2010年03月03日
ふ、とした疑問。
自己啓発しているハズなのに
正直私って変わってなくね?
って思う人には是非今回の本を・・・
なんと59秒でできちゃう成功則!?
今回の本
その科学が成功を決める
リチャード・ワイズマン (著), 木村 博江 (翻訳)
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「どくしょのわ」で触れた本
さすがに59秒でできることなんてないわボケ
と突っ込んでしまうかもしれませんが
その真相はどうなのでしょうか?
自己啓発しているハズなのに
正直私って変わってなくね?
って思う人には是非今回の本を・・・
なんと59秒でできちゃう成功則!?
今回の本

リチャード・ワイズマン (著), 木村 博江 (翻訳)
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「どくしょのわ」で触れた本
さすがに59秒でできることなんてないわボケ
と突っ込んでしまうかもしれませんが
その真相はどうなのでしょうか?
【目次】
【書感】
著者と一人の女性の
会話から本書は成り立っている。
その会話の内容というものは
『科学的に裏付けがあってしかも1分以内にできる方法はないのか』
というものである。
まぁ、この成功哲学に疲れちゃったよ〜的な発想から
生まれた質問に対しての解が本書を構成していくわけです。
ネタバレ直球になってしまうかもしれないが
本書で言っている「59秒」でできることは次の10のことである。
個々を59秒でやってもわずか10分足らずで
事足りてしまうので、それだけで"成功”というものが
手に入るのであれば釣られておけばいいだけ。
本書の伝えたいことは10の言葉なので
ここで今回は終了してしまってもいいのだが
本書の肝はこれだけでない。
もうひとつの肝は、これらの言葉がどのように
成り立ったかというプロセスが書かれているところである。
全部を紹介してしまうのは野暮なので
僕の気に入った3つを紹介しよう。
副題に特に意味はない。
・感謝の気持ちを育てる
につながるものだが、
自己啓発というものは結局のところ不幸ではという仮定から
この結論に結びついている。
自己啓発なんていうのは「プラス思考」で「金持ち」でとか、
はたまた「お金が全てじゃない」とかの類のことをこの場合総称するが
これも一種のギャンブルみたいなもので
大方儲かるのは胴元であるわけ。
努力すればなんでも叶うっていうのも
競争社会を維持するための魔法の呪文みたいなものである。
いい車、いい家、いい服をきよう!
というモノで成功という幻想を抱く人もまぁ自己啓発の伝道師で
あったりするわけ。
その分、若者が車を持たなくなったなどのニュースはいい傾向であると感じるのだが
貯蓄っていうのもまたちょっと脱線した思考である。
普段から贅沢しろなんてことではない。
買う時は思い切って買う
しかもなるべく買うならモノでなく体験、経験というものを買ったほうがいい
と本書にはある。
経験に勝るものなんて実はないのかもしれない。
(まぁ高級なモノが経験だって考え方もあるのかな?)
最終的には価値がある、この経験をしたら私は幸せになる
という揺らぎない基準を持つことが大切なのかもしれません。
おいっ、よく見ると最初の10と脱線していないか?
という疑問が沸いた方。
どれがどう10につながっているかは本書を読めということで(爆)
ここでは創造力、発想力に注目していきます。
創造力を生み出す方法として「リラックスすること」
と書かれている本が多いですが、オランダの研究では
なんてことも書いてありますが
正直どちらでもいいと思います。
自分でリラックスしたほうがアイデアがいろいろ浮かんでくるな〜という人もいるだろうし
何かに集中した方がアイデアがでるという人もいると思うので
自分に合うまでどちらか試してみればいいと思います。
(ちなみに僕は後者かな…。)
創造力にあわせて、発想力については
とあります。
内訳は"ちがうことをする”というのは以前取り組んでいた問題と新しいことへの
関連性を見いだせたり
"視点を変える”というのは、文字通り、考えついたことを正反対に考えてみたり
"遊ぶ”ということは固くなった脳を柔らかくする効果があったり
"好奇心を持つ”は何の役に立ちそうにないようなことに興味をもつ
ということを指しています。
これが正しい!
と答えなんてない世界の答えを導き出したような
誰かがつくった解答をそのままパクるのでなく
自分の目や耳で感じたものについて深く考えてみることが
大切なのかもしれません。
時としてはパクるも正解になるだろうし。
さて、最後はこの決断力に触れよう。
まぁ、生きてりゃ決断しなくてはいけない場面が多々あるわけで
逃げるも突き進むも、結局のところ、その人の決断というもので
委ねられてしまう。
「それはあなたが決断しなかったからだよ」
なんていうのは無責任であって、一番言うのが簡単なことなのだが
本書の解はちと違う。
ちょっとでも決断をしやすくするポイントが書かれている。
決断しなかった場合に現れるのは『後悔』という産物。
この産物、非常にやっかいで決断しなかった場合のほうが
増殖しやすいそうだ。
選んで失敗したものについては、
ああ、あの時私が決めたのだからしょうがないかな。
と割り切れる。
しかし、選ばなかった場合
「もしあの時ああしていれば」と下手すると一生後悔するような
ことになってしまうわけで…
そんな、決断に対しては
1.チャンスに対して「実行」を心がける。
2.後悔するはめになったら、状況を改善する方法を考える。
3.「ああしていれば」に対してプラスの事柄3つ、マイナスの事柄3つ考えてみる
という事柄が決断を補助してくれるでしょう。
さぁ実行してみよう!
本書のプロセスから導き出された10それぞれの解答は
ちょっとはあなたの役に立つでしょう。
またその解答も実は真なる正解ではないのかもしれないです。
「成功」なんていうのも、今の時代は色々定義があるのでしょう。
僕も含め、自分自身どんな人生を生きたいか、
と考えるところからが「成功」を決める道筋なのかもしれません。
騙されたと思って1つくらいやってみて
自分の人生がちょっとでも楽しくなれば
それはそれで成功なのかもしれないですね。
その科学が成功を決める
リチャード・ワイズマン (著), 木村 博江 (翻訳)
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【後記】
本書、実は結構ワーク的なことがあるので
色々な使い方ができるかもしれないです。
英語に自信があるぞい!
という方は原書で読むといいかもしれません。

