ちょっとやそっとじゃ、忘れれないもの - 425 Forget-me-not:あなたの人生が勇気に満ち溢れる555冊の多読成功術
あなたの人生が勇気に満ち溢れる555冊の多読成功術 ⇒ 読書ちょっとやそっとじゃ、忘れれないもの - 425 Forget-me-not

2010年10月04日

しいなぁ
と思って人の作った世界に入り浸ることは、絵でも、写真でも、映画でも
経験したことがあるのではないだろうか。

今回の本
4063347516


Forget-me-not (1)


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「おもいでエマノン」の鶴田謙二氏の漫画である。

全1巻オススメ漫画 100選(予)」という記事に触発されて購入した。
一応補足しておくと「完結」しているようでしていない本である。

ジャンルとしては異国(ベネチア)が舞台の探偵ものとあるが
さてどんな世界がまっているでしょうか。



【目次】
第1話 ベネチアの街のなんとも悲しき
第2話 アヴェ・マリエル
第3話 ハートの輪郭
第4話 緑は危険
第5話 レッドハウス・ミステリー
第6話 ママは何でも知っている
第7話 私の秘密の花


【書感】

人公、伊万里マリエルという私立探偵の女性。
祖父が大探偵であったため、自身も私立探偵として
今日も難題、難事件を華麗に解決していく・・・という話ではない

祖父が、超豪邸やそこに眠る絵画などの多数。を遺産として残す。
ただその相続の条件は祖父の大切にしていた盗まれた絵
“Forget me not”を探偵として探し出すこと。
その成功報酬でようやく相続されることになっていて
現実は、豪邸からは締め出しをくらっていて

こんな私は、はたして探偵と言えるでしょうか?(伊万里マリエルさん談)
と嘆かれている通り
実際は床での雑魚寝など貧乏生活で
自身も仕事として働くのではなく、まだまだ動いているという段階。

怪盗も登場するけれども
某少年探偵マンガみたいに物騒な殺人が起きたり
名推理で事件を解決するようなたぐいのものではないし。

豪邸の執事からも今のマリエルお嬢様では相手にならない
と呆れれるくらいの実力。
まぁ、怪盗と接触してちょっとした騙し騙されあいはあるけれども
それは読んでみてのお楽しみ。

どちらかというと全体的にゆる〜い感じが
マンガの世界に自分を引き込んでくれるのである。



マリエルは変装が得意なので、聞き込みや、調査のために
おっちゃんになったりするのだけれども(変装のお金はどこからでてくるのやら)
そこで女の子らしく照れたりしてしまうので
おっちゃんが照れるという奇妙な構図を醸しだしていたりすることが
読者にはなんとも微妙な空気を醸しだしてくれたりもする。

相続に関しても実はマリエルが解決しないと
遺産は入らないし、出ても行けないし、
他の仕事もできない。相続を放棄すると
二人の妹や代わりの誰かを巻き込むことになる
と使命感を隠している
マリエルが天邪鬼っぷりを出しているのかもしれない。

肝心のForget me not という絵に関しては
詳細には語られないので続編を待つのであるが…

しかし、「おもいでエマノン」のときも感じたけれど
鶴田作品のロングヘアの女性の綺麗さは恐ろしい。

繊細に書かれていること
怠ける表情、喜ぶ表情、呆れる表情
仕草、仕草がとても人間味に溢れていて
読み手を魅了してくれる。

また、言葉ではないがコマ間の“間”の取り方が
非常に読み手に雰囲気というか、空気感を伝えてくれる。
これは是非、手にとって味わって欲しいところ。

それと今作に関しては街の描写が素晴らしい。
ベネチアが舞台なのだが街並みが非常に綺麗に書かれていて
思わず行ってみたいな〜という衝動に駆り立てられるのではないだろうか。
(それにこんなに野良猫たくさんいるの・・・?なんて思ってしまうが。)



発行は2003年で一応、1巻となっている
まぁForget me not という気持ちで
気長に続刊を待てというパターンなのかもしれないし、
これでおしまいとも読めてしまう。終わり方をしている。

何か、こう哲学的にとか、エマノンみたいな壮大なスケールはないけれども
たまにはこういう空気を感じること、大切なのかなと思う。


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Forget-me-not


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【後記】

秋雨が続きますね。つい先日まで雨なんて降っていなかったので
恵みの雨なんて思えるけれども
続けば続いたで
外出しずらくなるし・・・

本当に勝手なものです。


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Posted by hiro at 11:55Comments(0)TrackBack(0) |  
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