九十四年の人生から学ぶ、今という瞬間を生きるための4つの考え方 - 436 なぜ、はたらくのか:あなたの人生が勇気に満ち溢れる555冊の多読成功術
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2010年11月08日

ぜ、はたらくのか

そんな意味を考えつつも
食べるため
生活を豊かにするため

とか色々考えは浮かぶと思う。

今回の本
なぜ、はたらくのか―94歳・女性理容師の遺言 ,加藤 寿賀,4072746487


なぜ、はたらくのか―94歳・女性理容師の遺言

加藤 寿賀

[詳細はAmazonで⇒]


主婦の友社 高原 様より献本頂きました。
ありがとうございます。

さて、残念ながら2010年4月6日に
九十四歳で亡くなられた
加藤寿賀さんが残した。

我々に伝えるための言葉とは
なんだったのでしょうか?




【目次】
第1章 「はたらき」続けて
第2章 「戦争」に生きて
第3章 日本人が忘れた心
第4章 生きる喜び
第5章 九十四歳、最後のお説教


【書感】

者の
経験は「すさまじい」の一言だ。

94歳という生涯を駆け抜けた著者だが
そこにはどんなことがあっても
コツコツ、コツコツ生きてきた
歴史が詰まっている。

どれくらい「すさまじい」かというと
当時は女性が働く環境なんてなかったのに
懸命に男社会に混じって薦められた理容師になるために
ハサミを覚えたり

夫が出征したため
女で一つで娘を大空襲の焼け跡から食わせて
いかなければならなかったこと

戦争から帰ってきた夫が
その年に交通事故で亡くなってしまったこと

娘さんを癌で先になくしたことなど

今では考えられない
ような経験をたくさんされているわけである。

そんな中でも
ただ、ハサミを握り80年もの間
理容師という職を通して
「はたらく」
ということをしてきたわけである。

原動力はなんだったのか
その断片をつかむために
本書を紐解いていこうと思う。

◆なぜ、人は「はたらく」のか。それは

「端を楽させる」ためなのです。というのが
著者を一番動かした原動力なんだろうなと感じる。
このごろ、自分のためにはたらきたいとか、楽しんで仕事をしようとか、そういうことを言う人が多いですよね。ただ、それでは大切なことを見失っていると思うんです。
人間はなぜ、はたらかなくてはいけないか?
それは「端を楽させる」ためなんです。
つまり「はたをらく」に、で「はたらく」。
今、こんな
考えで仕事をしている人はいるだろうか?

ハッキリ言って自分も含めて
少ないだろうなと思う。
時代が変わったと言ってしまえば
それまでだが、こういった考えを持っておくことによって

じゃあ、自分の仕事は「端をらくにしているか?」
なんて考えられるわけである。

人間は一人ではない。
どこかしらつながりがあることを教えてくれます。

◆自分の身についたものは自分を裏切らない

経験値といった意味だと
80年間働いてきた人に叶うわけがありません。
そんな人から
仕事ってものは、経験と技術。どんな仕事でもそうです。その技術を身につけるには、毎日の積み重ねしかありません。とにかく数をこなすしかない。
そうやって身についたものは、絶対に裏切らないんです。

なんて言われたら
何に取り組むにしろ

毎日を積み重ね、ワザを磨き
数をこなしていく


ということは自分を育ててくれる
一番の近道ということになるわけです。

ただ、ぼーっとテレビを見ている暇があったら
やはり自分を磨く何かに
黙々と打ち込む方がいいでしょう。

きっと自分を裏切らないワザが身についているはずです。

◆瞬間、瞬間を真剣勝負で生きなさい。

何年生きられるか

なんてことは今、この瞬間、
死神の眼でも契約しない限りわかりませんが
時間というものは長いようで
限りあるものだと考えることは大切なことでしょう。
誰でも人生、やり直しができないことは知っています。でも、誰もがやり直しができない人生を一生懸命に生きているかといったら、どうでしょうか。
今、この瞬間は二度と戻ってこない。この瞬間は二度とないのです。
だから、その瞬間を真剣勝負で生きてください。
この、今
という瞬間は戻ってこないわけです。

◆願いは叶わない。でも思いは通る。

人は夢を見るけれども
願っていても叶わないということを著者は言っています。
他力本願はダメであるということ
どんな悪いことでもいいほうに取りなさい
という考えを持つことは
実は誰でも出来ます。

願うのではなく、それが「思いは通る」になるということだそうです。
「必ずそうなるんだ、よくなるんだ」って信念を持つことが大切。いつも思っていることは強いんです。運勢だって味方につけてしまう。
「できないじゃないか」「ダメじゃないか」って疑ってはいけません。その信念の強さを見られているんですから、諦めてはいけません。どんなに苦しくたって土壇場で百八十度ひっくり返してもらえることだってあるんです。
これを読んで、「SLAMDUNK」の安西先生の名言
「あきらめたらそこで試合終了ですよ…?」が思い出されました。

どんなに逆境でも、
どんなに苦しくても、
どんたに辛くても、

自分が自分を諦めたら
誰も信じてくれる者なんて
いなくなってしまいますからね。

最後に

ビートたけしの言葉で帯に
「うるさいバァさんの説教がたまに聞きたくなるんだよね」
という帯コメントがある。

dankogaiさんの書評にもあったが
ありとあらゆる説教がそうであるように、本書も100%真に受けることはできない。著者と同じ人生は一つもない以上、著者が得た経験則がそのまま読者に通用するわけもない。しかし「端を楽にしてきた」人であれば、自分にしか使えない言葉はなるべく避けるものだ。それで端であるところの読者自身が楽になった言葉であれば、それはありがたく頂いておけばいい。

著者は故人となってしまったし、全てが全て
動いている"今"という住人達
誰しもに適用されるわけでもない。

ただ、本を開けば
いつでも、激動の過去を歩んだ人の
そういう経験談が聞けるわけで

この"今"の住人である我々に
響くものがあれば
たった今からの糧に、明日の糧に
ありがたくすればいいんだなと。

これって、当たり前だけれども
本ってスゴイ!
って思うことだし

ハサミを動かす
加藤バァちゃんが
まるでそこにいるような感覚を得られるのも
やっぱり本ってすごいなぁと感じられる


さて、自分も含め若者よ
端を楽にしている「はたらき」をしているか?


そんなことをふと自分の胸に手を置いて
考えさせてくれる1冊ではないだろうか?

なぜ、はたらくのか―94歳・女性理容師の遺言 ,加藤 寿賀,4072746487


なぜ、はたらくのか―94歳・女性理容師の遺言

加藤 寿賀

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【後記】

そういえば、こんな年の離れた方に
説教なんてされたことなかったな
と思いつつ

経験があれば
人はついていけるものなんだな

ということも感じてしまいました。


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