考えてる風の思考停止に陥らずに自分のアタマで考えよう - 487 自分のアタマで考えよう:あなたの人生が勇気に満ち溢れる555冊の多読成功術
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2011年11月22日

識と思考の区別がついている人というのは
実のところあまりいないのではないだろうか?

今回の本
自分のアタマで考えよう ,ちきりん、良知高行,4478017034


自分のアタマで考えよう

ちきりん

[詳細はAmazonで⇒]


ブログをRSSへ登録して読んでいる人には説明が不要かもしれないが、
Chikirinの日記のちきりんさんの2冊目の本である。
遅くなりましたがダイヤモンド社の横田様より献本頂きました。ありがとうございます。

ゆるいながらも「自分の基準」をつくって自分のために生きていこうと書かれた1冊目
今作では「考える」にフォーカスが置かれている。

まぁこの考えるというフォーカスも結局自分のためにつながってくるわけだけれども…。
うだうだ言っていてもしゃーないので、いってみましょう。



【目次】
序 章 「知っている」と「考える」はまったく別モノ
     プロ野球の未来について考えてみよう

第1章 最初に考えるべき「決めるプロセス」
     会議を重ねてもなにも決まらないのはなぜ?

第2章 「なぜ?」「だからなんなの?」と問うこと
     合計特殊出生率が上がっても少子化は止まらないです

第3章 あらゆる可能性を検討しよう
     日本にも格安生活圏が必要では?

第4章 縦と横に比べてみよう
     戦後経済の縦横比較から見える日本が進むべき道

第5章 判断基準はシンプルが一番
     婚活女子を見習おう!

第6章 レベルをそろえて考えよう
     生活者目線で霞ヶ関の組織図を書いてみた

第7章 情報ではなく「フィルター」が大事
     就活のための企業研究が無意味なワケ

第8章 データはトコトン追い詰めよう
     自殺の動機トップが「健康問題」ってホント?

第9章 グラフの使い方が「思考の生産性」を左右する
     階段グラフで電気料金の大幅削減に成功!

終 章 知識は「思考の棚」に整理しよう
     世界の大事件、NHK、BBC、CNNはこんなに違ってた


【書感】
えるという概念。
本書を読むとそもそも「考えた」という思い込みによる思考停止に陥っているのではないかとさえ思えてくる。それほど「考える」という行為は難易度が高く。実際社会で「考えている」人少ないのではないか?とさえ思えてきた。今回はそんな考えるについての他、ちきりん流の考え方を3つピックアップして紹介していこうと思う。

■「考える」ってそもそも何だ?

色々な情報を集めていく。それって本当に考えることになっているだろうか?ただのパーツを集めたに過ぎず、それだけでは何かをアウトプットするというのは到底ムリではないだろうか。
また、このアウトプットをするにしても、判断を下すような段階まで来て曖昧な材料しか集まっていないようではダメでより精度が求められる状況になればなるほど曖昧さを消していかなければならない。

自分自身も上流工程のプロジェクトに参加して情報を集めたり、分析したり、話しあったりというプロセスをこなすということにめいいっぱいになってしまって結局大切な「考える」を疎かにしてしまったことがある。

最近仕事に忙殺されて、見ての通りブログの更新頻度がめちゃくちゃ低かったわけだけれども、インプット自体は影でこそこそ続けている。でも、インプットができていても、実は全然ダメだったとハッとさせられたのが次の文章。
「考えること」「思考」とは、インプットである情報をアウトプットである結論に変換するプロセスを指します。「私は考えた」というのは、「私はあるインプットをもとに、なんらかの結論を出した。ある考えに至った」という意味です。
それは「仮の結論」でもいいし、最初の段階では間違ったものかもしれません。それでも「その時点での結論を出した」というのが、「考えた」ということです。
「私は考えた!」と言って、「じゃあ、結論(=あなたの意見)はなに?」と聞かれたときに、なにも浮かんでいないのであれば、それはじつは考えていないのです。
形はどうであれ、アウトプットが大事なのである。そこまでやって初めて考えたという域に達するのではないだろうか。
まして、このブログの場合は本というインプットが比較的ラクなものを選択しているにも関わらず、アウトプットができていない。それって先ほど引用したところから言わせると「考えていない」になってしまうのではないだろうか。

