2010年12月13日
マーケティングの類の本は勝負をするのが
なかなか難しいと思う。
だって著者がマーケティングの本を書いてその本が売れなかったら
マーケティングできていないことですからね。
さて、今回の本

1通のちょっと変わった手紙で、新規客が殺到する! 集団感染マーケティング
杉村 晶孝
[詳細はAmazonで⇒
]
著者の杉村氏より献本頂きました。
マーケティング本に果敢に挑戦している本ですが、
マーケティングというよりはセールス実践編という感じの本書。
机上の空論よりも実践を試せ
さて、その真意とは・・・
なかなか難しいと思う。
だって著者がマーケティングの本を書いてその本が売れなかったら
マーケティングできていないことですからね。
さて、今回の本

1通のちょっと変わった手紙で、新規客が殺到する! 集団感染マーケティング
杉村 晶孝
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著者の杉村氏より献本頂きました。
マーケティング本に果敢に挑戦している本ですが、
マーケティングというよりはセールス実践編という感じの本書。
机上の空論よりも実践を試せ
さて、その真意とは・・・
【目次】
【書感】
集団感染と聞くと
このインフルエンザなどが流行りそうな時期にはあまりふさわしくないように思えるが
本書では「売れまくり」を発作的に起こす菌を扱っている。
病原菌の如く、その菌というのを感染させて
爆発的に売上をあげようじゃないか
というのがスタンスだ。
そのなかで今回は気になった7つの点から紐解いていきたいと思います。
ネット広告のコピーライターに依頼をした際に約130万円ほど払って失敗した経験談が書かれている。
いくら著名なコンサルタントなどでも実益を起こしていない彼らは商売や営業の「ズブの素人」なのだと書かれている。
また、ブロガーにも1記事500円で広告を書いてもらったことがあったそうだが、記事に金が絡んでくるとあんまりいい記事が生まれなかったそうだ。
まぁ、バナー広告に関しては、どうしょうもないバナー広告なんて今時クリックする方が「情弱」としてリテラシーが疑われるこのご時世なのでGoogleみたいに記事によって可変してくれるなど、しっかりアイデアを出さないとダメだと思う。
全てが全て「ズブの素人」だとは思わないのでコンサルタントに頼むなりするならきちんと背景をきちんと調べたほうがいいだろう。
それは商品を買わせるようにするための催眠術でもある。
ポジティブに使う分にはいいが、ネガティブにも刷り込ませてしまう効果があるのでこれは使い道をしっかり見極める必要がある。
本書のターゲットはベストセラーの「タイトル」「帯」「目次」だ
「〜方法」「なぜ〜」「どのように」「〜のワザ」「5つのポイント」「〜の理由」
なんて言葉だ
ベストセラーになるくらいなので多くの人の心理をよく捉えた作りになっているのは間違いないことだ。これらをうまく使って、あなたの商品に適用させる。そういった視点からベストセラーというのは自分の商品に活かすためのいい教材に使えるのではないだろうか。
また、テレビや雑誌には瞬間的に目から入って、過去の個人の体験、イメージと結びつき、とっさに手を伸ばしてしまうように言葉を使っている。
「見たい、知りたい、聞きたい」を上手に活かしているわけだ。
この要素を上手にあなたの商品に適用させる。
魚を本気で「捕りたい」のであれば投網をつかったほうがいい
投網をつかったほうが大量に魚をゲットすることができる。
商品を売るにもそう

という感じで集団をゲットしてしまうのだ。
本書内では顧客をつかまえて、この顧客からさらに広げる
「逆噴射」という手法も述べられている。
要は、1匹のターゲットを補足
集団内への道案内をしてもらう
巣全体を丸ごと頂く

