【目先のものより先を見て】150.大きなケーキは人にゆずろう バーバラ・コーコラン(著) 大野晶子(訳):あなたの人生が勇気に満ち溢れる555冊の多読成功術
あなたの人生が勇気に満ち溢れる555冊の多読成功術 ⇒ 読書【目先のものより先を見て】150.大きなケーキは人にゆずろう バーバラ・コーコラン(著) 大野晶子(訳)

2008年10月19日



近は
成功本に飽きてきたな…
結局同じこと言っているんじゃない〜

って飽きがきている人に
おススメしたい本がやってきました。

今日の本は

大きなケーキは人にゆずろう

俗に言う成功本は
無茶苦茶なことを言っているものが多いです。

その中でも本書は
大家族の中で育った
普通の女の子が不動産業界の女王になるまで
わかりやすく書いてある本です。

お話としてはバーバラ・コーコランという
コーコラングループの創設者の方のサクセスストーリーになります。

【本書にぶつける悩MENU】
日常生活から学ぶ成功方法とは
という視点で読んでいきたいと思います。

【目次】
大きなケーキは人にゆずろう
子ども十人にお風呂ひとつの生活
大きな胸がないのなら、おさげ髪にリボンを飾る―自分が持っている魅力に気づいて、それを生かそう
石を白く塗るだけで、庭全体がすてきに見えてくる―見た目が現実をつくることを忘れずに
破けたソファは、笑いでつくろう―最悪の状況にこそ、チャンスが見つかる
想像力で穴を埋める―自分の目標はいつもはっきり頭のなかで描いておこう
大きなケーキを人にゆずれば、自分のケーキがもっとおいしくなる―自分が望むものを手に入れる方法
靴下は靴下用の引き出しに―いいシステムのつくりかたとは?
お風呂に入れる子どもが何人もいるのなら、手順を決める―段取り上手は成功への近道
同時にふたつの場所にいたいのなら、テープレコーダーを借りてくる―優秀な右腕に「まかせる」ことを学ぶ
自分のゲームなら、自分でルールを決める―ちょっとした工夫で大物になれる〔ほか〕



それでは
大きなケーキは人にゆずろう」について
紐解きましょう!



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【紐解き】

■魅力
◇自分
-持っている魅力に気づき、それを生かそう
 
◇見た目
-見た目が現実をつくる
 それを忘れずに
  
■状況
◇最悪
-最悪な状況ほどチャンスになる
 
◇目標
-自分の中で目標をはっきり頭に描く

◇大きなケーキ
-人にゆずる
 自分のケーキはもっとおいしくなる
 長い目でみることが大切

■段取り
◇上手
-成功への近道
 視点を変えることを忘れずに

◇優秀な右腕
-仕事は優秀な右腕に任せることを学ぶ
 
◇ちょっとした工夫
-失うもの何もない
 発想と挑戦を
 
◇拡大
-ためらわない
 人材はまず雇う
 枠は後でも
 
-限界は設定しない

■外で遊ぶ
◇楽しむ
-仕事を楽しめる

-幸せな人ほどいい仕事をする

-笑うこと楽しい
 嫌えなくなる
 
◇アイデア
-常に外にある

◇遊ぶのに抵抗
-抵抗している人ほど
 楽しみを必要としている

◇チャンス
-遊びの中のチャンスほどものにする

■トラブル
◇ひさかに
-起きる
 失敗など
 
-クラブハウスが静まりかえるときはトラブルが起きている

■準備
◇怠らない
-自身の源になる
当然時間がかかるもの

-自分を疑う

-即興なんてありえない

■利益 
◇利益に繋がらない人材
-ばっさり切る
 もしくはマスコットとして置いておく

◇危機的状況
-ピンチの時にはトップ自らが立つ必要がある

■もうダメだ 
◇母親業
-辞められない職業
 更に10%頑張って耐えたときこそ得られるものがある

◇イチかバチか
-革新
 即座に行動に移す
 
-誰でもいいアイデアはもっている
 実行できるかが違いを生む

◇そこにいる権利
-他人のなわばりに乗り込む
 
 道なき道を作る
  
■自分 
◇恥じない
-いつだって自分らしく

-できるという思いは実現する


【感想】


の本の
何がいいというと

他の成功本より温かみがある。

なんだろう…ロールモデルが母親だからなのかな?

