2010年06月21日
新書というジャンルをどのくらい
読んだことがあるだろうか?
人によっては比較的手に取りやすい分野であったり
新書なんて読まないよという人がいる分野であったり
するかもしれません。
今回の本は

新書がベスト (ベスト新書 284) (新書)
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]
そんな新書の中で新書について語っている本。
まぁ@dankogai氏の新書である。
新書が読書という旅の扉をどう開けてくれるのか
そんな断片がわかる一冊かもしれない。
読んだことがあるだろうか?
人によっては比較的手に取りやすい分野であったり
新書なんて読まないよという人がいる分野であったり
するかもしれません。
今回の本は

新書がベスト (ベスト新書 284) (新書)
[詳細はAmazonで⇒

そんな新書の中で新書について語っている本。
まぁ@dankogai氏の新書である。
新書が読書という旅の扉をどう開けてくれるのか
そんな断片がわかる一冊かもしれない。
【目次】
【書感】
あとがきで
締めくくられるのが199ページと読書マニアにはちょっと物足りないかと思われるかもしれないが
ライトユーザーには入りやすい。
そして、ページの厚さ=内容の濃さが≠であることを
本書は見事に表現してくれているのである。
そこが新書の魅力だったりするわけ。
特に興味深いのは「新書の買い方、読み方」の項と「新書レーベルめった斬り!」の項なので、
そこを中心に紐解いていこうと思う。
もってこいのジャンルである。
・サイズが手頃
・厚さも手頃
・お値段も手頃
値段が手頃、サイズが手頃というのは本当にありがたい(爆)
通常のビジネス書サイズで買い集めると「場所」をとる。
この場所代と本代に費用対効果が本当にあるか?といわれてしまうと
何とも言えない。昨今はビジネス書もクソ本で溢れかえっているからだ。
(もちろんクソ本と出会うことの良さは本書にも書いてあるし、今後も味わっていく経験
なのだろうけれど。)
興味深い本の買い方として著者が進めている方法は以外で、
自身のブログ上でAmazonのアソシエイトで大量に読者から購入されているにもかからわず
本書の中で紹介されている方法は
まぁこの通りに実行するかしないかは自身次第なのですが数十冊単位で買えば
読書の時間を作ろう!ってなれるのは同意見。
そんな強制力でなくて、自ずと読書を楽しめるようになるのではないかな。
Amazonでなくリアル書店で買え!
はちょっと意外。
この時代の外国はどうだったんだろう?とか、歴史ばかりで飽きた、他のジャンルも読んでみようと
知的探究心が生まれていくることは必然的だろう。
それは本書では次の新書へ飛ぶためのアプローチとして
記述されている。そしてそんな発想をもてれば
確実にいい読書経験を積んできているといっていいのかもしれない。
著者の書く次の新書へアプローチの方法は
「違うジャンルに飛ぶ」「同じジャンルで幅を広げる」
同じ著者の本を読むを勧めていない理由はまぁ洗脳されないこと
知識の偏りを防ぐことにあるのかもしれない。
同じ著者の違うジャンルに飛ぶっていうのはまぁ許容範囲なのでないかな?
次に飛ぶためにこのジャンルはどの新書が強いのだろう?
と疑問になっていることを本書はしっかりカバーされている。
というかここからが本書の肝のような気がする。
新書のレーベルをメッタ斬りにしている章が肝ではないかな?
著者斬りは結構あるかもしれないけれどレーベル斬り
それも新書を斬る、これってなかなか無い
なかなかやらないからこそ面白い眺めていて面白さがある。
個人的に好きな新書は「岩波新書」「中公新書」「PHP新書」あたり
最近は「ハヤカワ新書juice」も非常に素敵だと思う。
レーベル索引ではないが本書で紹介されている本の索引がwebでまとめられています。
「新書がベスト」重版御礼+書名索引Web版
普段読まないクセに興味を引いてくれたのは
”著者がハズレ率の驚異的な低さ”と押す
「DOJIN選書」(特に『だまされる視覚』)
「文春新書」の『世界地図』シリーズ
そして本書もこのレーベルである「ベスト新書」
このベスト新書、なんだか表向きなエロで釣っているようで避けていたんだけれどね…
『「負けるが勝ち」の生き残り戦略』はタイトルだけでもすごく興味深く感じてしまった。
と、本を読まないと出会えないようなジャンルの本をも出会えてしまうのは
つくづく読書のいいところだなと思うわけ
まぁ、「読書」も人それぞれ
一冊の本から次につながるのが読書の楽しみであり
おそらく生きている限り読書にはゴールが無いし、生きている間
誰ともおそらく一致しないのも読書経験値だから面白いんでしょうね。
自分なりの経験を楽しむために
本書のような新書を活用していくのはとてもいいことじゃないかね。

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【後記】
6月は更新しないんじゃないか?
という勢いで更新を滞らせましたが、こうして無事?
更新できました。
決してワールドカップで寝不足になったり
Ustream中継でワールドカップに熱中しすぎていたり
しているわけではありません。。。(カカの退場は無いわ〜)

enjoy!
twitterやってますのでお気軽にfollow me!

