規格品なんてつまらない! -325 ココ・シャネルという生き方:あなたの人生が勇気に満ち溢れる555冊の多読成功術
あなたの人生が勇気に満ち溢れる555冊の多読成功術 ⇒ 読書規格品なんてつまらない! -325 ココ・シャネルという生き方

2009年10月03日

シャネルといえば
香水、カバンと女性を美しく魅せるためのツールとして
もはや説明のいらないくらいに
愛用されているのだが


その創始者の『ガブリエル・シャネル』という人物を
ご存知な方はどれくらいいるだろう。


今回の本は

ココ・シャネルという生き方
山口 路子

[Amazonで詳しく見る]



一人の女性がなぜ、
シャネルという栄光ある歴史をつくったか
その歴史は想像を絶するものだった・・・





【書感】

ランド品
というとどうも二番煎じ、三番煎じという気持ちになってしまって
僕は正直嫌いなのだが


この本から
本当にシャネルの意志を考えて
シャネルスーツを着ている人であれば
それは立派な個性なのかなとも考えられる。


それくらい本書で紹介される「シャネル」という人物は
魅力溢れる人物だ


本書、歴史ものとしても啓発書としても
マドモアゼル・シャネルの仕事と愛について
相当読みやすくまとまっている。


マドモアゼルというのは未婚女性をさすのだが
シャネルは生涯「未婚」であった。


富という面では成功したが
俗に言われる素敵な相手と子供をつくり、
幸せな家庭を作ったというわけではない。
ただ、未婚女性といっても結婚を考えた異性がいなかったわけではないし
色恋沙汰が少なかったわけでは決して無い。


むしろ20代、30代、40代、50代とシャネルの周りには
必ず男性はいたわけで運命的という言葉があるのであれば
そのような男性も、結婚しようと思った男性との出会いも何回かあった。
でも相手が悲運の死を遂げたりと「マドモアゼル」だったのだ


シャネルのショーにウェディングドレスが登場しない“ふくみ”
様々な富豪、芸術家、実業家との色恋は読み応えがある。


しかし、僕が気になったのはやはり
どうやってシャネルという大ブランドを創ったかだ。
本書にはいわゆる成功本とかで言っていることを
どこぞの謎の人物ではなくシャネルという人から
彼女なりの仕事術を得られるのがとても大きい。


いくつかピックアップしてみると
◆決意
自由を手に入れるためにお金持ちになると決意する
いつか実現したらいいなと生ぬるい考えではダメ


◆傲慢
謙虚になれというが謙虚の裏にはごまかしが発生しやすい
そういった意味で逃避、ごまかしを捨てるために
傲慢という道を決意した。


◆所有することは醜い、執着することはもっと醜い
節約して貧乏な人もいれば、お金を使って裕福な人もいる


◆嫌悪の精神
シャネルが服をつくる第一の目的は
「自分の着たい服をつくる」

不要なものは除去する。

例えば彼女はスカートを作るにも膝を見せない

膝は関節。見せるものではない
誰もが15歳ではない。残念だし、そしていいことだ。
40歳から女は本当の女になり、ようやく着方がわかってくるのだから。
あたしは恥じらいを持ったエレガンスを本当の女たちのために、戦い、守る。



とシャネルなりの仕事、流儀が書かれている。
周囲に流されることなく
自分の「道」が「その辺のくだらない女達と一緒にされたくない」
という精神で自己の理念を確立させたのだろう。


固定概念を覆すという人は
「一本の道」がしっかりと定まっているのだろう。
一本の道と言えば「篤姫」も思い返せるが
彼女もそういえばちょっとタイプが似ているのかもしれない。


一流の者から生み出された
一流のブランドをただ身につけているのではなく
「自分であるために」
自分を輝かせるために
シャネルの理念を知った上でブランドを使うのでは
まったくもって価値感が変わるわけだ。


日本でいう匠の精神はそこにあった。
「誰かのために」と考えることも大切だけれども
まずは「自分」のために「自分が着たいと思った」


シャネルは成功しすぎて孤独だ
といわれたそうだが
本当にそうだったのだろうか?


確かに好きな男性と「結婚」という道は無かった。
子供もできなかった。


それが、傲慢でも孤独でも
いいじゃないか
第3者の目線、
他人の価値感で自分の「誇り」まで動かす必要はない。


彼女のコレクションには
「ウェディング・ドレス」は存在しない


「結婚」という規格品の幸せを選ばなかった。
そこにこだわったというのがシャネルという生き方で
自分に正直に生きるというのは誰かが決めた
決して「規格品の人生」を歩んではいけないということ。


シャネルという女性を知らなかった
僕にとっては本書内の数々のシャネル本人の写真から
彼女の「道」を学んだ。


自分が引いた道
周囲に決められた道ではない。
その道は自分で勝手に選んだ道だからこそ
奴隷になってでも熱く突き進まなければいけない。
ここでは誰かは関係ないことだから。



ココ・シャネルという生き方
山口 路子

[Amazonで詳しく見る]


【後記】
シャネルの映画公開に沿って
シャネルの本が出版されたり、再販されたりしているみたいだが
映画のほうは本書を読む前にいくべき。

本書を読んでしまうとシャネルという人の
歴史を知ってしまうため
映画があまりにも陳腐になってしまう。


本書はそれくらいよくシャネル初心者にも伝わるように
書かれている。


なので映画をみてから読んだほうがいいかもしれませんね。



人気blogランキングrainbow


今日もお付き合いいただきありがとうございました。

Presented by hiro
ブログトップへ戻る

Posted by hiro at 23:55│Comments(0) | -->  
読書 | このエントリーを含むはてなブックマーク | |

スポンサーリンク



コメントする

名前:
URL:
  情報を記憶:
 
 
 
自己紹介(hiroとは?)

管理人の紹介はこちら



本ブログへのお問い合わせがございましたら⇒コチラへどうぞ
web&ブログ内検索
Google
カテゴリ