(おや、これって「ゴキブリホイホイ」や「アリの巣コロリ」的じゃないかと思ってしまったが・・・)
もし売上があったら、偶然だなんて思ってはいけないわけで
何かしら要因がある。
これを徹底的に分析して水平的に拡大させれば売上があがることは間違いない。
と考えることが大切で常に広げる、感染させることを意識することが大切だ。
実際に著者が香港の投資銀行で勤務していた時代に、創業者オーナーのいる工場に出かけ、小雨の降る中、傘もささず工場の前を掃除したところ。
「半ズボンでシャツ1枚の会長」がやってきて、ゴミ拾いを始めたそうだ。これが機会になり、大きな仕事を得ることができたそうだ。
その噂を聞いたある世界的大会社のユダヤ人会長がヘッドハントするために香港までやってきたそうだ。その時に
ナニワの商人の「人間チラシ」は、世界最強の商人といわれるユダヤ商人や華僑にも通じるのだ。と著者は確信した。
確かに、この「人間チラシ」であれば誰でも実践できる簡単で効果が大きい一手ではないだろうか。
僕は絶対にやらない(というかやったらクビが飛ぶ)のだが、本社や関連会社、グループ会社の社員のメールアドレスは、本社からの出向者ならすぐにわかる。また、出向者はたいてい本社と出向先の両方のアドレスを持っている。と書いてあり、全神経をとがらせるのは、メールの「件名」の一行だ。とある。
確かにメールを読ませるのに「件名」に力を注ぐのもわかる。
そして、その件名に「同僚の皆様」「グループ会社の同僚の皆様」なんて書かれていたら確かにメールを開くだろう。
ただし、これは企業のITリテラシをちゃんと考えて、
リスクを考えてやるのだったらやって欲しい。
スパム扱いされる可能性もあるわけだし、
そんなこと以前に、社内からこんなメール流したらクビが飛ぶ会社も十分存在するだろう。
(うちの会社、グループ会社でこんなことやったらクビだよ。)
なので、売上は10倍になるので今月で会社をおさらばするという人以外には
オススメできるワザではないかな。
セキュリティポリシー、リテラシーが低い場合は十分使えそうではあるが。
なんでもかんでも太字にするのは本質を軽率の部分を軽率にしていないだろうか、ここはもったいない。
そのおかげで、本書を読んでも眉唾ものだなぁと思ってしまう方も出てくるように思える。
ただ、
まずは、試してみて、その効果を検証して、自分のものにしていく
というのはマーケティングに限らず、何に置き換えても使えることだろう。
営業の方にはそのまま使えそうだが、その他の職種の人にも十分つかえそうな要素は
盛り込まれている。「自分の商品」としてどう紐解けるかが「集団感染」を使える鍵ではないだろうか。

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【後記】
さて、12月もいよいよ中盤
今年も本当に短くなってきましたが
考え方次第ではまだまだ半月もあるわけです。
こういう考え方も切り口次第ですね。
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序章 なぜ、お金をいくらかけても新規客を獲得できないのか
第1章 「売れる言葉」で商品の見せ方を変えなさい
第2章 「権威」を使って、あなた自身を演出しなさい
第3章 「集団感染」するターゲットを見つける
第4章 あの手この手で「集団感染」させる
第5章 黙っていても儲かる「仕組み」をつくる
【書感】
集団感染と聞くと
このインフルエンザなどが流行りそうな時期にはあまりふさわしくないように思えるが
本書では「売れまくり」を発作的に起こす菌を扱っている。
病原菌の如く、その菌というのを感染させて
爆発的に売上をあげようじゃないか
というのがスタンスだ。
そのなかで今回は気になった7つの点から紐解いていきたいと思います。
「ズブの素人」にご注意を
本書ではまず、著者の経験談でネット広告のコピーライターに依頼をした際に約130万円ほど払って失敗した経験談が書かれている。
いくら著名なコンサルタントなどでも実益を起こしていない彼らは商売や営業の「ズブの素人」なのだと書かれている。
また、ブロガーにも1記事500円で広告を書いてもらったことがあったそうだが、記事に金が絡んでくるとあんまりいい記事が生まれなかったそうだ。
まぁ、バナー広告に関しては、どうしょうもないバナー広告なんて今時クリックする方が「情弱」としてリテラシーが疑われるこのご時世なのでGoogleみたいに記事によって可変してくれるなど、しっかりアイデアを出さないとダメだと思う。
全てが全て「ズブの素人」だとは思わないのでコンサルタントに頼むなりするならきちんと背景をきちんと調べたほうがいいだろう。
人間の意識や行動を変えるたったひとつの方法
朝から晩までテレビを見ている人には言葉が刷り込まれる。それは商品を買わせるようにするための催眠術でもある。
ある言葉を聞くや否や、知らない間に、その商品を買いたい衝動にだんだん駆られるように潜在意識に働き書けられているのだ。簡単に自分に影響を及ぼす方法だと「つぶやき」毎日、毎日つぶやきを聞かせることで「どつぼ」にはまっていくそうだ。
ポジティブに使う分にはいいが、ネガティブにも刷り込ませてしまう効果があるのでこれは使い道をしっかり見極める必要がある。
「売れる言葉」を言霊に乗せて
よく女性誌などを見てネーミングを考えるということが書かれている本があるが本書のターゲットはベストセラーの「タイトル」「帯」「目次」だ
「〜方法」「なぜ〜」「どのように」「〜のワザ」「5つのポイント」「〜の理由」
なんて言葉だ
ベストセラーになるくらいなので多くの人の心理をよく捉えた作りになっているのは間違いないことだ。これらをうまく使って、あなたの商品に適用させる。そういった視点からベストセラーというのは自分の商品に活かすためのいい教材に使えるのではないだろうか。
また、テレビや雑誌には瞬間的に目から入って、過去の個人の体験、イメージと結びつき、とっさに手を伸ばしてしまうように言葉を使っている。
「見たい、知りたい、聞きたい」を上手に活かしているわけだ。
この要素を上手にあなたの商品に適用させる。
「集団感染」の法則
釣りは一本の竿で根気よくやるのが定説だが、魚を本気で「捕りたい」のであれば投網をつかったほうがいい
投網をつかったほうが大量に魚をゲットすることができる。
商品を売るにもそう

