2012年01月18日
従来、読書は先人の力を借りるのに使ったり
楽しむために使ったりと基本的には「個」の中に限定された手段である。
今回の本

つながる読書術 (講談社現代新書)
日垣 隆
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では、そんな読書が読んだだけでなく「みんなでおもしろがる」「みんなで役立てる」「知的コミュニケーションのための読書」が可能になるといっているのが本書だ
まぁ、そもそもブログでこうやって本を紹介していくのも個からの広がりであって(いやそんな大義名分みたいなことはちっともないけれど…。)
各々変化していっている読書だが、つながる読書とはいったい?
楽しむために使ったりと基本的には「個」の中に限定された手段である。
今回の本

つながる読書術 (講談社現代新書)
日垣 隆
[詳細はAmazonで⇒

では、そんな読書が読んだだけでなく「みんなでおもしろがる」「みんなで役立てる」「知的コミュニケーションのための読書」が可能になるといっているのが本書だ
まぁ、そもそもブログでこうやって本を紹介していくのも個からの広がりであって(いやそんな大義名分みたいなことはちっともないけれど…。)
各々変化していっている読書だが、つながる読書とはいったい?
【目次】
【書感】
読書方法であったりの本は世に山ほどあるわけで。
今更感もするが、久々にこういう本を読むことで自分の気を引き締めることにつながるかな?とも思えるので読んでみた。
今回は5点ほどピックアップしてまとめてみようと思う。
1 楽しむための読書
2 調べるための読書
3 発想するための読書
4 「自分とは何か」を知る読書
5 問題解決のための読書
6 行動のバネにする読書
7 考える力をつける読書
結局は「生きるため」に読書をするといっても過言ではないと思うのだが、娯楽的に扱えたり、物事を調べるのに使えたり、写真集やマンガなどからふと発想が生まれたり、自分の人生指針が見つかったり、故きから学んだり、ヤル気を出すためだったり、自分の意見をもつためだったりと読書といっても様々な使い方があるわけです。
詳細は今回は書かないが、確かに色々な角度で物事を考えたり、視点にたてたり、亡くなっている人の本を書いた時代背景を考えたりするとより濃密な読書体験ができるのではと個人的には感じる。
読書をひと括りに読書と括って離れているのはもったいない気がする。
眠くなるなんていう人はもうちょっと単純に考えて著者の読み方を真似てポイントを絞って読書すればいいのかもしれない。
そのポイントはそんなに難しくない。次の通りである。
10箇所おもしろいと思うポイントをみつける
「人と話したい」「自分で考えたい」というテーマや問題3箇所
「許せない、これは違うと言っておきたい」1箇所とこれであれば自ずと14箇所もポイントがつく
楽しむための読書であれば時間を気にする必要はないが、それ以外であれば時間を絞って、必死になってポイントを探すというのも良い手段かもしれない。
すべてをすべて読む必要はないと色々な読書術の本に書かれているが、こういうことを意識すれば「考える」という行為は行われているので有意義に本を使えるのではないだろうか。
(自戒もこめて言うが楽しむ以外の読書はこの方法効果的だわな〜と思う。)
大切なのは「自分の知」であって
あなたの意見はと問われたときに
「いいと思います」「我が意を得たりです」「すばらしいやり方なので、さっそく取り入れたいです」ではあまりに陳腐で芸がない。
まずは自分の考え、意見を付与して意見をつくり「自分の知」にしていく訓練をしなければならないわけである。
無謀な計画を立てて、読まざる終えない状況に追い込み逆算してこなしていくというというのも乱暴だが効果的な手法と書いてある。
無謀な計画というのは確かに大事で自分の場合にも以前の目標の時はがむしゃら読んでがむしゃらアウトプットしていたなぁなんて感じる。
555冊という目標はいいのだけれども、きちんと期限というものを設けないといけないなぁというのはつくづく感じる次第で…。
ブログやメルマガ、またはFacebookなどで本の感想に対していいね!を押すことも立派なソーシャルリーディングだが、やっぱり生の本を生の声で共有していく読書会は楽しいわけで、自分も仕事の忙しさをいいわけに読書会を何回か潰してしまっているが(本当に参加してくださった方には申し訳ない。)やっぱり強制力の働く場があると本を読むし、Shareできたりする。
ということで人数は集まるかわからないけれど、自分の意見を述べれる読書会というのをもう一度やってみたいななんて感じる。ちょっと仕組みは考えなおさなけりゃイカンけれどね。
というリストが書いてあったので、その中から5冊程気になった本をピックアップして今回は終わりにしたい。
・利己的な遺伝子
絶賛積読中…。分厚さとハードカバーがネックになっているがさっさと読もう。

