28歳になる前に考えておきたい英語とか留学のこと - 464 28歳からのぶっつけ留学成功法:あなたの人生が勇気に満ち溢れる555冊の多読成功術
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2011年01月20日

近ようやく英語を勉強しようという
覚悟が出てきたわけなのだが

そんでもって2011年は28歳という年齢になるわけ。
で、もろタイトルに釣られてしまって購入したのが

今回の本
28歳からのぶっつけ留学成功法 (生活人新書) ,平川 理恵,4140882255


28歳からのぶっつけ留学成功法 (生活人新書)

平川 理恵

[詳細はAmazonで⇒]


といっても留学したい!と思うわけでもなく
英語の勉強の活力剤になればと
気軽に思って読んでみたわけで・・・




【目次】
1 留学の効能
2 余暇とキャリアと英語スキル―すべてモノにする留学テクニック
3 留学の基礎知識
4 コレだけそろえば完璧!入学のための書類と書き方のポイント
5 TOEFLスコアを短期間に上げる裏技
6 留学中の現地術
7 帰国後の再就職
8 幸せな「留学キャリア」の築き方


【書感】

学をしたいとは思わないけれども、海外で勝負したいというのはちょっと思う今日この頃。
今回は27歳頃からもう勉強をして28歳の時に留学して人生を変えたという著者の話。

どんな動機で動いて、留学するには何が必要なのか、また心構え
そんな視点で本書を紐解いてみた。

ぬるま湯から抜けだせ

著者が27歳の時、リクルート社で営業の仕事に就いる中、信頼関係も築き上げ仕事が猛烈にやりやすい環境だったそうです。

あるクライアントの中小企業の社長さんが小さいながら真に国際化を目指しているという姿を生で見たりしたことが後押しになり「この人のように真の国際人になりたい!」と密かに留学を決意したそうです。

思い立ったが吉日、格安航空券でサンフランシスコへ行き
バークレー、スタンフォードなどアメリカの大学に飛び込みでいろいろ見学に行ったそうです。

帰国後、TOEFL(Test of English as a Foreign Language)が必要だという存在を知って120点中30点だったそうです。そこからTOEFLの勉強を始めるのですが、中々スコアは上がらなかったそうです。

が、著者は諦めません。
さざなみのように、押し寄せてくるのです、「ぬるま湯から出て、自分の足で立つ勇気を持て!」と内なる自分が言っているような気になるのです。留学はぬるま湯から出るひとつの理由付けしかないと思いますが、確かに大きな同期になります。
ここから人生で一番勉強したという時期に入り、まず、勉強するための机をちょっと奮発して買ったり、勉強する場所を変えてみたりと色々工夫し、努力し、留学を果たします。

留学といっても大学と大学院では全然方法が違うし、期間もフルで留学するか、手軽に1週間くらい留学するか方法は様々で色々選択肢は本当に様々です。
まぁ、このあたりは本書の肝なので割愛します。

ここらで、なんだ英語至上主義?
みたいに思う方ももちろんいると思います。確かに日本だけで生きていくことは可能でしょう。
ただ、後述しますが1億というパイの中で働いたほうがいいか、60億のパイの中で働いたほうがいいか
どちらが上に行けるかなどと考えるとやっぱり英語くらいは習得できたほうがいいのかなと思ってしまいます。

これは完全に自己判断なのでオレは英語なんてやらなくたって、一生困らず生きていけるわと思う方はそれはそれでいいと思います。

要は何を選択するか、何に覚悟を置くか、溢れるような情動を味わいたくないか等の本人の意思が一番大切なのではないでしょうか。

留学準備は人生の棚卸し?

英語圏の大学は入試試験というものは無く留学するための必要書類を提出すると入学できる。
必要な書類は
1.願書
2.英文履歴書(レジュメ)
3.エッセー
4.推薦状
5.最終学歴の英文成績証明書・英文卒業証明書
6.TOEFLスコア
7.GRE・SAT・GMATなどの各種テストスコア
8.財政証明書(銀行の残高証明書)


「エッセー」「推薦状」って? 何書くの?
と気になる方もいると思いますが、
「エッセー」は英語力を問われるというよりも「Unique」さが問われるようです。

ユニークであることは人と違ってとてもいいという評価で、このエッセーでは自分の現在、過去、未来を書いた、売り込み文を書く。

例えば、英語が得意で独学でTOEIC975点を取得した女性の例では、結婚後英語塾が開きたい
その為に勉強したい。という目標だったのですが、それではいまいち弱かったので
小学校への英語教育導入をにらんで、日本の英語教育に変革を起こしたい、その為にアメリカ大学院で英語教授法を修得したい。というのを長期の目標とし、短期では英語学習の基礎作りをしている機関で働くというふうに書いたそうです。