しかし、こんな夜更かししてブログを書いてしまった。
やれやれ今日が思い遣られるぞ。
夜更かしは肌に悪いね。。。
(これも夜更かししてわかる経験ww)

今日もお付き合いいただきありがとうございました。Keep smiling!
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【書感】
著者と一人の女性の
会話から本書は成り立っている。
その会話の内容というものは
『科学的に裏付けがあってしかも1分以内にできる方法はないのか』
というものである。
まぁ、この成功哲学に疲れちゃったよ〜的な発想から
生まれた質問に対しての解が本書を構成していくわけです。
59秒で!
ネタバレ直球になってしまうかもしれないが
本書で言っている「59秒」でできることは次の10のことである。
・感謝の気持ちを育てる
・財布に赤ちゃんの写真を入れる
・キッチンに鏡を置く
・職場に鉢植えを置く
・二の腕に軽く触れる
・パートナーとの関係について本音を書き出す。
・うそを見抜くときは目を閉じ、相手の言葉に耳を傾ける。
・子供をほめるときは、才能ではなく努力をほめる。
・成功した自分ではなく、前進する自分をイメージする。
・自分が遺せるものについて考える
個々を59秒でやってもわずか10分足らずで
事足りてしまうので、それだけで"成功”というものが
手に入るのであれば釣られておけばいいだけ。
本書の伝えたいことは10の言葉なので
ここで今回は終了してしまってもいいのだが
本書の肝はこれだけでない。
もうひとつの肝は、これらの言葉がどのように
成り立ったかというプロセスが書かれているところである。
全部を紹介してしまうのは野暮なので
僕の気に入った3つを紹介しよう。
しあわせゲットだよ
副題に特に意味はない。
・感謝の気持ちを育てる
につながるものだが、
自己啓発というものは結局のところ不幸ではという仮定から
この結論に結びついている。
自己啓発なんていうのは「プラス思考」で「金持ち」でとか、
はたまた「お金が全てじゃない」とかの類のことをこの場合総称するが
これも一種のギャンブルみたいなもので
大方儲かるのは胴元であるわけ。
努力すればなんでも叶うっていうのも
競争社会を維持するための魔法の呪文みたいなものである。
いい車、いい家、いい服をきよう!
というモノで成功という幻想を抱く人もまぁ自己啓発の伝道師で
あったりするわけ。
その分、若者が車を持たなくなったなどのニュースはいい傾向であると感じるのだが
貯蓄っていうのもまたちょっと脱線した思考である。
普段から贅沢しろなんてことではない。
買う時は思い切って買う
しかもなるべく買うならモノでなく体験、経験というものを買ったほうがいい
と本書にはある。
経験に勝るものなんて実はないのかもしれない。
(まぁ高級なモノが経験だって考え方もあるのかな?)
最終的には価値がある、この経験をしたら私は幸せになる
という揺らぎない基準を持つことが大切なのかもしれません。
柔軟な発想
おいっ、よく見ると最初の10と脱線していないか?
という疑問が沸いた方。
どれがどう10につながっているかは本書を読めということで(爆)
ここでは創造力、発想力に注目していきます。
創造力を生み出す方法として「リラックスすること」
と書かれている本が多いですが、オランダの研究では
数分間意識的思考を何かに集中させ
無意識が生み出す独創的思考の発露をさまたげさせないこと。
それによって誰もが創造的になり、独創性を発揮できるという。
