役立つ社員になるための5つの方法 - 429 東大卒でも赤字社員 中卒でも黒字社員 ?会社が捨てるのは、利益を出せない人:あなたの人生が勇気に満ち溢れる555冊の多読成功術
あなたの人生が勇気に満ち溢れる555冊の多読成功術 ⇒ 読書役立つ社員になるための5つの方法 - 429 東大卒でも赤字社員 中卒でも黒字社員 ?会社が捨てるのは、利益を出せない人

2010年10月17日

会人になって
学歴は必要か必要じゃないかと考えると
まぁ、あったほうがいいかもしれないけれど
すべてじゃないな、ビジネスセンスは学歴じゃないなぁ
と思える機会が多くなります。

今回の本
4766710967


東大卒でも赤字社員 中卒でも黒字社員 ?会社が捨てるのは、利益を出せない人[新書]


[詳細はAmazonで⇒]


83年会のエース督促OLさんより献本頂きました。
ありがとうございます。

ビジネスにおいて役に立つのは学歴の高さではなく
会社に利益をもたらすか、もたらさないか

つまり、あなたの存在価値が会社を黒字にしているかどうか。
さて、あなたは黒字社員でしょうか、赤字社員でしょうか。



【目次】
1章 3人に1人は赤字社員 その1人は一瞬で見抜ける
2章 会計に強い、でも利益を出せない人
3章 この30分で赤字社員が黒字社員に変わる
4章 ワンランク上の黒字社員はここまで考える
5章 あなたの「活躍度」診断、「リストラ度」診断


【書感】

の項目が
2個以上チェックできる人はどうやら本書を読む必要がありそうだ。
□「かなり」や「少し」といった言葉をよく使う
□「業界別・給料全比較」などの特集記事に目がない
□「会計本」を読んだが、仕事への活かし方がわからない
□仕事は「気分が乗ったもの」から取りかかる
□会議で自ら発言することはほとんどない
□根拠はないが、自分の会社は「潰れない」と思う
□ドンくさい新人は、辞めればいいと思う
□自分の給与なら「会社にいくら必要なのか」知らない
□自社の「ビジネスモデル」を答えられない
□会社の利益をあげる方法を10個言えない
僕の場合
仕事は「気分が〜、会社の利益をあげる方法〜と2個チェックが入ったので
どうやら本書を読む必要性がありそうだ。

◆4つのジンザイを知る

会社側からしたら雇う人たちは
ジンザイなわけだ。
ただ、著者はジンザイにも4つあると書いている。
1.人財=文字どおり、会社の財産。自ら進んで何事にも取り組み、会社の宝となる人
2.人材=会社の付加価値の材料となる。言われたことをきちんとこなし、役に立つ人
3.人在=ただ存在しているだけ。いてもいなくても会社には影響がない人
4.人罪=存在自体が罪。ネガティブな発言で、周囲に悪影響をもたらす人
マトリクスは以下のようになる。

さて、胸に手を当てて考えて欲しい。

そもそも、"人罪”のような人は本書のような本を読んで考えないだろうけれど
“人在”になっているなぁと自覚がある人は“人材”になれるように
“人材”な人はもちろん“人財”を目指すように考える必要がある。

じゃあどうワンランク上を目指すかは簡単で、
チェックが入らないような人を目指すべきということになる。


ただ、それで終わってしまっては身も蓋もないので、
赤字社員の傾向と、会社があなたに何を期待しているか、ということ
じゃあ黒字社員になるにはどうすればいいんだという3点を記載しようと思う。

◆赤字社員の傾向を知る

赤字社員、人在な人は傾向を知るところから
まず始めることが大切で、それを知って自分を客観視する必要が出てくる。

例えば冒頭の選択肢で「かなり」「少し」といった言葉をよく使う人は赤字社員
と書かれている。

何がまずいのか?

営業を黒字社員と赤字社員にさせた場合の例が以下のように書かれていました。

赤字社員は
“「かなり」回りましたので、見込みは「少し」は期待できそうです。
前月よりは、かなりいい感じなので・・・”

なんていう具体性がない漠然的な回答。

一方黒字社員は
“今日は2件商談に行き、1件は40万円の契約を、もう1件は相見積もり中で時間がかかりそうです。
飛び込みで10件訪問した結果3件話を聞いてもらえ、2件は見込みがありそうです。”

と具体的に報告している。

数字で発言するというのは、相手を納得させるための武器に確かになる。
漠然と「かなり、たくさん、少し、ちょっと」と報告してしまうと
う〜ん、本当に出来ているのだろうか、と聞き手側は疑問に思ってしまう。
ちょっとしたことを意識するだけでこれだけ変わっていくわけです。

また、会社の利益をあげる方法を10個言えるかと、聞かれるとやっぱり
ちょっと考えないと10個はポンと出てこない。
これは自分自身も意識不足だなと感じてしまった。いつでもネタを考えておけば
引き出しが多くなるので、やっぱり発言ができたりと色々なプラスの要素につながっていく

・・・反省すべきことだなと。


ただ、逆にこれはどうなのかと考えさせられるものもある。
仕事は「気分が乗ったもの」から取りかかる
というのは、いけないことかな?