Presented by hiro
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序章 生き残りたければ、新書を読め
PartI 新書の買い方、読み方
PartII 新書を10倍生かす方法
PartIII 新書レーベルめった斬り!
終章 新書と電子ブックの未来
【書感】
あとがきで
締めくくられるのが199ページと読書マニアにはちょっと物足りないかと思われるかもしれないが
ライトユーザーには入りやすい。
そして、ページの厚さ=内容の濃さが≠であることを
本書は見事に表現してくれているのである。
そこが新書の魅力だったりするわけ。
特に興味深いのは「新書の買い方、読み方」の項と「新書レーベルめった斬り!」の項なので、
そこを中心に紐解いていこうと思う。
本の世界の入り口
新書というジャンルは『読書』に対して抵抗がある人へはもってこいのジャンルである。
・サイズが手頃
・厚さも手頃
・お値段も手頃
値段が手頃、サイズが手頃というのは本当にありがたい(爆)
通常のビジネス書サイズで買い集めると「場所」をとる。
この場所代と本代に費用対効果が本当にあるか?といわれてしまうと
何とも言えない。昨今はビジネス書もクソ本で溢れかえっているからだ。
(もちろんクソ本と出会うことの良さは本書にも書いてあるし、今後も味わっていく経験
なのだろうけれど。)
興味深い本の買い方として著者が進めている方法は以外で、
自身のブログ上でAmazonのアソシエイトで大量に読者から購入されているにもかからわず
本書の中で紹介されている方法は
新書コーナーが充実している(リアルの)書店に行って、そこにある新書を「選ばず」「適当に」、まとめ買いしてください。100冊ではちょっと少ないですね。
このとき、読まないかもしれないとためらって、1冊ずつ買ってはダメ。それは本が読めるようになりません。必ず数十冊単位でまとめ買いして、最終的には300冊揃えてください。新書なら300冊でも20数万円。本棚と合わせても、30万円でお釣りが来ます。
まぁこの通りに実行するかしないかは自身次第なのですが数十冊単位で買えば
読書の時間を作ろう!ってなれるのは同意見。
そんな強制力でなくて、自ずと読書を楽しめるようになるのではないかな。
Amazonでなくリアル書店で買え!
はちょっと意外。
知の連鎖
300冊の本を読んでいくと日本の歴史は読んだこの時代の外国はどうだったんだろう?とか、歴史ばかりで飽きた、他のジャンルも読んでみようと
知的探究心が生まれていくることは必然的だろう。
それは本書では次の新書へ飛ぶためのアプローチとして
記述されている。そしてそんな発想をもてれば
確実にいい読書経験を積んできているといっていいのかもしれない。
著者の書く次の新書へアプローチの方法は
「違うジャンルに飛ぶ」「同じジャンルで幅を広げる」
同じ著者の本を読むを勧めていない理由はまぁ洗脳されないこと
知識の偏りを防ぐことにあるのかもしれない。
同じ著者の違うジャンルに飛ぶっていうのはまぁ許容範囲なのでないかな?
次に飛ぶためにこのジャンルはどの新書が強いのだろう?
と疑問になっていることを本書はしっかりカバーされている。
というかここからが本書の肝のような気がする。
じゃあどの新書を読めばいいんだい?
前述した通り、新書のレーベルをメッタ斬りにしている章が肝ではないかな?
著者斬りは結構あるかもしれないけれどレーベル斬り
それも新書を斬る、これってなかなか無い
なかなかやらないからこそ面白い眺めていて面白さがある。
個人的に好きな新書は「岩波新書」「中公新書」「PHP新書」あたり
最近は「ハヤカワ新書juice」も非常に素敵だと思う。
レーベル索引ではないが本書で紹介されている本の索引がwebでまとめられています。
「新書がベスト」重版御礼+書名索引Web版
普段読まないクセに興味を引いてくれたのは
”著者がハズレ率の驚異的な低さ”と押す
「DOJIN選書」(特に『だまされる視覚』)
「文春新書」の『世界地図』シリーズ
そして本書もこのレーベルである「ベスト新書」
このベスト新書、なんだか表向きなエロで釣っているようで避けていたんだけれどね…
『「負けるが勝ち」の生き残り戦略』はタイトルだけでもすごく興味深く感じてしまった。
と、本を読まないと出会えないようなジャンルの本をも出会えてしまうのは
つくづく読書のいいところだなと思うわけ
まぁ、「読書」も人それぞれ
一冊の本から次につながるのが読書の楽しみであり
おそらく生きている限り読書にはゴールが無いし、生きている間
誰ともおそらく一致しないのも読書経験値だから面白いんでしょうね。
自分なりの経験を楽しむために
本書のような新書を活用していくのはとてもいいことじゃないかね。

新書がベスト (ベスト新書 284) (新書)
[詳細はAmazonで⇒

【後記】
6月は更新しないんじゃないか?
という勢いで更新を滞らせましたが、こうして無事?
更新できました。
決してワールドカップで寝不足になったり
Ustream中継でワールドカップに熱中しすぎていたり
しているわけではありません。。。(カカの退場は無いわ〜)

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コメント一覧
1. Posted by 風竜胆 2010年06月26日 14:57
普段本を読まない人がいきなり300冊そろえると、おそらく、どこから手をつけてよいかということで、読めないまま終わるかもしれませんね。
最初は自分の興味のある分野を集めて、そこから周辺に広げていく方が、読書の道は入り易いのではないかと思います。
最初は自分の興味のある分野を集めて、そこから周辺に広げていく方が、読書の道は入り易いのではないかと思います。
2. Posted by hiro 2010年09月26日 15:39
>風竜胆さん
もちろん興味のないものを300冊はキツイかもしれませんが、とりあえず買ってしまえば、あぁ読まなきゃ損だ〜って環境にはなると思うので、そこから始めるというのもいいのではないでしょうか。
もちろん興味のないものを300冊はキツイかもしれませんが、とりあえず買ってしまえば、あぁ読まなきゃ損だ〜って環境にはなると思うので、そこから始めるというのもいいのではないでしょうか。