失うものなんて何もない、だったら… -344 夢をかなえる「打ち出の小槌」:あなたの人生が勇気に満ち溢れる555冊の多読成功術
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2009年11月07日

短距離が
あるのか無いのかと言われたら
あるし、人の本質的には最短距離(ショートカット)をしたほうが
楽しいし、成し遂げているわけだから
自信にもつながる。


今回の本は
夢をかなえる「打ち出の小槌」
堀江 貴文

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ホリエモンの著書。

ホリエモンから若者へのガチなメッセージ。
さて、どんな想いがこめられているのか?




【目次】

第1章 夢をかなえる「打ち出の小槌」とは?
第2章 ゼロになることを怖がらず、挑戦しよう
第3章 夢を邪魔する常識の殻を破れ
第4章 適度な借金でさらなるショートカットを



【書感】

構、
意外な展開に読んでいてびっくりしたのだが。

何にびっくりしたかというと
ホリエモンは一つの恐怖というもので動いている
それは「死」という恐怖


人間誰しも共通して、死というものは怖いものだ
ただ、死というのをいちいち考えていてはきりがない。
そんなの死ぬとき考えればいいだけ。
というのが死という考えの克服方法だと。


そういう発想をしているから
日々、そんな「死」を忘れるくらい動くということ
それが原動力になっている。


こんなエピソードからわかるとおり
徹底的に「ムダ」を嫌い
いかに最短経路を掴むかということが
熱く書かれている。


無駄を排除する考えがすごく。
東大を半年という無謀な勉強プロジェクトで
合格するという荒業をやっている。


この「荒業」というのがポイントで
人が通った道を同じように実行しても
完遂しても結局はコピー
そうではだめで、“奇跡"を起こすくらい


資格というものがあるが
あれはビジネスで考えるのであれば絶対作る側にならないと
ダメだし。


資格が目的になってしまってはダメなわけだ。
例えば英語。
英語はTOEICというものがある。


TOEIC990点と聞くとすごい。
と思ってしまう。
ただ、中にはTOEICの点数ホルダーでも
実際会話できない、ビジネスできない
なんて状況に陥ってしまっている可能性もある。


そうではなくて、
要はその資格を何に使うかが重要なのである。
もちろん自分の自信のためにという発想もあるが


自分の自信をつける手段は他にもいっぱいあるので
何が自分の自信を磨くかと考えるべきなのである。
(英語だったら英語で金髪美女を口説くとか??)


自分の自信という観点だと
自己評価の低い日本人は苦手な部分で損をしている
とも書かれている。


コツコツや謙虚という妄信も疑えとある。


コツコツやっていれば必ずというのは
コツコツ教と言い切っている。
コツコツ続けることが美徳という意見が蔓延している
ショートカットするのが悪いみたいに見られる
実はそんなことは無く
いかに最短距離で掴むというのが実は賢い。


謙虚についても
「僕なんてまだまだです」と上司の前では言っているのに
居酒屋では上司の愚痴を言ったり
必要以上に自分を小さく見せるのが謙虚ではない。


造られた謙虚という誤った常識を疑うことが
まず最初に行うべきなのだなと。
本来の謙虚ということを、考え直さなくてはいけないな。


まだ、若いうちは根拠のない自信でできます。
やります。と挑んでいくことが大切で
やる前から失敗なんて考えてしまったら何にもできない
というメッセージもこめられている。


お金=信用というのは以前紹介した本でも
記述されているとおり。


地方は情報が疎い、東京は情報が早い
という現実がある中、脱藩なんて法律はないわけだから
東京に来ないほうがおかしいというのは
ちょっと極論かもしれないけれども
情報の早い場所にいかなければ、掴みにいかなければ
それは自分の機会損出になっているだけだ。

というのも納得できる考えである。


人にこんな風に思われたら…

と、いちいち考えている人
パーティーなどで自分から声をかけられない人
(自分も含めてだが)
こういうのもはっきりいって損をしているとしかいえない。


せっかく貴重な時を共有したのだから
そこに飛び込まないというのは損なことなのだ。


失うものなんてマクロレベルでしかない。
全世界を敵に回すような発言もできないわけで
そんな自身よりも

もっと背伸びして、もっと挑んでいかなければいけない。

せっかくの人生。


羊になるよりも羊飼いに。


せめて時間を情報を有意義に使いこなせるように
死なんて近いか、遠いかわからない不確定なことに
悩みを馳せるより、挑戦、挑戦でいこうじゃない!


打ち出の小槌のような魔法を既に皆もっているのかもしれない。



夢をかなえる「打ち出の小槌」
堀江 貴文

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【後記】
若者へのメッセージと言う意味で
熱く書かれた今回の本。

読んでいるこちらも熱くなれるので
大変よい本だと思う。


他の人が書いたら自己陶酔したヘンな本になってしまうかもしれないけれど
ホリエモンが書いているから
熱さもあるし、説得力もあるいい本になっている


こういう発言ができるのはやっぱり
信用であって。


信用をつくるためにがむしゃらにならないといけないのだ
とも感じた。



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今日もお付き合いいただきありがとうございました。

Presented by hiro@挑戦者
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Posted by hiro at 22:12│Comments(0)  
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