本書内で例えられている
本書内の例えがすごく身近なんですよね

冒頭の自分の持っている魅力に気づいて

ということですが

著者の方は所謂、「貧乳」のかたらしく

でもそれがすべてじゃない。

だったらリボンをつけて着飾ったり
欠点をみるのではなく

自分の持っている魅力を十分に引き出そうよ!

ってことが書いてある。

これは、僕は男ですがなんとなくわかる。

別に巨乳が好きな男性は多いかもしれませんが
そこばかり気にする男性ばかりじゃないですしね…

そんなマイナスのことばかり見ているよりも
自分が伸ばせるだろう
というところに特化して
プラスの部分を延ばしていったほうが
楽しいですよね。

タイトルの大きなケーキは人にゆずろう
という部分に関わるエピソードは

目先のお金をとるか、将来性のある友をとるか
という条件の比喩なのですが

これもバーバラさんの実体験で
あの時お金をとっていたら成功はなかったという
体験をもとに書かれているので真実味があるし

目先に捉われてしまうのではなく
「本質」をみなくてはいけないなと思いました。

さて
日常生活から学ぶ成功方法とはという
ことについてですが

普段の生活をいかに段取り上手に生活するか
ということが大切なのだと思う。

これはビジネスと生活とを分けている人に
もっとも考えてもらいたいもので

例えば家事、
一人暮しの方で食事を外食で済ませてしまうというのは
自己投資としては全然ありだと思いますが

その浮いた時間を上手く使わないのであれば
自炊などして経験値を貯めたほうがよっぽど
自己投資につながるのかなって思います。

料理するということも
直列の処理だけではダメで
必ず並列の処理が必要になります。

野菜を切っている間におなべのお湯を沸かして
とか

そういう些細なことかもしれないですが
結局
自分の時間という一番貴重な対価を支払っているには
変わりないので

常に「段取りをもって生活してみる」という視点は
大事なことですね。

生活から学ぶ成功術のような本なので
非常に読みやすくためになる本でした。
挿絵などが可愛かったりポイントです。

ただし、2008年10月現在
amazonで品切れ状態が続いています。
私もたまたま中古で定価で売っていたので購入できましたが
プレミアなどついている可能性もあるので定期的にチェックが必要かもしれません。

大きなケーキは人にゆずろう―お金持ちになるための“母の教訓”

「大きなケーキは人にゆずろう」から得た
【修寛化】
・段取りのある生活を
 生活も時間を使うものと心得
 効率よく無駄なく過ごせるように意識し
 実践していく
 
・準備を怠らない
 目標は即興では不可能
 常に意識して時間をかけて準備をしよう
 
・自分のたな卸し
 自分は何を持っていて
 何ができるかのたな卸しをする。
 そして長所となることをまずは伸ばそう。

 

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最後まで、お付き合い頂きありがとうございました。



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Posted by hiro at 23:59│Comments(2)  
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コメント一覧

1. Posted by sugiyuzu   2008年10月21日 05:22
この本、すごく気になってしまいました!
確かに本屋さんで見たことない気が・・・
>常に「段取りをもって生活してみる」という視点
私も料理しますが、本当に段取り8割ですね。
(言いすぎか?!)
普段とは脳を使う場所が違うのか、とてもスッキリした気持ちにもなれます。
一人暮らしで自炊を続けられるのは素晴らしいことです。
2. Posted by hiro   2008年10月22日 11:46
>sugiyuzuさん
そうなんですよね、なかなか手に入らなくって、私も半年がけでやっと会うことができました。(amazonでの定期観測は結構大事かもしれないです。)

料理8割段取りというのはわかります!
ビジネスと生活とを分ける必要はないのかもしれないですね。
自分という会社の上では。

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