優先度を差し置いて、気分が乗ったものを選択するのはありえないけれど
優先度が同じくらいであれば考えて進まないよりも、手を動かせば進むものに
手をつければいいのではと思うのだけれど。動いている間にも考えられるのでは
と思ってしまうのだけれどね。

◆会社があなたに期待する数値を知る

「平成20年分民間給与実態調査」によると1年を通じて
勤務した給与所得者の一人当たりの平均給与は430万円だそうだ。
(男性は533万円(平均年齢44.5歳)、女性は271万円(平均年齢44.3歳))

つまり、40年×533万円=2億1320万円が
採用時に期待される会社側の投資額なわけだ。

しかしながら今のご時勢、40年続く会社なんて何社あって
40年勤続する人が本当にいるだろうか・・・という疑問が起きる。
なので、これで見積もると会社側もちょっと考慮不足じゃないの?
と疑問が湧いてくる。

40年分を意識する必要はないかもしれないけれど
10年というスパンで考えても5330万円という期待値になるから
あなたがこれだけの期待値で雇われていると
コスト意識はすべきである。

◆5つの意識のしかた

今、赤字社員だなとお嘆き気味のあなたも大丈夫
今、赤字社員だからといって考え方一つで変わっていく。
著者は次の5つを意識することが大切だと書いている。
1.時間管理→ムダな時間をなくし、時間当たりの生産性を意識する
2.貢献→顧客のため、会社のため、部署のためという貢献を意識する
3.強み→会社の強み、部署の強み、自分の強みで、顧客、会社、組織に貢献する
4.優先順位→どの仕事に力を入れるか?真っ先にやるか?など優先順位を考える
5.成果(利益)→会社の利益につながる意思決定をする
この5つを意識する。
特に1、4は常日頃でも意識できるので特に強化していくべきポイントではないだろうか。
無駄なネットサーフィンをやめるとかでもいい。僕には、私には、優先順位がある・・・と。

また、貢献、強みに関しては、貢献貢献貢献なんて考えずに
なんでこういう仕組みになっているんだ、もっと効率よくできるのでは
と小さな疑問を持つことからはじめればいいのではないだろうか。


学歴がないからと落胆していれば、そのまま本当に底辺のままだし
学歴あるからと油断していれば学歴がなくても、
考えて行動している人に
気づいたら追い抜かされているだろう。

まぁ学歴ある人、特に東大卒のような人にしっかり
考えられたら太刀打ちできないかもしれないけれどね。


具体的な手法は仕事仕事それぞれなのでなかなかイメージし辛い部分もあるが、
例題が本書には豊富に乗っているので是非そちらで確認して欲しい。

意識をちょっとでも変えていくと、自ずと行動にもつながっていく。
まずは精神論かもしれないけれど、意識して行動するように心がけてみてはどうだろうか。
それだけで、人在が人材になっているのではないかな。


4766710967


東大卒でも赤字社員 中卒でも黒字社員 ?会社が捨てるのは、利益を出せない人


[詳細はAmazonで⇒]






【後記】

昨日は83年会六本木のルイーダの酒場へ行ってきました。

ドラクエファンにはたまらないところです。

オススメは
スライムがあらわれた!

(スライム肉まん)



ギガンテスのこんぼう


などが印象的でした。(味的にも見た目的にも)

こういうビジネスモデルはうまいよね
オタクを囲い込む的な意味で・・・


twitterやってますのでお気軽にfollow me↓


Presented by hiro
ブログトップへ戻る

Posted by hiro at 05:55│Comments(2)  
読書 | このエントリーを含むはてなブックマーク | |

スポンサーリンク



トラックバックURL

コメント一覧

1. Posted by 香川晋平   2010年10月17日 08:14
hiroさん、はじめまして。

「東大卒でも赤字社員 中卒でも黒字社員」
著者の香川晋平です。

拙著をご紹介頂き、本当にありがとうございます!

とても勉強になるブログですね。
読むべき本を選ぶ際の参考になります。

またブログで勉強させていただきます。

ありがとうございました!
2. Posted by hiro   2010年10月17日 09:22
>香川さん
はじめまして。管理人のhiroです。
著者自らのコメントありがとうございます。

黒字社員になることを意識しなければと
反省させられる点が多く勉強になりました。

ブログが本選びのお役に立てれば光栄です。
こちらこそ、ありがとうございました。

コメントする

名前:
URL:
  情報を記憶:
 
 
 
自己紹介(hiroとは?)

管理人の紹介はこちら



本ブログへのお問い合わせがございましたら⇒コチラへどうぞ
web&ブログ内検索
Google
カテゴリ