28歳からの「人生黒字化計画」を聴いてきた!:あなたの人生が勇気に満ち溢れる555冊の多読成功術
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2012年02月26日

昨日2月25日は83年会の講演会として
東大卒でも赤字社員 中卒でも黒字社員」の著者である
香川晋平さんにはるばる尼崎からお越しいただき、
人生黒字化計画
というお題で講演を行って頂きました。



どんな感じだったのかという内容は既にすぎさんが
【83年会】公認会計士・香川晋平さんをお迎えしてセミナーを開催しました!
というエントリでまとめてくださっているのでそちらをご覧下さい。

こちらではどんな講演だったかを振り返ろうかなと思います。
それでは、いってみましょう。

■香川さんの紹介ざっくり

●はるばる尼崎から
尼崎の英雄はダウンタウン。天才といえば松本人志というそんな街。
「面白い恋人」をお土産にいただきました

●公認会計士の視点
普通の公認会計士の興味の視点は決算書
もちろんそれも大切だが従業員を見ぬくというところにフォーカスした。
  
●東大卒でも赤字社員 中卒でも黒字社員
→ターゲットは25歳くらいの読者だったが
社長層にハマり、若手に読ませるものとして売れた。

●30歳で転職
オンテックスという塗装会社に転職。利益を追求する会社だった。
面接の時に「キミに給料払ってナンボ儲かるねん」と聞かれ
会計にナンボ儲かるねんというセリフは割りとトラウマになったそうだ。

●本を出してみて…
本を出した結果 → 講演が増えた
関西大学で非常勤講師もされている

■香川晋平さんの28歳からのリアル

資格に走ってしまって、仕事もまさにサザエさんシンドローム

嫌だったけど3年は仕事をしていた。
実務経験3年後も試験があるという理由で。
上から目線が嫌だったが続けていて後輩ができて仕事も楽しくなった。

29歳の時に仕事でホームラン
社内で一番優秀だと思って天狗になりビジネススクールに通いだした。
会社の利益とはなんぞやとか色々考えたが
自分が何の利益貢献ができるんだ。と鼻を折られた。

■転職で使える武器

25歳、26歳くらいの人は「見込み」
30歳くらいを超えてくると頭がいい人、できる人「地頭力」が高い人

頭がいい人には地頭力を鍛えるにも書かれている3つのタイプが該当する。
■「物知り」→知識が豊富
暗記型勉強

■「機転が利く」→対人感性が高い
人間関係でもまれる

■「地頭がいい」→思考能力が高い
問題解決のトレーニング

で、転職で使える武器は
機転が利く
地頭がいい

プラス前職での実績
(裏調査が絶対入るとか)


■頭がイイ人 VS 稼ぐ人

香川さんが最近よくお付き合いされている方で江上治という年収1億円以上のクライアントを50人持っている方がいる。
その方曰く1億稼ぐ人は一言でいうと「イカれている」クレージーさが必要

また、稲盛和夫氏の名言
人生・仕事の結果=考え方×熱意×能力
このうち「能力」と「熱意」は、0点から100点までであるが、
「考え方」はマイナス100点からプラス100点までとなっている。
つまり、正しい「考え方」を持つことが最も重要である。

サラリーマンだって会社にお金をもらっているのだから。
会社に利益を出すこと
得られるのではないかと思う「リターン」を検証しなくてはならない。

収益>費用
にならないと意味がない。


■自分のビジネスモデル

あなたが
「誰に」
「何を?」
「いくらで?」を端的に説明できることが重要である。

誰に
法人とか個人ではなく、一番喜んでくれるようなお客さん
どんなメリットを感じて喜んでくれているか。 
このメリットを20秒くらいで説明できる


■めちゃくちゃ売ってくる営業マンとほどほど売ってくる営業マン

オンテックスの営業はマスコミに叩かれないために、ボイスレコーダーを持っている
それを使って営業マンの分析を行なっていたところ…。
売ってくる営業マンは売りに行く件数はもちろん多い
できる営業マンは全部上限値の価格で決めてくる。

売れない営業マンは商談中に競合の値段を軸に説明してしまう。
対して、売れる営業マンはそこと比べているのか、効果が違いますもん、うちのお客と違いますね
と突き放し、「えっ!?」と驚きを与え土俵を変えて、うちしかないですよと思わせてしまう。

肝心なのは「説明」であり
20秒で説明できると口コミにもつながる
そうするとお客さんが勝手に話して間接営業につながっていく

■目標を達成するために

●デミングサイクル
デミングサイクルには数字を使う
毎日を数値化してPDCAを回してくのが理想

●SMARTの法則
Specific:具体的に
Measurable:計測可能
Agreed Upon:達成可能
Realistic:現実的
Timely:期限が明確

お金と時間の使い方が鍵になる!!

●リカードの比較優位説
比較優位な仕事をすれば使い方次第で大きな違いがうまれる。
提案書作成 データ入力
上司がする場合 10万円 4万円
部下がする場合 2万円 2万円

上司が提案書、部下がデータ入力すれば12万円の利益をうめるかもしれないのに
上司がデータ入力、部下が提案書作成とやると…。

25歳くらいまでは言われたことを確実にやれることが大切。
下へ落とすべき仕事を自分でやってしまう。
価値が薄い仕事は人に任せるという機能をしていかなければならない。

■数字を分析する

比較する
割る
が基本であり重要。

例えば就活をして糞真面目なAさん、アホなBくん

50社エントリーして面接まで行ったのはAさん40社、Bさん2社
両者とも内定0
もう50社行けばいいのか?と質問を受けた場合にしても
二人で全然攻め方が違うのが分かる。

会計士として食えるのは「割り算」
売上の原価率
75%が73%になった。
なんでこの2%が下がるかを疑問に思えることが仕事。

■微差力のインパクト

毎月5%成長するAさん
現状維持のBさん

5年後には、2人の差はどうなっているか。

Aさん1868
Bさん100

劇的になんて変わらない。
微差を大事にするかが成長の鍵である!

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【感想】
久々にセミナーに参加したな〜と思いつつも
やっぱりライブにはライブの良さがあるな〜という実感が持てた機会でした。

でもやっぱりセミナーより1次会、2次会とあった懇親会のほうが
面白いお話がそれぞれの方から聞けたような気がしました。
日々を数字で捉えることは改めて大切だなと思う次第でありました。
(自分はもっともっとcrazyにならなくてはな。)

遠くからお越し頂き講師をして頂いた香川さん、
メインで企画頂いたすぎさん、当日早くから準備頂いたN本さん、
そして参加頂いた83年会メンバー、および皆様
良い時間が過ごせました。ありがとうございました。




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