2010年02月07日
さて
いきなり野暮なタイトルだが
今の僕にはふさわしいかもしれないタイトル
今回の本
生き残るSE
篠田 庸介 (著)
[Amazonで詳しく見る
]
日本実業出版社 滝様より
献本頂きました。ありがとうございます。
「SE35歳定年説」なんてものがあるわけだが
正直どうでもいい
と感じている。僕からすると、非常にやりにくい内容なわけで。。。
どうしたものやら。。。
いきなり野暮なタイトルだが
今の僕にはふさわしいかもしれないタイトル
今回の本

篠田 庸介 (著)
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日本実業出版社 滝様より
献本頂きました。ありがとうございます。
「SE35歳定年説」なんてものがあるわけだが
正直どうでもいい
と感じている。僕からすると、非常にやりにくい内容なわけで。。。
どうしたものやら。。。
【目次】
【書感】
まず本として
どうなのかというと
読んでいてちょっと疲れる本かもしれない
終始説教をくらっているみたいな感覚を受ける。
まぁこれが著者の"問題提起”というスタンスというからしゃ〜ないものは
しゃ〜ないのであって
そこは読む前から
嫌って決めつけてしまうのはナンセンスである。
同感できることをまず書こう。
"現状維持”なんて発想で行動している人は本当に良くない。
日々の仕事だってちょっとひねりをいれればそれは立派な改善になるわけで
現状維持って言葉は死語。これ同感。
それに日々移り行く時間があるからこそ
新たな知識、技術を学ばないとというのも
納得できること。
SEが「35歳定年説」なんて言葉があるけれど
あれも外野が何かほざいているだけの言葉。
そんな言葉に踊らされる人はやっぱり35歳が定年なのかもしれないが
そんな"外野の声”なんていうのは気にする必要なし。
これは難しい問題。
「好きなこと」って感覚が
やらずして好きなこと
本人が描いている幻想の可能性も否めないわけで
「営業が苦手だから技術がやりたいです。」
というアンサーは確かにおかしいわけ。
これが営業活動をしてみて
意外と自分で受注した案件だから
これは頑張るぞー!
ってなっちゃったりもするものだから不思議なのである。
やってみてからでも
好き嫌いは決められる。
やらずして好き嫌いというのは
好き嫌いってラベルを貼る前なのでこのあたりは注意が必要。
休日をどう過ごすかは個の勝手。
このあたりまでくるとなんか視点がずれてきている気がするのだが…
本書では自社で無給で勉強会をしているという例が上げられている。
日曜日に勉強会をしているSE
向上心豊かで結構なことだと思う。
心意気は”三流”にはならないだろう。
ただ、違うよね?
生きているんだぜ、こうやって。
生きるために知的欲求を満たすために勉強会だってするんだろう?
仕事のために
ただでさえ視野が狭い業界なのだから
外へ出て、人を観察したり
芸術に触れたり、体を動かしたり
ゴロゴロだってテレビをぼけ〜っと見たりしての
受動的ゴロゴロは感覚を鈍らせるけれども
このプログラムはなんでこういうソースなんだろう〜
どうしてこの絵はこう描かれているんだろう?
どうしてこの曲はこういう構成になっているんだろう〜
っと能動的にゴロゴロすることは感覚を研ぎ澄ませると思うのだけれどね
自分の観点を磨くことはいくらでもある。
休みの日にそういった視点を磨くことで
平日の仕事の中で体現できるものだって
あると思うのだけれどな…
ビジョンを!具体的なビジョンを!
というのはビジネス書にはつきものだ。
「嫉妬」「不安」「逃避」「見栄」というのは
どんな時発生するでしょうか?
答えは実は簡単で未来を見たときに生まれる。
想像してしまえる未来を見据えると
