「貯金」という思考停止状態に陥っていませんか? - 480 お金はいつも正しい:あなたの人生が勇気に満ち溢れる555冊の多読成功術
あなたの人生が勇気に満ち溢れる555冊の多読成功術 ⇒ 読書「貯金」という思考停止状態に陥っていませんか? - 480 お金はいつも正しい

2011年08月08日

監されて
早1ヶ月超の堀江貴文氏こと、ホリエモンが
収監前に書いた本を今日は紹介しようと思う。

お金はいつも正しい ,堀江 貴文、、堀江 貴文のAmazon著者ページを見る、検索結果、著者セントラルはこちら,4575303283


お金はいつも正しい

堀江 貴文

[詳細はAmazonで⇒]


途中にマンガを添えてたりして「カネ」との関わり方についてホリエモン流に若者向けに
わかりやすく書かれているのが本書の特徴である。
身近なところで、実は「貯金する」ということが必ずしもいいことではない
ということを気づかせてくれるわけで…

何はともあれ、とにかく行ってみましょう!




【目次】
まえがき
第1章 お金の基本
第2章 給料
第3章 貯金
第4章 借金
第5章 ギャンブル
第6章 結婚とお金
第7章 世代間お金格差
第8章 働かない生き方
第9章 自己投資
第10章 投資
第11章 お金の未来
あとがき


【書感】
の時代を生きている人々であれば、残念ながらお金を考えずに生きるのは到底不可能な時代になってしまっている。今回は、お金の本質、タイトルでも言った「貯金」という罠、真の自己投資という3点に着目して書いていきたいと思う。

■お金とは「信用」

これはホリエモンが色々な本で言っているから、今更説明する必要がないかもしれないけれど。お金というのは「信用」である。

信用とは相対的なもので、100人に聞いて100人素晴らしいということは稀というか滅多にないです。
 人間とは面白いものでどんな悪人にも善の心はあるし、その逆も真なりです。いや、この善悪の判断すら人によって変わってきます。時代や地域によっても善悪の判断は異なるでしょう。
 日本では比較的おおらかと言われている薬物犯罪にしても、シンガポールにおける覚せい剤の所持は最高で死刑になってしまいます。イスラム圏で女性が浮気をしたら死刑まである重罪です。
 このように人に対する信用は、いろいろなパラメータで変わっていきます。だからこそ信用をわかりやすい数値であるお金で表すようになったわけですが、そうであるがゆえに人々はそのわかりやすい数値に執着します。
単純な例を出すと、占い師。占いというものは身も蓋も無いが、100%断定した未来を得られる都合の良いものではないし、言ってしまえば詐欺に限りなく近い。でも何故、占い師にお金を払うかというと、それは歴史的に占いが正しいと積み上げられた背景があったり、占いをしてくれている人への信用であり、ひょっとすると助け舟を出すという役割になっているから、その信用に対価を払う価値があると判断した人がお金を払うわけである。

まぁ極端にやってしまうと詐欺になり、偽装してきた信用が一気に崩れ台無しになってしまうわけである。ただ、占いに限らず、モノによっては喜んでお金を出す人たちがいるということが現実で信用が相対的であると言えるわけです。

■「貯金は美徳」という罠

貯金は大事という教育下で育ってきた人たちが多い日本では「貯金は美徳」とされてきていました。金利がものすごく良かった時代は確かに貯金することは美徳だったのかもしれません。でも今はどうでしょうか?

100万円とか預けても利息なんてたかが知れていて、色々なサービスで手数料無料なんてものはあるにしても、手数料払うことになったらそれで利息なんてものはおしまいなわけです。

老後に備えてとか、病気になった時困らないようにという理由で貯金はすると思います。後者は確かにちょっと考慮する必要がありますが、前者はまだ20代、30代の人間が考えることでしょうか?

これって言い方は悪いかも知れないですが、地震が起きたときに、不安だからと水や食糧を買い占めした人たちと変わらないのではないでしょうか。とりあえず不安だから持っておくっていう。

お金は使うことで、消費が活性化し、会社の業績が上がり、雇用が生まれと本来なっていくものです。また、「貯金、貯金、貯金」に思考がなってしまうと、高額なモノ、例えば車を買うときに超低金利でローンが組める今、現金は王様と現金一括で買ったりする残念なお金の使い方をしてしまう人がいるわけです。

一方現金もある程度持っておくことにはこしたことは無いのですが、年収をはるかに超える預金を持つことは意味がまったくありません。
また、生活を切り詰めて節約するというのも、収入が少ない内に貯金をしていたってたかがしれているのでオススメできることではないと書かれている。

それよりは、おいしいものを色々な人達と食べるということだって食ということを通して、色々な人と交流するというある種の投資だと言えますし、
また、起業や株式投資(為替など)が目的にあるのであれば貯金なんてしてないで、少額から出来ることを実際にやってみてプロセスを学んだほうがいいわけです。

