夫婦というアート -346 SAMURAI 佐藤可士和のつくり方:あなたの人生が勇気に満ち溢れる555冊の多読成功術
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2009年11月09日

藤可士和さんの
本は最近よく読むのだが


今回の本は

SAMURAI 佐藤可士和のつくり方
佐藤 悦子

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佐藤可士和さんの奥さん悦子さんの著書である。
悦子さんは可士和さんのSAMURAIという会社で
マネージャー業をされているのだが


どうして夫婦で仕事ができるか
うまくいっているのか
というヒントがそこにはあるように感じられた。




【目次】

第1章 「SAMURAI 佐藤可士和=アートディレクター」プロジェクト
第2章 サムライの仕事の内側
第3章 パートナーシップ
佐藤可士和インタビュー



【書感】

のお二人に
流れるのはちょっと普通の夫婦という形とは違うみたいで
お二人とも「SAMURAI」というチームであり
「SAMURAI」というアートなんだなぁというのが一番しっくりした見解だ。


可士和さんのアートへの意欲と
そこを持ち上げつつ、バランスをつくる悦子さんのサジ加減が
絶妙なバランスで成り立っているんだな


悦子さんは化粧品会社でPRの仕事をされていたが
それはそれで楽しかったのだが
それは「会社のもの」という認識をもたれていたみたい。


アートを仕事にする側とマネージメントをする仕事と
業種にしてしまえばまったく別なベクトルなわけだけれど
お二人とも「新しく」何かをつくっていくことが好き
というのが大きいのだと書かれている。
だから「会社のもの」より自分たちで創造できる面白みみたいな
ことがかなり書かれている。


可士和さんがアートディレクターという
まさにクリエイトする仕事だから
ご自身がクリエイトする時間とうのをちゃんと確保していたり


ミーティングの間に30分の空き時間をつくって
可士和さんのリセットタイムをもうけるなど
読んでいてもやっぱり上手に人を読んでマネージメントしている
背景が垣間見れます。


一番印象に残ったのは
最初にも言ったが
全てが「SAMURAI」という作品であるという表現


メディアの取材などを受ける際も
まったく関係のないメディアに出ないというの守れられています。


可士和さんも、悦子さんもスタッフの方も
それは「SAMURAI」という作品の一部であるということ
このこだわりは素晴しい。


例えばスタッフを雇うときも
選定基準は世界に入れる人
可士和さんは当然アートな部分をみるのですが
悦子さんは挨拶、書き方、時間を守れるかというところを見るそうです。


そういう些細な一つ一つの行動も
作品の一部だから。


この考えは誰しも持てるし、
持たなくてはいけないのかなって思う。


会社勤めをしていると基本的な
会社員としての価値感はわかるかもしれないけれども
ひとつ、ひとつを作品だなんて思って仕事している人は稀有でしょ?


電話の応対、ちょっとしたメール、プレゼンの資料。
すべてがすべて、あなたの時間を使って生み出すもの。


その作品を愛するアーティストに誰だって実はなれるのだなと感じたわけだ。
それが掃除をする人でも、ガソリンを入れる人でも、
ケーキを売る人でも、全てが全てアートに満ち溢れているのだと感じる。


で、そのアートに自分が注げなくなったと思ったら
中途半端にアートするのではなく
また、別な形で表現すればいいんじゃないかな。


と、このブログも僕にとっては
アートなのかもしれない。


もっと自分から生み出されるものは
大切に、そして磨いていかなければいけないね。


コチラの本もおススメです。


SAMURAI 佐藤可士和のつくり方
佐藤 悦子

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【後記】
月曜から若干テンションがよろしくない今日この頃。


でも、そんなテンション低いのも実はアート


生きているだけでアートになれるような
可能性を実は人間ってもっているのだな


可士和さんと悦子さんの関係も調和がとれたアート
夫婦の関係ってアートなのかもしれないね。

(こんなこと考える前にまずは相手だがね〜(゜Д゜))


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今日もお付き合いいただきありがとうございました。

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Posted by hiro at 23:05│Comments(0)  
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