「不安」に駆られやる気をなくし
「嫉妬」に駆られて目の前を見失い
「逃避」に駆られその場、その世界から逃げることに走り
「見栄」に駆られ何もかもが嫌になる。
このままサラリーマンしていても
生涯1億ちょいの稼ぎで終わってしまうの??
なんて不安もそれだろう。
それで現状が馬鹿らしくなって
目の前の2万円、3万円に目をとられ足元を見失う
というのももちろん著者の意見が正しいと思うが
「未来」を見続けるのは正直反対だ。
未来なんて「わからない」が正解で
100%思い通りになるなんてことはない。
だったら「今」を見ろという話。
今だったら誰でも見れるし。
やりようによっては変わっていけるんだから。
それにどうせ未来を描くのであれば
叶わないくらいの野望を描いていた方が
10年、20年を見据えるのであればいい。
(これはこの本の受け売り(爆))
「今」に集中できないで未来ばかり描いていると
本当に足元すくわれて「何」も産みはしない。
SEだけの世界で頑張るSEだってそれは立派なことだ。
「デスマーチ」だったり
本当に人間扱いされない仕事だってあるし
よく耐えて頑張っている人がいると思う。
そんな頑張りの後ろには
ハングリー精神旺盛なインドや中国という国々の人達が
すぐ後ろに迫ってきていることもプレッシャーにつながっている。
コストが安く、やる気があるインドや中国がある一方
単金が高く、やる気が無い日本人が増えているのは事実。
常識的に考えて単金だけが高い日本人SEに誰が受注なんてする?
幸いなことに僕の周りの所謂SEな方たちは出し方は様々だけれども
熱をもっているし、朝早くから夜遅くまで頑張っている。
そんな方たちをみていると自分も頑張れるっていうのも確かにある。
「生き残り」にこだわる必要があるの??
まぁこれを機にいっそのこと
中途半端なSEというのは死んでしまったほうがいいのではないだろうか?
まぁ絶滅はしないだろうから
中途半端が淘汰されてちょうどいいのかもしれないね。
人生を賭ける
確かに言葉だけみると美しい
しかし、それは本当に人生を賭けられることなのか?
人から言われたことでなく、
自分の胸に今一度問い正して欲しい。
そのことが、本当に僕は、私は
この仕事で死ねるんだって思えるのであれば
何も言うことはない。
汗水たらして頑張ればきっと…
という古き良き考え方もわかる。
でも真のSEであれば頭を使って
こんな労働をイージーにして
あぁこんなのもコレ創ればラクにできるな♪
よ〜し作ってみよう♪
ぐらいの軽さをもっているはずだ。
(これは僕自身のできるSE像の解釈なのでクレームは認めますが(爆))
この本が若手に贈られているのであれば
ふん!こんな挑発に負けてられないよ!
って読み手が思えばそれはそれで意味があるのではないかな。
「技術バカ」だったら「ハンパない技術バカ」になればいいし
SEの道がちと違うな〜って人なら、また別な手段を探せばいいだけ。
おまけに言うと業界で死んでしまうのはしゃ〜ないかもしれないけれど
人生で死んでしまうのは必ず最後の最後で訪れることだから
仕事を機に自殺を考えるなんて今の世では「ダメ、ゼッタイ。」
タフであることは大切だけれども
柔軟なタフさが求められていくのかもしれないね。
まぁ何事も楽しんで創造していく
その楽しみという"熱”の伝え方は様々で
本書のような"熱”の伝え方もあるということだ。
生き残るSE
篠田 庸介 (著)
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【後記】
2月一発目で既に7日とかなってしまった。
読書はしているのだが
なかなかoutputしづらい本ばかりで
なんだかな〜って感じです。
短い2月だからこそ
短期集中ではないですが
頑張りたいところです。