もちろん、このブログというフィールドでは現時点では生活できるほどのワークになっているわけでもないので、本業のほうでガンガンアウトプットしていけばいいのだけれども、せっかく自分で創り上げてきたアウトプットの遊び場を壊してしまうのも思考停止になるのも嫌だなと非常に感じたわけである。

なのでできるだけ自分のフィルターを通して、インプットからアウトプットまでのプロセスをたどる「考える」に力を入れていきたいと再度思ったりしたわけである。

■一方通行は危険な落とし穴。

本書の序章次のようなグラフが掲載されている。

これはプロ野球ファンの年齢別構成比の変化を表したグラフだ。
このグラフをぱっと見たところ、どんなことが浮かんでくるだろうか?

若者離れ?
先がないスポーツ?
老人向けの娯楽になるだろう?

などいろいろ考えることができる材料ではある。
さて、このグラフからプロ野球の未来はどう捉えられるだろうか。
本書の例だと次の2意見が書かれている。

・未来は暗い、老人達が死んでしまったら、ファンがいなくなる。若年層へのアプローチを早急にしなければ
・未来は明るい、資金を持っているのは余裕があって余暇時間もあるシニア層だからシニア向けにビジネスを仕掛けていくべき

と「悲観的」に捉えることも「楽観的」に捉えることもできるわけである。
物事にはだいたいこのような二面性がある。状況次第では一辺倒に捉えることも悪くないのかもしれないけれど、少なくとも情報を分析する場面においては「悲観的」でも「楽観的」でも惜しいで止まってしまう。

考えるということを二面的に捉えられれば「高齢化が進んでいる。高齢者にはお金も時間もある。人口も多い、ファンが高齢化しているなら、シニア向けビジネスを展開していく。一方で長期的にみれば今の若者がこのまま中高年になった時、プロ野球はジリ貧になるので今の若者も年をとれば魅力に気づく仕掛けを提供する必要があるのでは?」
なんて考え方もできるわけである。

必ずしも何が正解かというのはわからない。
しかし、鼻からネガティブに捉えてしまうよりも二面性を捉えられれば舵取りだってすることができるようになり、高齢者向けビジネスをメインで展開する一方、若者が年をとった時に取り組める仕組みを
と短期的にも長期的にも考えられる一例が考えられたりする可能性だってある。
クローズドなことばかりではそこで「思考停止」したも同然なのでアタマが働いていないにも等しいわけである。

これがすべてだ。

とゴリ押ししてしまうのは実は考えていない証拠かもしれない。
そう考えているとどれだけ日常考えていないで生活しているんだってゾッとしてしまうかもしれない。

■婚活女子に学ぶ判断基準

婚活女子(こんなこと言うとフルボッコかもしれないけれど、女子っていくつまで女子が許されるんでしょう、謎。)彼女らが獲物を狙うのは次の要素に絞られるそうだ。


「相性」と「経済力」
相性が合って経済力が高いなんて人と知り合えればそりゃ最高なわけ、ただやっぱり希少価値。

経済力は低いけれど、性格やライフスタイルなどが合致する相性で問題無い人はとりあえず「キープ」となります。
では経済力が高いけれども、いまいち性格が…という人にあった場合、どうなるか?
さきほどと同じように「一長一短だからキープ」となるかと考えると実は違っていて「つきあいながら考える」となるそうです。

こう考えると結局金かと悪態をつきかけますが、そうではなく、「相性」は女性側でコントロールがまぁできる歩み合わせられる可能性があるが、「経済」になると女性自身がコントロールはなかなか難しい。

当然、「相性」も「経済力」もなければ圏外行きなんですけれどね。

あくまでもこれは婚活女子のマトリクスになりますが、このような自分のフィルターを持っていると決断がとてもしやすくなるということは何事においても言えるのではないだろうか。
(うん、こうやって男どもはジャッジされているわけですね。)

■自分の思考の棚。はじめませんか?