・独学のすすめ
基本学習は独学だと個人的にも思っているのでちょっと惹かれるタイトル。

・集中力
集中力の向上ってむつかしい。
羽生善治の決断力 もあわせてよみたいところ

・愛は脳を活性化する
思わずタイトル買いしてしまいたくなる本書
愛が脳を活性化するのだろうかと疑問をもってしまったり。

・司馬遼太郎全講演
司馬遼太郎の講演全5冊はおもしろい!なんて書いてあったのでちと気になった。

本書内で古典を薦めていたけれど
リストにないのはなんでだろうというのは要らぬ心配かな?

つながる読書術 (講談社現代新書)
日垣 隆
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【後記】
本当であれば楽しむ読書ばかりをしていたいのであるけれども、
そうも言っていられないのも現実。
読書の他にもやらなければいけないことは山ほどあるわけで。
でも読書は止められない。
読書は血に肉にしたいって気持ちを忘れずに日常にうまく取り入れていきたいなぁ
なんて思う。それも個で終わらせていては面白くないから。
今年は読書も強制力を使ったりして工夫していこうと思う。
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第一章──仕込みとしての読書術 選別力と読解力の基礎トレをする
第二章──知的体力を鍛える読書術 おもしろい読書で、激しく脳を活動させる
第三章──書いて深める読書術 読書で得た知識を「自分のネタ」に変換する
第四章──話してつながる読書術 読書を介したネットワーキングを構築する
第五章──電子書籍時代の読書術 電子書籍と紙媒体の共存共栄は当然
付録──読まずに死ねない厳選一〇〇冊の本!
【書感】
読書方法であったりの本は世に山ほどあるわけで。
今更感もするが、久々にこういう本を読むことで自分の気を引き締めることにつながるかな?とも思えるので読んでみた。
今回は5点ほどピックアップしてまとめてみようと思う。
■読書の種類
何のために読書をするだろうか?読書は読書だろう?と考えるかもしれないが著者流に言うと読書は7種類あるとあげている1 楽しむための読書
2 調べるための読書
3 発想するための読書
4 「自分とは何か」を知る読書
5 問題解決のための読書
6 行動のバネにする読書
7 考える力をつける読書
結局は「生きるため」に読書をするといっても過言ではないと思うのだが、娯楽的に扱えたり、物事を調べるのに使えたり、写真集やマンガなどからふと発想が生まれたり、自分の人生指針が見つかったり、故きから学んだり、ヤル気を出すためだったり、自分の意見をもつためだったりと読書といっても様々な使い方があるわけです。
詳細は今回は書かないが、確かに色々な角度で物事を考えたり、視点にたてたり、亡くなっている人の本を書いた時代背景を考えたりするとより濃密な読書体験ができるのではと個人的には感じる。
読書をひと括りに読書と括って離れているのはもったいない気がする。
■読書が苦手な人に向けての読み方
どうしても読書が続かない。眠くなるなんていう人はもうちょっと単純に考えて著者の読み方を真似てポイントを絞って読書すればいいのかもしれない。
そのポイントはそんなに難しくない。次の通りである。
10箇所おもしろいと思うポイントをみつける
「人と話したい」「自分で考えたい」というテーマや問題3箇所
「許せない、これは違うと言っておきたい」1箇所とこれであれば自ずと14箇所もポイントがつく
楽しむための読書であれば時間を気にする必要はないが、それ以外であれば時間を絞って、必死になってポイントを探すというのも良い手段かもしれない。
すべてをすべて読む必要はないと色々な読書術の本に書かれているが、こういうことを意識すれば「考える」という行為は行われているので有意義に本を使えるのではないだろうか。
(自戒もこめて言うが楽しむ以外の読書はこの方法効果的だわな〜と思う。)
■先達に学ぶ近道
