新しい・勢い・出しちゃった -386 iPhoneとツイッターで会社は儲かる:あなたの人生が勇気に満ち溢れる555冊の多読成功術
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2010年03月05日

iphoneとツイッター
今ミーハーというか、新しいもの好きであれば
ほぼ食いついているアイテムである。

僕も両方とも愛用させてもらっています(爆)

今回の本
iPhoneとツイッターで会社は儲かる
山本 敏行 (著)

[Amazonで詳しく見る]


そんなiPhoneとツイッターを使うことによって
会社は儲かるとうたっている
さてさて、どのようにこの2つを活用しているのだろうか。




【目次】

はじめに
第1章 ツイッターを会社で導入する目的とは
第2章 ツイッターを導入して起きたこと
第3章 ツイッターのメリット・デメリット
第4章 アイフォーンとツイッターが会社にもたらすもの
第5章 グーグル・アップスとアイフォーン
第6章 コミュニケーションのクラウド化で会社は儲かる
スペシャル・インタビュー グーグル 辻野晃一郎社長
おわりに
イーシースタジオ社員の全社導入アンケート



【書感】

書を端的に
言ってしまうとiPhoneを会社に導入してみたぞ!

というのが実態だ。
社員全員にiPhoneを会社負担で支給し
twitterをみんなに実施してもらって果たしてどうなったかが書かれている。

決断にアッパレ

twitterというツールはつぶやきを
タダつぶやくだけでももちろんOKなのだが140字という
限られた世界の中で情報というものが飛び交いまくっている。

その可能性はまだまだ未知数だと思うし
もしかすると一部に最近騒がれているだけで
このあとあまり普及しない
という可能性だってまだまだわからないのである。

コミュニケーションのツールとしては
確かに面白いがビジネスの場に導入
というのはなかなかできない。


本書ではそこをやってしまった決断力は単純にすばらしい。

なぜかというと
つぶやきなんてものは
本当にどうでもいいことから
はたまたクリティカルなことまで様々な用途がある。


仮に仕事のツールとして用いた場合
眠い、つかれた、だるい
なんてつぶやいている人がいたら僕だったら即効リムーブする。
それにもしとなりの席や
見える席の間柄で仕事中につぶやきなんてしているくらいだったら
リアルにしゃべれよって思ってしまう。
(このあたりは古い発想なのかもしれないけれど)

最近はリスト化などでタイムラインも随分整理できるようになってきたけれども
フォローしまっくてのタイムラインも追っているだけで疲弊感が
どうしてもたまってしまう。


ただ、タイムラインが流れるといってもlogなどから追えてしまうので
会社の場合、クリティカルな情報が漏れればインサイダーなどにも
つながる可能性も否定できないため
どうしても読了後も「会社に導入」というのはしっくりこなかった…。

逆に、組織を介さないで働く人にとっては
本書にも書かれていた通り
色々なジャンル、世界の人とコミュニケーションが取れるツールなので
フイにコラボレーションをしてみたり、新しいつながりをつくるためには
欠かせないツールになるのかもしれない。

iPhoneの会社導入については会社費用で
iPhone使い放題かよっ!
と個人としてつかっている身からすると羨ましい限りなので
特にコメントはない。

まだ儲かるかは不明


確かにiPhoneやtwitterを導入することによって
円滑なコミュニケーションや楽しむという感覚は養われるかもしれない。

ただ、本書非常に論点がずれてしまっているのが
残念なところである。

導入方法であれば類書でもっと詳しく書かれているのがあるし
それに特化したものを読んだほうがいいのではと正直感じた。

後半に入るとクラウドを利用すればいいじゃない!
という方向にもいっているのだが
これはこれでやっぱり他の本に比べると
概要どまりで実際に使いこなすためには他の本やネットで
勉強する必要があるように大いに感じられる。

ビジネスライクに例えば実績をつくったDELLや
「ドロリッチなう」が産まれてしまったグリコのような
事例があるわけではない。

僕としてはもっとtwitterとiPhoneによって
こういう開発がうまく行ってこんな製品が産まれましたとか
具体例を期待してしまっただけに
この釣るための「儲かる」というタイトルが
本書を損ねてしまっているなと残念だと感じてしまった。


全員満足のアンケート


本書の最後のほうに社員がiphoneを支給されたこと
twitterを業務に使ってみてどうか?
という結果が書かれているのだが

これがいろんな意味ですごい。
躊躇した人もいれば
最初からすんなりいったという人もいるが
iphoneとtwitterに愛想を尽かした人が一人もいないのだ

正直僕はひねくれているのかもしれないが
みんながiPhoneといったらandroid携帯を使っちゃうし
twitterが熱いとか言われたらtwitterに飛びついてもな〜と
ちょっと冷めてしまう。

まぁtwitterもiphoneも自由に使えばいいのだが
そんなエゴっぽいものを感じる人が一人もいないのか
と感心した。企業としては洗練されているなと。


本書に対してちょっとネガティブなイメージで読んでしまったが
発想と実行力はすばらしいけれども
本として目新しいことが感じられなかったのも事実。

しかしながら、この時期にiPhoneとtwitterという2つに視点をおくのは
面白いことで、実際に会社に導入して今後どうなるか
非常に興味はわくものである。


果たして、本当にiPhoneとtwitterが儲けを
運んでくれるのか?

それはわからない。

でも、そんなビジネスモデルを仮説立てられたのなら
とりあえず初めてしまおう。
まずはスピードが大切だから。


iPhoneとツイッターで会社は儲かる
山本 敏行 (著)

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【後記】
3月になってまた冷え込んでいる。
いったい春はいつやってくるのでしょうか?

最近は無我夢中に近いくらい仕事しているな〜
こんなのでいいのかな〜
とも考えないくらい働いている。

まぁどう転んでも自分の人生。
きっちり選択のもと過ごさなくてはいけないですね。



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今日もお付き合いいただきありがとうございました。Keep smiling!


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Posted by hiro at 01:28│Comments(0)  
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