という感じで集団をゲットしてしまうのだ。
本書内では顧客をつかまえて、この顧客からさらに広げる
「逆噴射」という手法も述べられている。
要は、1匹のターゲットを補足
集団内への道案内をしてもらう
巣全体を丸ごと頂く

(おや、これって「ゴキブリホイホイ」や「アリの巣コロリ」的じゃないかと思ってしまったが・・・)
もし売上があったら、偶然だなんて思ってはいけないわけで
何かしら要因がある。
これを徹底的に分析して水平的に拡大させれば売上があがることは間違いない。
と考えることが大切で常に広げる、感染させることを意識することが大切だ。
人間チラシのすすめ
「人間チラシ」と聞いても「んっ?」と思ってしまうかもしれないが、次のようなことである。「雨の日に傘をささず、雨で髪の毛が垂れ、眼鏡を曇らせた状態で訪問することだ」と今時こんなこと通用しないんじゃ?と思ってしまうかも知れないが、相手が大物であればあるほど、本物の人であればあるほど、これは通じる。
この真意は「たとえちょっと演技しても、「誠の心を相手に見せまくること」であり、これこそまさに「人間チラシ」なのだ。
実際に著者が香港の投資銀行で勤務していた時代に、創業者オーナーのいる工場に出かけ、小雨の降る中、傘もささず工場の前を掃除したところ。
「半ズボンでシャツ1枚の会長」がやってきて、ゴミ拾いを始めたそうだ。これが機会になり、大きな仕事を得ることができたそうだ。
その噂を聞いたある世界的大会社のユダヤ人会長がヘッドハントするために香港までやってきたそうだ。その時に
「相手の人間を誠の心で拝んで拝んで拝み倒すことこそが、本当の営業なのだ」と言われ、この経験から
ナニワの商人の「人間チラシ」は、世界最強の商人といわれるユダヤ商人や華僑にも通じるのだ。と著者は確信した。
確かに、この「人間チラシ」であれば誰でも実践できる簡単で効果が大きい一手ではないだろうか。
切り口を考えろ
切り口は大切。同じ商品でも、言葉の演出や見せ方、切り口を少し変えれば、まったく違う商品になる。と書いてある通りで例えばサプリメントを売る場合では、「夜勤の多い看護士の皆様へ」「寮住まいで栄養の偏りやすい女子大生の皆様へ」とターゲット層をリサーチして切り口を考えてあげるだけで多種多様な武器に変化するわけだ。さて、あとはやるだけ
このワザは使える人が限られるだろうし、相当リスクがあるので「禁術的」僕は絶対にやらない(というかやったらクビが飛ぶ)のだが、本社や関連会社、グループ会社の社員のメールアドレスは、本社からの出向者ならすぐにわかる。また、出向者はたいてい本社と出向先の両方のアドレスを持っている。と書いてあり、全神経をとがらせるのは、メールの「件名」の一行だ。とある。
確かにメールを読ませるのに「件名」に力を注ぐのもわかる。
そして、その件名に「同僚の皆様」「グループ会社の同僚の皆様」なんて書かれていたら確かにメールを開くだろう。
ただし、これは企業のITリテラシをちゃんと考えて、
リスクを考えてやるのだったらやって欲しい。
スパム扱いされる可能性もあるわけだし、
そんなこと以前に、社内からこんなメール流したらクビが飛ぶ会社も十分存在するだろう。
(うちの会社、グループ会社でこんなことやったらクビだよ。)
なので、売上は10倍になるので今月で会社をおさらばするという人以外には
オススメできるワザではないかな。
セキュリティポリシー、リテラシーが低い場合は十分使えそうではあるが。
最後に
確かに実践的なワザが書いてあるのは間違いない。たが本書、ちと読みづらいという難点がある。なんでもかんでも太字にするのは本質を軽率の部分を軽率にしていないだろうか、ここはもったいない。
そのおかげで、本書を読んでも眉唾ものだなぁと思ってしまう方も出てくるように思える。
ただ、
失敗する人に、共通する考え方や口癖がある。彼らはいつでも「私の商売には使えない」と言うことだ。とあるように客観的に見すぎてはいけない。
まずは、試してみて、その効果を検証して、自分のものにしていく
というのはマーケティングに限らず、何に置き換えても使えることだろう。
営業の方にはそのまま使えそうだが、その他の職種の人にも十分つかえそうな要素は
盛り込まれている。「自分の商品」としてどう紐解けるかが「集団感染」を使える鍵ではないだろうか。

1通のちょっと変わった手紙で、新規客が殺到する! 集団感染マーケティング
杉村 晶孝
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【後記】
さて、12月もいよいよ中盤
今年も本当に短くなってきましたが
考え方次第ではまだまだ半月もあるわけです。
こういう考え方も切り口次第ですね。
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