ポイントは実際に将来うちに来てくれたら活躍してくれるのだろうなと審査員に思わせること まぁ、これは留学に関わらず、大切な事だと思います。

「推薦状」つまり、第3者からの出願者の能力保証をしてもらう、というのが必要になってくる。通常の大学院であれば1通ではなく2〜3通必要。

これだけであぁ無理と思ってしまうかもしれないが、そんなことはない。
まず1通目は大学の教授から。アカデミック的にすばらしいかどうか書いてもらう。
それから職場の上司に1通、その他にエッセー内に出てきた人物から1通もらうというのがセオリーらしい。

ただ、英語で推薦状を書いてくれる人なんていうのは9割9分いないので、
自分で英語の文を考えて、教授や上司にサインしてもらうなんていう荒業も可能なようだ。

「エッセー」だったり「推薦状」だったりと、今までの自分、これからの自分という視点が非常に大切になってくるわけだ。
つまり、これらを集めるには自分の棚卸をする必要があるということである。
なので、自分を見つめ直すにはいい機会になるのは間違いないことだろう。

勇気を持つことの大切さ

著者が留学をしてから思う一つのこととして
「後悔しない人生を送っている」
「しなくて後悔」よりも「して後悔」したほうがいい。
今の日本、なんだか元気がない。特に私と同年代の30代にうつ病が多い、なんていう新聞記事を読むと、なんだかいても立ってもいられない気持ちになります。しかも、日本はこんな豊かな国なのに。年間3万人以上もの人が自殺する。ということは、1日100人近くも自らの命を絶つ。本当に胸が締めつけられるような思いがします。
 自分の今置かれている状況だけに着目し、視野を狭くしてしまうと、上司の悪口でも言いたくなってくるでしょうし、文句の一つでもボヤきたくなるでしょう。それは私もわかります。でも、外に目を向けたら、そんなことはどうでもいいことで、思ったよりも大したことないことで、何も生み出さないということに気がつきます。
 私も留学をして、「ああ、こんな世界があるんだ!」と感動しましたし、「なんだか広い視野を持たないとなあ」「毎日ぼやぼや生きていられないなあ」とか思いました。そう、外を向くツールとして考えてほしいのです。
この考え方は納得出来るし
私は日本でもその考え方をしているぜ!
という人は気にする必要はないのかもしれないけれど。

どうしても「狭い考え」に収まってしまうということが、狭い考えを持つ集団にいる伝染りがちになってしまう。

そうではなく、会社も政府も結婚相手も頼っていてはそれが安泰になることなんて今の世の中ありえない。

そして英語という武器を身につければ以前紹介したこの本にも書かれているけれど、日本語の情報よりもより広い情報にアクセスができるようになる。
こうなれば「狭い」考えを一気に広げることだって、あっこんな生き方もあるんだ
って考えを変えることができるのでないだろうか。(そういう意味で英語は自由へのパスポートなんて表現が本書ではされている。)

頼れるのは「自分自身」、自力本願になってどんな事態になっても立ち向かっていく勇気を持つ
ということがアメリカンドリームという理念、その中に生きているアメリカをはじめとする英語圏には溢れている活力で
それを生で感じるチャンスなのかもしれない。

●最後に

という訳で留学するかしないかは別として、人生は「自分自身」の手で切り拓いてということは確かである。
最近iTunes Uから2005年のSteve JobsのStanfordの講演をiPhoneに落として聞いているのだが
その中でJobsが語っている(病気療養に入り心配であるが)
Your time is limited, so don't waste it living someone else's life. Don't be trapped by dogma, which is living with the results of other people's thinking. Don't let the noise of others' opinions drown out your own inner voice, heart and intuition.
限られた人生の時間の中、世間の目は気にしてはいけない。
自分の声、心、直観を信じて勇気を持つことが必要なのかも知れないです。

どちらにしても「広い視野」というのは必要だと思うので
世界に飛び出るのを恐れずに、自分の刃を研ぎ澄ましていかなければね。

28歳からのぶっつけ留学成功法 (生活人新書) ,平川 理恵,4140882255


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【後記】

現状の自分もちょっと「ぬるま湯」状態になってしまっているなぁと
確かに大きな仕事などに関われる立場になってきているのだが、
「今の会社で一生」と考えるとゾッとしてしまう。

そろそろ28歳。
今年はそんな現状に甘えないhungrymindで
英語をしっかりものにしてBusinessで使えるように頑張るぞ!!



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