高額な欲しい物があるのであればローンを組めばいいですし、そのローンの支払いが苦しいようであれば買わなければいい。

仕事がクビになってしまったとかであれば雇用保険や生活保護を頼りにすればいいし選りすぐりしなければ、死ぬなんてことは滅多にないわけです。
それか、万が一の時は家族、親族、友人に助けてもらえるように人間関係を豊かにしておけばいいわけです。

色々書いてきましたが、貯金という「何も考えない」状態はリスクであり、自分の頭をフル回転させてお金のことを考えるということが資産形成に繋がるわけです。
いきなり貯金を全部切り崩せなどとは誰も言っていなく、しっかいと自分の目的に合ったアセットアロケーションを組んで、欲しいもの、未来に繋がるようなものは買ってしまえばいいわけです。

せっかく稼いだお金です。頭を使って考えていきましょう。

■真の自己投資

肉体改造の為のジム、書籍の購入、英会話のレッスン
茶道教室などなど…

いろいろやっては見るものの、途中で挫折するというケースがあったりしませんか?
いや、僕も続いているほうが少ないような気がします。
その理由としてあげられているのが「明確な目標(イメージ)」が決まっていないからです。

色々な資格を取るという目標を持っている人はいいかもしれないですが、やっぱりそれを使って何をしたいかが見えているよりは、ただ取るだけの人は履歴書を埋めたいだけなんだと思ってしまいます。そんな自己満足意味がありますかね…。

そこで、ホリエモン流の将来に繋がる効率的な自己投資を紹介しておきましょう。
それは明確な自己投資のEXIT(出口)を想定するということです。投資家は投資した会社が上場してキャピタルゲインを得るのか、あるいはバイアウトしてやはりキャピタルゲインを得るのか、それとも継続して大きな利益を出す会社に成長させて配当を得るのか、そうしたEXITを考えて投資をする。

つまり自己投資も自分という投資対象に、どんなスキルを身につけ、どう活かすのかまで考えないと、鉄の意志を持つ人以外難しくなってくるわけです。

次に、その目標をいつまでに達成するかを考えます。それを5年、10年とか長期で設定してはいけません。この社会が目まぐるしく変わるご時世、何がどう変わるかなんて予測がなかなかつかないからです。だから長くてもせめて1,2年、それ以上かかるものは趣味として割り切ったほうがいいとのことです。

そして、自分でなりたいが決まったら、期間を決めて、どう選択していけばなれるかの自分で見通せる実行プランを立てていくのです。

このサイクルをいかにスピーディーに回していくかが、カギになってくるわけです。コツコツというのも大切ですが、コツコツ持続できる人なんて稀です。であれば、EXITを決め、期間を決め、実行プランを決め一気に回していくべきなのです。そういう中で身銭を切って学んでいくのが真の自己投資ではないでしょうか。

●最後に

本書でホリエモンはしきりに「人生は驚くほど短い」と書いています。確かに気づいたら30間近だよなとか、気づいたら40間近だよなとか、気づいたら定年だ…。気づいたら余命いくばくだ…。

なんてなっている可能性は大いにあるわけです。
人生お金に縛られる必要はありません。
ですが何も考えないでボケーっと過ごしているといつの間にかお金い縛られて
面白くない人生になってしまうのかもしれないです。

自分の頭の中にはしっかりと考えるという機能が備わっているわけです。
自分の人生、精一杯考えて生きたいものです。
どうせ一回しかない貴重なものですからね。

【その他】ホリエモンのお金についての考え方の本で参考になりそうなもの↓
「信用」という力 -302 新・資本論
失うものなんて何もない、だったら… -344 夢をかなえる「打ち出の小槌」

お金はいつも正しい ,堀江 貴文、、堀江 貴文のAmazon著者ページを見る、検索結果、著者セントラルはこちら,4575303283


お金はいつも正しい

堀江 貴文

[詳細はAmazonで⇒]



【後記】


暑いとつい水っパラになるくらい水含めて、飲みのものを飲んでお腹をこわすという
負のスパイラルに陥る…。

代謝はいいほうだから汗はすごいかくんだけれどね…。
暑いときは夏が嫌いとほざき、寒くなると冬が嫌いとほざく
いい加減な生き物だな、自分と感じる今日この頃…。



twitterやってますのでお気軽にfollow me↓




に登録頂けるとありがたいです。

Presented by hiro
ブログトップへ戻る


Posted by hiro at 07:30│Comments(0)  
読書 | このエントリーを含むはてなブックマーク | |

スポンサーリンク



トラックバックURL

コメントする

名前:
URL:
  情報を記憶:
 
 
 
自己紹介(hiroとは?)

管理人の紹介はこちら



本ブログへのお問い合わせがございましたら⇒コチラへどうぞ
web&ブログ内検索
Google
カテゴリ