読書の「おもしろさ」が何通りか本書に紹介されているが「人生の先達に学ぶ近道だからおもしろい」というのには共感できる。トップランナーのノウハウをいち早く読み、そこに自分の考えを加えていく。これが効率よく成果を上げるための読書です。その意味で、読書とは人生の先達に学ぶ近道と言えるでしょう。生きているトップアスリートが出しているような本というものを毛嫌いしてしまう傾向が自分にはあるが、現存している人がどう努力しているかというのが伝わることではあるので、読書にはひねくれず素直に正確に理解するということが大切、ただし鵜呑みにしているだけではそれはやっぱり他人の知のままで終わってしまうので「自分の知」にはならない。
しかし、暗記するかのごとき「丸呑み読書」をしていたら、おもしろくなりません。マニュアル本も、実用書も、スポーツや料理の本も、せいぜいアウトラインをつかむ程度に読んでおくようにしましょう。体験するプロセスで、自分のオリジナルを付け加える余地を残しておく、ということです。
大切なのは「自分の知」であって
あなたの意見はと問われたときに
「いいと思います」「我が意を得たりです」「すばらしいやり方なので、さっそく取り入れたいです」ではあまりに陳腐で芸がない。
まずは自分の考え、意見を付与して意見をつくり「自分の知」にしていく訓練をしなければならないわけである。
■30代までは無謀な量を
読書は年を取ると共に減っていくもの。というのが一般的であるそうで(自分は間違いなく増えると思うけれどね。)無謀な計画を立てて、読まざる終えない状況に追い込み逆算してこなしていくというというのも乱暴だが効果的な手法と書いてある。
無謀な計画というのは確かに大事で自分の場合にも以前の目標の時はがむしゃら読んでがむしゃらアウトプットしていたなぁなんて感じる。
555冊という目標はいいのだけれども、きちんと期限というものを設けないといけないなぁというのはつくづく感じる次第で…。
■読書会をしよう
読書を習慣にするための「ソーシャルリーディング」は読書会が手っ取り早いと本書に書かれている。ブログやメルマガ、またはFacebookなどで本の感想に対していいね!を押すことも立派なソーシャルリーディングだが、やっぱり生の本を生の声で共有していく読書会は楽しいわけで、自分も仕事の忙しさをいいわけに読書会を何回か潰してしまっているが(本当に参加してくださった方には申し訳ない。)やっぱり強制力の働く場があると本を読むし、Shareできたりする。
ということで人数は集まるかわからないけれど、自分の意見を述べれる読書会というのをもう一度やってみたいななんて感じる。ちょっと仕組みは考えなおさなけりゃイカンけれどね。
●最後に
本書の中で著者が「読まずに死ねない厳選100冊の本!」というリストが書いてあったので、その中から5冊程気になった本をピックアップして今回は終わりにしたい。
・利己的な遺伝子
絶賛積読中…。分厚さとハードカバーがネックになっているがさっさと読もう。

・独学のすすめ
基本学習は独学だと個人的にも思っているのでちょっと惹かれるタイトル。

・集中力
集中力の向上ってむつかしい。
羽生善治の決断力 もあわせてよみたいところ

・愛は脳を活性化する
思わずタイトル買いしてしまいたくなる本書
愛が脳を活性化するのだろうかと疑問をもってしまったり。

・司馬遼太郎全講演
司馬遼太郎の講演全5冊はおもしろい!なんて書いてあったのでちと気になった。

本書内で古典を薦めていたけれど
リストにないのはなんでだろうというのは要らぬ心配かな?

つながる読書術 (講談社現代新書)
日垣 隆
[詳細はAmazonで⇒

【後記】
本当であれば楽しむ読書ばかりをしていたいのであるけれども、
そうも言っていられないのも現実。
読書の他にもやらなければいけないことは山ほどあるわけで。
でも読書は止められない。
読書は血に肉にしたいって気持ちを忘れずに日常にうまく取り入れていきたいなぁ
なんて思う。それも個で終わらせていては面白くないから。
今年は読書も強制力を使ったりして工夫していこうと思う。
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