2011年04月27日
物語というものは作りもののかりそめにも見えたり
実は現実に起きていることであったりする。
今回の本

なぜ桃太郎はキビ団子ひとつで仲間を増やせるのか?~儲かる会社は知っている! ~
岩崎聖侍
[詳細はAmazonで⇒
]
著者より献本頂いた、戦略によって儲かる会社を。
ということを桃太郎に例えて進めていく内容だ。
では物語とビジネスとどのように絡んでいく
または絡ませていくかということについて見ていきたい。
実は現実に起きていることであったりする。
今回の本

なぜ桃太郎はキビ団子ひとつで仲間を増やせるのか?~儲かる会社は知っている! ~
岩崎聖侍
[詳細はAmazonで⇒

著者より献本頂いた、戦略によって儲かる会社を。
ということを桃太郎に例えて進めていく内容だ。
では物語とビジネスとどのように絡んでいく
または絡ませていくかということについて見ていきたい。
【目次】
【書感】
仕事を物語と結びつけることは
そんなに難しいことではない。だってこの時間を過ごしている各個人という単位で生きている時間こそ、それぞれの物語ともいえるわけだから。
・・・といってしまうと身も蓋もないので仕事を物語で綴るような他の類書を交えて書いていこうと思う。
ロールプレイングゲーム(RPG)のように仕事を進めていけば楽しくなる!
と書かれているのが「仕事を100倍楽しくするプロジェクト攻略本」なのだが、この本では自分の能力を見て、何が必要でどんなパーティーを組めば、どんなキーアイテムを集めていけば、仕事がクリアできるかとまさにRPGのように成長してゴールしていこうという感じの本である。
この本は自身がゲーム好きなのも後押しして大変分かりやすく
ビジネス+ゲームに関心がある人へは受け入れ易い内容になっているのではと感じられた。
また、「仕事はストーリーで動かそう」という本を紹介した時にもまさに同じことを書いていて
印象に残るような伝説を創るということ、人の心を掴むにはストーリーづけするということが大切だと書かれているわけである。
で、本題の今回の本に論点を置くと
後者のほうが近い。(前者のほうも世界を見よとお客さんのことを言っているのだけれどね。)
どうやってお客さんを巻き込むか
お客さんに参加してもらうか
という視点で書かれているところがポイントかなと
この共感を広げるというのが鍵になってくる。
例えばボルビックのCMが取り上げられているが1リットルのペットボトルで10リットルの水がアフリカに寄付される
というCMがあったと思う。
仕組みはよくわからないけれども、ただ水を買って飲むだけより
同じ値段なら水を買って何か役立っているのであればそっちを買ったほうがいいな
と思わせるのもストーリー性の力である。
これは今回の震災の募金活動とも似ているかもしれないけれど
ただ募金するよりは何かに参加して寄付金にするといったほうが
ストーリー性は生まれるわけである。
自分で判断してモノを取りにいくというスタンスが出来てきているから
こうなったのかもしれない。
それはモノに限らず、情報にも言えることではないだろうか。
これに関しては何を今更な感じがして特にいうことも無いのだけれども
一方的ではなく情報を受けるほうがやっぱり自分の為に役立つ情報だと
ネットのお陰で取捨できるのが大きいのではないかなと思う。
ソーシャルメディアを使えとも書いてあるが、廃れたにしてもmixiでも何かしらできるだろし
Facebook、twitterというものも何年先まで持つかはわからないけれども、現時点では
誰に向けて発するか、どんな顧客を相手にしたいかとターゲットが明確になっていれば力強い武器になることは間違いないだろう。
次は何が来るのかなと先行きを観測するのもてかもしれないけれど。
まぁ本書の桃太郎はイマイチかな〜・・・っと
ただし、ストーリー性を武器に「物語参加型消費」というお客さんに自ずと参加してもらい
消費を促すという戦略は企業もお客さんもwin-winなのでありじゃないかなと。
あえて挫折あり、涙ありのストーリーを見せたり
面白いだけではないエンターテイメント型の手法なども書かれていたりするので
その辺りもっと詳しく知りたいかたは読んでみてもいい一冊なのかなと。

