしまった。
ガンバロ。
今日もお付き合いいただきありがとうございました。
Presented by hiro
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1 脱「ひとり勝ち」文明へ
2 未来は、電気自動車の中にある
3 「エリーカ」開発で見えてきたこと
4 日本発、日本型の文明を!
【書感】
ダメになる
さきほどの質問は著者である清水さんが50人の高校生にした質問です。
「ダメになる」そう答えた高校生が何人いたでしょうか？
2人？、5人？、10人？
正解は･･･
なんと48人、ダメになる。
未来に対して抱いているイメージがこうなのです。
それが戦争もない、生活に不自由しない国。
日本の実態なのです。
若者が夢も希望も持てない
弱者は死に、強者は死にとやってきた結果生まれてしまったのが
このザマです。
でも、清水さんは決してダメになるなんてことは考えていません。
清水さんが研究している電気自動車「Eliica」の希望のある話を聴いたところ
この50人の回答は9割が「未来はよくなる」と考えるようになりました。
情報がたくさん流れる中、入手している情報の質が。
これからのことを予測するための「知識」「情報」が足りていないと清水さんは
記載しています。
本書のタイトルである
脱「ひとり勝ち」とは「ひとり勝ち」というのはいわば箇所に
集中してしまうことと書いてあります。
貧富の差とか格差とかが生まれるのもまぁこの仕組みです。
では、貧困をなくすには何がいいかという理想論でない解を
著者は太陽電池という形で回答しています。
太陽電池なんてはやってないじゃん？高いじゃん？
と思われてしまうかもしれないですが
この発想をそもそも変える。
例えば自動車、自動車に関しては
「環境とエネルギーに負担をかけている」と現状があるのだが
その発想を「ぶち壊す」
そして「環境とエネルギーに負担をかけるものでない車」の発想で
生み出されたのが「Eliica(エリーカ)」。
現状のエリーカは正直あんまりカッコよくない。
なんかタイヤがいっぱいある。
値段がそもそも3000万円とかあんまり明るいことは書いていないのですが
4輪が自動車という
前の時代の発想なんてものはぶち壊さないと
いけない。8輪あるのはエネルギーを生み出すため。
しかも370km/hとかいう恐ろしい速度をたたき出してくれるそうです。
最初は高くても大量生産されれば価格なんてものは落ちる。
DVDとかBlue-rayだってプレステのような量産機が現れ格安になったし
携帯電話だって大量生産されやすくなった。
HDDなんて1GBがやっとだったのに気づいたら1TBとか
そうやってものの需要なんていうものは時間とともに変わって行く
それも波にのってしまえば、わずか7年という期間で。
製造側には残念だけれども価格が変動していくのは我々使い手にかかっている
というのも事実。
しかし、使い手を考えると･･･
エリーカのアイデアは素晴しいが、
車好きを射止めるには
もうちょっと努力が必要なのではないかな･･･？
とも思えてしまうのですが･･･
何はともあれ
本書を読んでいると著者の「超楽観的」な思考に
思わずこちらも楽しくなってしまいます。
「ぼくたちがやるべきことは、これからの二十一世紀型の技術を、いかにすばやく、
いかに確実に普及させて、いかに脱「ひとり勝ち」の文明を築きあげるか。
という言葉も非常に力強さを持っています。
電気自動車が自分で走ったエネルギーをもとに新たにエネルギーをつくるように
新しい技術を使えば使うほどエネルギーに満ち溢れ、行き渡り、人類は裕福になる。
そんな未来になったら楽しくてしょうがないじゃないですか！
根本的にはこれは何事にも通用することで
残念ながら暗い未来を想像していたら、それは暗い未来を創ることになる。
そんな暗い未来を考える思考を「ぶち壊し」てとにかく未来は一人ひとりが創ると考え
前向きに生きたほうが、きっと未来は明るくなる。
ある意味、電気自動車のモーターと人生は似ているのかもしれないです。
スピードと知恵で「ひとり勝ち」旧来の概念をぶち壊していこうではありませんか。
脱「ひとり勝ち」文明論清水 浩
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]【後記】
すっかり外は涼しくなり
いつもの如く窓を開けっぱなしにしていたら
寝冷えしてしまいました。
季節の変わり目ですね〜。
なんていいながらも
すごく希望に満ちた本を読めたおかげで
若干、楽しくなってきた。
でも決断するスピードと情報を見極める力は
やっぱり必要なわけで。
もっともっと自分を磨かないといけないな〜
と感じてしまった。
ガンバロ。
今日もお付き合いいただきありがとうございました。
Presented by hiro
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