今日もお付き合いいただきありがとうございました。
twitterやってますのでお気軽にfollow me!

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第1章 ITサバイバル時代を生き抜くための7つの力
第2章 エントリー・マネジメントの失敗が組織を腐らせる
第3章 システム・エンジニアを「ビジネス・エンジニア」に進化させる方法
第4章 SEが命がけで仕事に取り組む組織のつくり方
第5章 コミュニケーション下手なSEでは生き残れない!
第6章 あなたに「ビジネス・エンジニア」を育てる覚悟はあるか?
【書感】
まず本として
どうなのかというと
読んでいてちょっと疲れる本かもしれない
終始説教をくらっているみたいな感覚を受ける。
まぁこれが著者の"問題提起”というスタンスというからしゃ〜ないものは
しゃ〜ないのであって
そこは読む前から
嫌って決めつけてしまうのはナンセンスである。
現状維持なんてクソ喰らえ
同感できることをまず書こう。
"現状維持”なんて発想で行動している人は本当に良くない。
日々の仕事だってちょっとひねりをいれればそれは立派な改善になるわけで
現状維持って言葉は死語。これ同感。
それに日々移り行く時間があるからこそ
新たな知識、技術を学ばないとというのも
納得できること。
SEが「35歳定年説」なんて言葉があるけれど
あれも外野が何かほざいているだけの言葉。
そんな言葉に踊らされる人はやっぱり35歳が定年なのかもしれないが
そんな"外野の声”なんていうのは気にする必要なし。
好きなことを仕事に?
これは難しい問題。
「好きなこと」って感覚が
やらずして好きなこと
本人が描いている幻想の可能性も否めないわけで
「営業が苦手だから技術がやりたいです。」
というアンサーは確かにおかしいわけ。
これが営業活動をしてみて
意外と自分で受注した案件だから
これは頑張るぞー!
ってなっちゃったりもするものだから不思議なのである。
やってみてからでも
好き嫌いは決められる。
やらずして好き嫌いというのは
好き嫌いってラベルを貼る前なのでこのあたりは注意が必要。
日曜日にゴロゴロしているSEは三流?
休日をどう過ごすかは個の勝手。
このあたりまでくるとなんか視点がずれてきている気がするのだが…
本書では自社で無給で勉強会をしているという例が上げられている。
日曜日に勉強会をしているSE
向上心豊かで結構なことだと思う。
心意気は”三流”にはならないだろう。
ただ、違うよね?
生きているんだぜ、こうやって。
生きるために知的欲求を満たすために勉強会だってするんだろう?
仕事のために
ただでさえ視野が狭い業界なのだから
外へ出て、人を観察したり
芸術に触れたり、体を動かしたり
ゴロゴロだってテレビをぼけ〜っと見たりしての
受動的ゴロゴロは感覚を鈍らせるけれども
このプログラムはなんでこういうソースなんだろう〜
どうしてこの絵はこう描かれているんだろう?
どうしてこの曲はこういう構成になっているんだろう〜
っと能動的にゴロゴロすることは感覚を研ぎ澄ませると思うのだけれどね
自分の観点を磨くことはいくらでもある。
休みの日にそういった視点を磨くことで
平日の仕事の中で体現できるものだって
あると思うのだけれどな…
ビジョン
ビジョンを!具体的なビジョンを!
というのはビジネス書にはつきものだ。
「嫉妬」「不安」「逃避」「見栄」というのは
どんな時発生するでしょうか?
答えは実は簡単で未来を見たときに生まれる。
想像してしまえる未来を見据えると
「不安」に駆られやる気をなくし
「嫉妬」に駆られて目の前を見失い
「逃避」に駆られその場、その世界から逃げることに走り
「見栄」に駆られ何もかもが嫌になる。
このままサラリーマンしていても
生涯1億ちょいの稼ぎで終わってしまうの??
なんて不安もそれだろう。
それで現状が馬鹿らしくなって
目の前の2万円、3万円に目をとられ足元を見失う
というのももちろん著者の意見が正しいと思うが
「未来」を見続けるのは正直反対だ。
未来なんて「わからない」が正解で
100%思い通りになるなんてことはない。
だったら「今」を見ろという話。
今だったら誰でも見れるし。
やりようによっては変わっていけるんだから。
それにどうせ未来を描くのであれば
叶わないくらいの野望を描いていた方が
10年、20年を見据えるのであればいい。
(これはこの本の受け売り(爆))
「今」に集中できないで未来ばかり描いていると
本当に足元すくわれて「何」も産みはしない。
SE
SEだけの世界で頑張るSEだってそれは立派なことだ。
「デスマーチ」だったり
本当に人間扱いされない仕事だってあるし
よく耐えて頑張っている人がいると思う。
そんな頑張りの後ろには
ハングリー精神旺盛なインドや中国という国々の人達が
すぐ後ろに迫ってきていることもプレッシャーにつながっている。
コストが安く、やる気があるインドや中国がある一方
単金が高く、やる気が無い日本人が増えているのは事実。
常識的に考えて単金だけが高い日本人SEに誰が受注なんてする?
幸いなことに僕の周りの所謂SEな方たちは出し方は様々だけれども
熱をもっているし、朝早くから夜遅くまで頑張っている。
そんな方たちをみていると自分も頑張れるっていうのも確かにある。
「生き残り」にこだわる必要があるの??
まぁこれを機にいっそのこと
中途半端なSEというのは死んでしまったほうがいいのではないだろうか?
まぁ絶滅はしないだろうから
中途半端が淘汰されてちょうどいいのかもしれないね。
人生を賭ける
確かに言葉だけみると美しい
しかし、それは本当に人生を賭けられることなのか?
人から言われたことでなく、
自分の胸に今一度問い正して欲しい。
そのことが、本当に僕は、私は
この仕事で死ねるんだって思えるのであれば
何も言うことはない。
汗水たらして頑張ればきっと…
という古き良き考え方もわかる。
でも真のSEであれば頭を使って
こんな労働をイージーにして
あぁこんなのもコレ創ればラクにできるな♪
よ〜し作ってみよう♪
ぐらいの軽さをもっているはずだ。
(これは僕自身のできるSE像の解釈なのでクレームは認めますが(爆))
この本が若手に贈られているのであれば
ふん!こんな挑発に負けてられないよ!
って読み手が思えばそれはそれで意味があるのではないかな。
「技術バカ」だったら「ハンパない技術バカ」になればいいし
SEの道がちと違うな〜って人なら、また別な手段を探せばいいだけ。
おまけに言うと業界で死んでしまうのはしゃ〜ないかもしれないけれど
人生で死んでしまうのは必ず最後の最後で訪れることだから
仕事を機に自殺を考えるなんて今の世では「ダメ、ゼッタイ。」
タフであることは大切だけれども
柔軟なタフさが求められていくのかもしれないね。
まぁ何事も楽しんで創造していく
その楽しみという"熱”の伝え方は様々で
本書のような"熱”の伝え方もあるということだ。

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2月一発目で既に7日とかなってしまった。
読書はしているのだが
なかなかoutputしづらい本ばかりで
なんだかな〜って感じです。
短い2月だからこそ
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頑張りたいところです。

今日もお付き合いいただきありがとうございました。
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