3.11の大震災は近年に起きた大災害として記憶に残ると思うが、その話は一旦置いておくとして、9.11アメリカ同時テロが起きた際、NHKは自国民の安否の報道、BBCはひたすら背景の解説、CNNは現地のパニック具合を報道していたそうだ。
(自分も当時NHKで2機目がビルにぶつかったのをTVでリアルタイムで目撃したが、安否報道ばかりやっていたのも同時に記憶している。)

こういう情報を持っていると実際にCNN、BCCで勤めている人と会った時、各社の報道方針が違うのか、自社と場所の距離の違いかと質問ができる。

ただ、情報が入っていない段階でも、「情報が手に入ればわかること、言えるようになることを」を考えることができるし、考えを持っていれば、その情報を手に入れる価値というものもおのずと見えてくる。

こういう整理を常日頃からしておくと「整理された情報が手に入ったことで、なにがわかったのか?なにが言えるようになったのか?」という思考ができるようになる。
「この情報が手に入ればわかること」を事前に考えておく癖をつけると無用な情報収集も無くなり、本当の意味での「考える時間」をつくることができるようになってくるわけである。
(あぁ〜自分はつくづく考えていないなと奥歯ガタガタ震えさせているよ…。)

ちなみに3.11大震災が起きた際、やはりCNNはパニック報道をしていたのに対して、BCCは分析的な報道をしており、報道スタイルが反映されていることがよくわかったそうだ。
ただNHKは多くの人が見ていてわかったことかもしれないが、亡くなられた方の報道を断念し、起こってしまったことを分析するスタイルBCC的な報道が取られました。
自国で起きた大きなことが起きた場合NHKは自社のスタイルを変える場合もあるという考え方もできるようになったわけです。

これもメディアの例になるが、こういう思考のマトリクス「思考の棚」を増やしていけば自分のアタマでより深く考えることができるのではないだろうか。
さらに、棚はシンプル(XY軸レベルでOK)に次のように考えるとより理想的になる。
|亮韻六弭佑涼の中に整理すること
空いている棚に入るべき、まだ手に入っていない知識を常に意識すること
それらの知識が手に入れば言えるようになることを、事前に考えておくこと
これが、ちきりん流の「知識と思考の、理想的なカンケイ」となるわけである。

●最後に

人は「一度じっくり考えたこと」は知識よりも圧倒的に長く記憶に残せ、思考は知識よりも忘れにくくなる。という言葉が書いてあったが、確かに知識はgoogle先生だったり、本だったりに勝てるわけないし、というか勝負してはいけないわけで、実際に使えるのはほぼ自分のアタマで捻出した思考になってくる。

本書で紹介されているのは、あくまでもちきりん流の思考であり、自分のものではない。ただ、自分の思考、自分の思考と言ってもいきなり始めるよりは先人の力を拝借してしまったほうが楽なわけなので、
これいいなと思った考え方(自分の場合は知識を思考の棚に整理して無いところを補填していく)は堂々と頂いてしまったほうが限りある「自分の時間」を有効に活用できるのではないかなと思う。本書内にそういったちきりん流思考の事例も豊富に掲載されいるし。

何もしないでもネットだったり、メディアなどから情報をお腹いっぱいになれる時代だからこそ、思考停止状態に陥らず、自分のアタマで思考し、「自分のために生きること。」を充実させていきたいものである。



自分のアタマで考えよう ,ちきりん、良知高行,4478017034


自分のアタマで考えよう

ちきりん

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【後記】

すごくどうでもいいがAmazonの本書の紹介ページで見れるちきりんさんが出ている動画でそんじゃーね!のイントネーションを初めて聞いた。
そんじゃーね!↑かと思ったら、そんじゃーね!↓であった。

うん、すごくどうでもいいのだけれど、すごく気になった。
活字のものが映像になるとギャップを生む現象。自分で脳内で構築されていたものが音もなく崩れていく瞬間。
こういう現象って何か名前あるんだっけ?



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Posted by hiro at 07:30Comments(0)TrackBack(0) |  
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