なんてことも書いてありますが
正直どちらでもいいと思います。
自分でリラックスしたほうがアイデアがいろいろ浮かんでくるな〜という人もいるだろうし
何かに集中した方がアイデアがでるという人もいると思うので
自分に合うまでどちらか試してみればいいと思います。
(ちなみに僕は後者かな…。)
創造力にあわせて、発想力については
・ちがうことをする
・視点を変える
・遊ぶ
・好奇心をもつ
とあります。
内訳は"ちがうことをする”というのは以前取り組んでいた問題と新しいことへの
関連性を見いだせたり
"視点を変える”というのは、文字通り、考えついたことを正反対に考えてみたり
"遊ぶ”ということは固くなった脳を柔らかくする効果があったり
"好奇心を持つ”は何の役に立ちそうにないようなことに興味をもつ
ということを指しています。
これが正しい!
と答えなんてない世界の答えを導き出したような
誰かがつくった解答をそのままパクるのでなく
自分の目や耳で感じたものについて深く考えてみることが
大切なのかもしれません。
時としてはパクるも正解になるだろうし。
決断力
さて、最後はこの決断力に触れよう。
まぁ、生きてりゃ決断しなくてはいけない場面が多々あるわけで
逃げるも突き進むも、結局のところ、その人の決断というもので
委ねられてしまう。
「それはあなたが決断しなかったからだよ」
なんていうのは無責任であって、一番言うのが簡単なことなのだが
本書の解はちと違う。
ちょっとでも決断をしやすくするポイントが書かれている。
決断しなかった場合に現れるのは『後悔』という産物。
この産物、非常にやっかいで決断しなかった場合のほうが
増殖しやすいそうだ。
選んで失敗したものについては、
ああ、あの時私が決めたのだからしょうがないかな。
と割り切れる。
しかし、選ばなかった場合
「もしあの時ああしていれば」と下手すると一生後悔するような
ことになってしまうわけで…
そんな、決断に対しては
1.チャンスに対して「実行」を心がける。
2.後悔するはめになったら、状況を改善する方法を考える。
3.「ああしていれば」に対してプラスの事柄3つ、マイナスの事柄3つ考えてみる
という事柄が決断を補助してくれるでしょう。
さぁ実行してみよう!
本書のプロセスから導き出された10それぞれの解答は
ちょっとはあなたの役に立つでしょう。
またその解答も実は真なる正解ではないのかもしれないです。
「成功」なんていうのも、今の時代は色々定義があるのでしょう。
僕も含め、自分自身どんな人生を生きたいか、
と考えるところからが「成功」を決める道筋なのかもしれません。
騙されたと思って1つくらいやってみて
自分の人生がちょっとでも楽しくなれば
それはそれで成功なのかもしれないですね。

リチャード・ワイズマン (著), 木村 博江 (翻訳)
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【後記】
本書、実は結構ワーク的なことがあるので
色々な使い方ができるかもしれないです。
英語に自信があるぞい!
という方は原書で読むといいかもしれません。

しかし、こんな夜更かししてブログを書いてしまった。
やれやれ今日が思い遣られるぞ。
夜更かしは肌に悪いね。。。
(これも夜更かししてわかる経験ww)

今日もお付き合いいただきありがとうございました。Keep smiling!
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