なぜ桃太郎はキビ団子ひとつで仲間を増やせるのか?~儲かる会社は知っている! ~
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【後記】
1年も早1/4が終わろうとしているのに
更新ペースがひどいなぁ・・・
体調崩したり、仕事に追われてしまっていたが
ようやく仕事が一段落してきたので
立てなおしていきたいなぁと思いますが
まぁ気長に見守ってください。
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第1章 現代人は物を買うんじゃない! 物語を買うんだ!
第2章 素晴らしいストーリーで成功している会社 事例集
第3章 桃太郎戦略のストーリーのつくり方
第4章 ストーリーの伝え方とウェブ戦略
第5章 ストーリーで、もっと日本を楽しくしよう
【書感】
仕事を物語と結びつけることは
そんなに難しいことではない。だってこの時間を過ごしている各個人という単位で生きている時間こそ、それぞれの物語ともいえるわけだから。
・・・といってしまうと身も蓋もないので仕事を物語で綴るような他の類書を交えて書いていこうと思う。
自分の物語、周りを巻き込む物語
ロールプレイングゲーム(RPG)のように仕事を進めていけば楽しくなる!
と書かれているのが「仕事を100倍楽しくするプロジェクト攻略本」なのだが、この本では自分の能力を見て、何が必要でどんなパーティーを組めば、どんなキーアイテムを集めていけば、仕事がクリアできるかとまさにRPGのように成長してゴールしていこうという感じの本である。
この本は自身がゲーム好きなのも後押しして大変分かりやすく
ビジネス+ゲームに関心がある人へは受け入れ易い内容になっているのではと感じられた。
また、「仕事はストーリーで動かそう」という本を紹介した時にもまさに同じことを書いていて
今日こうして生きていること自体、ストーリーだからだ。なんてことを書いている。どんだけストーリーをRPGに捉えているんだか…というのは置いておくとして。
印象に残るような伝説を創るということ、人の心を掴むにはストーリーづけするということが大切だと書かれているわけである。
で、本題の今回の本に論点を置くと
後者のほうが近い。(前者のほうも世界を見よとお客さんのことを言っているのだけれどね。)
どうやってお客さんを巻き込むか
お客さんに参加してもらうか
という視点で書かれているところがポイントかなと
共感の輪を広げる
じゃあ、どう巻き込むか、どう参加してもらうかを考えるとこの共感を広げるというのが鍵になってくる。
例えばボルビックのCMが取り上げられているが1リットルのペットボトルで10リットルの水がアフリカに寄付される
というCMがあったと思う。
仕組みはよくわからないけれども、ただ水を買って飲むだけより
同じ値段なら水を買って何か役立っているのであればそっちを買ったほうがいいな
と思わせるのもストーリー性の力である。
これは今回の震災の募金活動とも似ているかもしれないけれど
ただ募金するよりは何かに参加して寄付金にするといったほうが
ストーリー性は生まれるわけである。
自分で判断してモノを取りにいくというスタンスが出来てきているから
こうなったのかもしれない。
それはモノに限らず、情報にも言えることではないだろうか。
情報も目的を明確にして参加すれば・・・
テレビ、新聞、雑誌、ラジオといったメディアが廃れるということが書いてあるがこれに関しては何を今更な感じがして特にいうことも無いのだけれども
一方的ではなく情報を受けるほうがやっぱり自分の為に役立つ情報だと
ネットのお陰で取捨できるのが大きいのではないかなと思う。
ソーシャルメディアを使えとも書いてあるが、廃れたにしてもmixiでも何かしらできるだろし
Facebook、twitterというものも何年先まで持つかはわからないけれども、現時点では
誰に向けて発するか、どんな顧客を相手にしたいかとターゲットが明確になっていれば力強い武器になることは間違いないだろう。
次は何が来るのかなと先行きを観測するのもてかもしれないけれど。
●最後に
桃太郎のことを全然書いてないがまぁ本書の桃太郎はイマイチかな〜・・・っと
ただし、ストーリー性を武器に「物語参加型消費」というお客さんに自ずと参加してもらい
消費を促すという戦略は企業もお客さんもwin-winなのでありじゃないかなと。
あえて挫折あり、涙ありのストーリーを見せたり
面白いだけではないエンターテイメント型の手法なども書かれていたりするので
その辺りもっと詳しく知りたいかたは読んでみてもいい一冊なのかなと。

なぜ桃太郎はキビ団子ひとつで仲間を増やせるのか?~儲かる会社は知っている! ~
岩崎聖侍
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【後記】
1年も早1/4が終わろうとしているのに
更新ペースがひどいなぁ・・・
体調崩したり、仕事に追われてしまっていたが
ようやく仕事が一段落してきたので
立てなおしていきたいなぁと思いますが
まぁ気長に見守ってください。
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