理解でなく演じろ -338 頭がよくなる思考法:あなたの人生が勇気に満ち溢れる555冊の多読成功術
あなたの人生が勇気に満ち溢れる555冊の多読成功術 ⇒ 読書理解でなく演じろ -338 頭がよくなる思考法

2009年10月25日

藤さんの本は
貧乏のすすめ がわりとよかったので
読書会の時つい手にとってしまったのだが


今回の本は
頭がよくなる思考法
齋藤 孝

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頭がよくなる思考

があればあなたは何をするだろうか?


頭がよくなることはそんなにいいことなのだろうか?



【目次】

はじめに--「思考法」を増やすことが頭をよくすること
第1章 もれなく考える技術~無意識の思考を全部「意識的」に切り替える
第2章 やわらかく考える技術~発想のうまい人は「まてよ?」が必ずうまい
第3章 広く考える技術~相手の立場に立てば「自分」が見えてくる
第4章 大きく考える技術~「バルコニーに上がる」だけで知性は変わるのだ
第5章 深く考える技術~ノーをプラスに変える「生産的な対話法」
第6章 論理的に考える技術~感情を「隔離」しながら正解を組み立てる
第7章 独創的に考える技術~他人の頭を使って「自分の限界」を突破せよ



【書感】

カというわけでもなく
勉強が出来るという頭のよさを本書で言っているのではない。


本書で仰っている頭のよさとは
リンゴといわれて赤くて丸い食べ物と想像したり
椎名林檎を想像したりとかそういう枠の限界を突破することにあると
書かれている。


学校の勉強は暗記してしまえば気合でなんとかなるものもあると思う。
でも社会なんて暗記だけじゃとてもじゃないけれど耐えられないわけ
で暗記という理解という枠ではダメで
もっと理解でなく演じる。入りこむってところまでいかないといけないよね
と本書には書かれている。


正反合で物事を考えるという視点はなかなか面白く
正=命題
反=矛盾
合=あわせて先を
という具合なのだ。

正の部分を考えつつ
矛盾もしっかり考える
そしてそれらをあわせて一歩先を考えるということ

この一歩先には新たな発見があり
気づきがあるってことなんだね。


これは否定的という考え方を生産的にする方法でもあって
否定的発想というのは必ず矛盾が存在する。


ではその矛盾と否定を混ぜたら
またあらたな発見になるってことだ。
ってことは否定的な人って実は新しいものを
生み出すためのすごくいいポジションにいるのかもしれない。


ただ否定的も「まぁいいか」「これでいい」はThe Endなので注意が必要だ。

「まぁいいか」「まぁいいか」「まぁいいか」って思考をずっとしていると
逆思考は現実化するのだ。


その結果見事な「ダメ人間」が完成してしまう。


「これでいい」と思った時点でも人間の成長は止まるとも仰っている


そうではなくてもう二度とない“時”なのだから
僕は、私は向上する!
ってはったりでも常に思いつづける


難点といえばやっぱり齋藤さんの本を短い期間に
読むと本質的に言っていることが被るので飽きるということ


ただ、その本質は大切なことを言っている。
言っているのはわかるのだが
何度も言っていると素直に受け入れないといけないところもあったり
実は難しかったりする。


宮本武蔵がいきついた先は「無心」だと本書に書いてあった。


難しいとか、素直にとかではなく
可能であれば「無心」で進むのがいいのかもしれない
精神を研ぎ澄まして自分の思考を「ワザ」にしようではないか。



頭がよくなる思考法
齋藤 孝

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【後記】
雨、この時期の雨は非常に嫌です。

なんていったって寒いですからね。
夏は熱いとぼやき
冬は寒いとぼやく

この人間の不条理具合
最高なのかもしれない。
な〜んて感じてしまった今日この頃




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今日もお付き合いいただきありがとうございました。

Presented by hiro@無心?
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Posted by hiro at 20:00│Comments(0)  
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